NHKニュースより引用
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220709/k10013710041000.html
安倍元首相銃撃 奈良県警本部長「警備 問題否定できない」
2022年7月9日 18時50分
奈良市で演説をしていた安倍元総理大臣が銃で撃たれて殺害された事件について、
奈良県警察本部は、9日午後6時から鬼塚友章本部長が記者会見を開きました。
記者会見での鬼塚本部長の主な発言です。
「警護 警備に関する問題あったこと否定できない」
「このような重大な結果が出たことを踏まえ、今回の安倍元総理大臣の警護、警備に関する問題があったことは否定できないと考えており、早急にその問題点を把握し、適切な対策を講じて参る」
「痛恨の極み」
「今回の事件は選挙遊説中の元総理大臣の殺害を狙った極めて卑劣で、許しがたい蛮行で、徹底した捜査による事案の全容解明が急務だ。所要の態勢を構築し警護・警備にあたっていたが、安倍元総理大臣が、銃器様のものを発砲されて死亡される結果になったことを極めて、重大かつ深刻に受け止めていて痛恨の極みだ」
「さまざまな問題について早急に検討 見直しを行う」
「このような重大な結果を招いたことは、警護上の問題があったことは否定できず、態勢なのか、配置なのか、緊急時の対応なのか警護員の個々の能力なのか、どうだったのかについてはさまざまな問題について早急に検討、見直しを行う」
「事前の兆候把握していない」
「それぞれの現場において具体的な状況、聴衆の数、その他、あらゆる条件が異なるので、あの時点において、何か事前の兆候があったとは把握していない」
「警護計画書 目を通し承認したのは当日」
「今回の遊説は、前日に入ったこともあり、通常、ある程度早めに入ってくるような警護の計画と策定の時間は異なっていたが、いかなる状況においても、所要の体制を確認してしっかりとした警護警備を行うのが当然だ。今回、話があってから警護を担当する部局で、状況を確認し、体制を確立し、配置を検討し、警護計画書を作ったという流れになっており、私自身が計画書を目を通し承認したのは当日だった」
「選挙に影響与えないよう対応したい」
「選挙への影響についてコメントする立場ではないが、今回の蛮行が民主社会にとって最も重要な選挙に影響を与えることのないよう必要なことがあればしっかりと対応したい」
「警護計画書 原案通り承認した」
「警護計画書については、警備部門において組織的な検討もなされているので、私が報告を受けた時点で特段の違和感や修正すべき点を感じたところはない。原案通り承認をしたというところだ」
「背後からの脅威への対応 今後しっかりと確認すべき」
「警護警備においては、警護対象者に対するあらゆるリスクに備える必要がある。そうした意味では、正面のみならず、背後、あるいは上空を含めてさまざまなリスクに備える必要がある。今回の警護対象者である安倍元総理大臣の背後を見られる位置からの脅威がどのように高まったのか、それに対する警護の対応がどうだったのかについては、今後、しっかりと確認すべき点だ」
「県警本部長として責任を痛感」
「治安責任を有する県警本部長として極めて重大かつ、深刻に受け止めており、その責任も痛感しているところだ。本部長として、現時点では、まずは事案の真相解明に向けて現在行っている捜査をしっかりと指揮するとともに、今回の事件における警護実施上の問題点の洗い出し、必要な措置などに対応していくことが現時点で私の責任と考えている。今後、事案の全容を解明し捜査を尽くすことが亡くなった安倍元総理大臣に対する最大の弔いであり、県民の皆様に対する最大の責任である」と述べました。
「最大の悔恨、痛恨の極み」
「今回の事案が11時30分すぎに第1報が入り、事態が、明らかになるに従い、その状況の深刻さ、私自身も平成7年に警察官を拝命して、27年あまりの警察官人生での最大の悔恨、痛恨の極みだ。責任の重さを痛感している」
**********
安倍晋三さんを死なせたのは誰だ
7/9(土) 18:12配信
FNNプライムオンラインより引用
7月8日昼前に安倍晋三元首相銃撃の一報が入った後、心肺停止の情報、「ドーンドーン」という銃撃音、
安倍氏が倒れている映像などが次々に入ってきて、胸の中に重い塊が入っているような苦しさを感じた。
午後3時前に遊説から急きょ東京に戻り、
「ぶら下がり」取材に応じた岸田文雄首相が涙ぐんでいるように見えたので「やはりダメなのか」とわかった。
テレビの映像や音声がつらくて、何か救いを求めるようにネットを見ていたら、
評論家の八幡和郎さんが「アゴラ」というサイトに「安倍狙撃事件の犯人は反アベ無罪を煽った空気だ」という文章を載せていたので読んでみた。
「安倍をたたき切れ」
八幡さんは「狙撃事件の犯人がいかなる人物かはあまり重要でない」とした上で、
「安倍晋三氏については、特定のマスコミや有識者といわれる人々が、テロ教唆と言われても仕方ないような言動、
報道を繰り返し、暗殺されても仕方ないという空気をつくりだしたことが事件を引き起こした」と解説していた。
八幡氏は「安倍をたたき切れ、といったものもいた」「国会で狂ったように憎悪を煽った議員もいた」「ヒトラーにいわれなく例えた市民運動家と称する人もいた」と具体例を挙げていた。
僕の胸につかえていたのはこれだった。安倍氏をこれまで口汚くののしってきた人たちが「無事を祈ります」と言うのを聞くのが苦しかったのだ。
午後4時ごろだったろうか、安倍氏をよく取材している元TBSの山口敬之さんがFacebookに「安倍さんがお亡くなりになった」と投稿した。
間違いないだろう。そして昭恵夫人が病院に入った直後の5時3分、安倍氏の死亡が確認された。
警備は甘かったのか
今回、警視庁のSPや奈良県警による警備が甘かったという批判があるが、3月に札幌地裁で出た判決を思い出した人は多いはずだ。
安倍氏の札幌での選挙演説中に「安倍辞めろ」とヤジを飛ばし警官に制止された男女が「政治的表現の自由を奪われた」と訴えて勝訴したのだ。
たとえ明らかに演説妨害に見えるヤジであっても「表現の自由」であるならば、街頭演説における警備というのはやりにくくなるだろう。
あの判決以来、現場で警官による職務質問が減っているという話を聞いたことがある。
今回も容疑者がふらふらと近づいてきた時に、なぜ現場の警官が職質しなかったのか不思議だった。
もしそういう「空気」があるとしたらこれは極めて危険なことだ。
安倍氏は首相時代に演説の妨害が続いたため遊説日程を公表しないこともあったが、退任して2年近くがたち、最近は予定を公表していた。
「闘う政治家」だった安倍氏に対しては攻撃もまた激しかったが、中には「許さない」とか「死ね」とか明らかに常軌を逸したものもあった。
そしてそうした言動に対して私たちは「ダメだ」とはっきり言ってこなかったのではないか。
岸田首相は「卑劣な蛮行は許せるものではない」「決して暴力には屈しない」と言ったがそんなことは言われなくてもわかっている。
私たちが苦しんでいるのは、日本という国が、この社会の空気が、安倍さんを殺してしまったのではないかということなのだ。
【執筆:フジテレビ 上席解説委員 平井文夫】
************
安倍元首相の死は、残念でなりません。
首相がコロコロ変わると言われ、世界中から相手にされていなかった日本が、
安倍長期政権によって、G7でセンターに案内されるまでになった。
やられっぱなしだった韓国に対し、
日本の政治家として初めて強い態度で挑んだ。
そのため、韓国国民の安倍氏に対する憎しみは強く、
安倍暗殺の小説まで出版された。
*************
JCAST ニュース 2014年8月25日より引用
https://www.j-cast.com/2014/08/25213985.html?p=all
安倍晋三首相(59)の暗殺を企て、狙撃に成功するという小説が韓国で大人気になっている。
日本の初代内閣総理大臣・伊藤博文を暗殺し、韓国では英雄視されている安重根が現代に蘇り、
当時と同じ10月26日に中国ハルビン駅で安倍首相を狙うというものだ。
韓国の読者はこの本で歴史が明白になったと感激しているそうだ。
特に喝采を浴びているのは、安が法廷で語る安倍首相暗殺を企てた理由で、
従軍慰安婦問題、竹島問題など「日本の嘘」を暴くシーンだ。
「安倍の妄言を潰すのに十分」「安倍は本当にクソ野郎だった」などと、
現代と当時をないまぜにしながら騒いでいる。
************
中国の危険性を予見し、一帯一路への対抗のため、
東南アジア、オーストラリア、インドとの関係性を強化。
民主党政権がボロボロにした対米関係も、
オバマ、トランプと良好な関係を結び、
尖閣が安保の対象
であることの言質をもらうことに成功した。
平和ぼけしたリベラルの反対を押し切って、
安保法制を整備した。
財政出動を重視し、
株価を8000円台から2万9000円まで上昇させた。
リベラル化(共産化、大衆迎合)しつつあった自民党を
保守政党に引き戻した。
その間、リベラル(理想主義的共産思想 朝日新聞など)からの執拗な嫌がらせに、
体調を崩しながらも、選挙で勝ち続けた。
結論として、
政治家は選挙が全てであり、それが、民主主義である。
朝日新聞は、選挙の度に、
国民が分かっていないから、自民党が勝つのだ
と恨み節を言い続けた。
一報を聞いたときには、
日本の保守化に懸念をもつ勢力が裏でいるのか
と考えたものの、
特定宗教に対する恨みという個人的な動機
を供述しているとのこと。
手製のショットガン。
動画から見るに、5から10メートル付近からの発砲。
1発目は外す。2発目が命中。
SP1名。
奈良県警10数名の警護体制。
爆音と白煙が起きたときに、何が起こっているのか分からず、呆然としている様子。
本来は、
可能性の判断
① 爆発物。
② 銃撃。
対処法
① 抱え込み、身を守る姿勢。
② 安全な場所へ誘導。
前提
爆発物など、ゴミ箱など安全確認。立入り禁止エリアの設定。
近くの聴衆に対し、不審物の所持品検査。
怪しげな行動が見られた場合、隔離。間に合わない場合、射撃。
札幌地裁の判決は、気にすることなく、
対象者の生命身体の安全優先で行動することが、
SPや警察官には求められています。
控訴中なので、おそらく札幌高裁の判決は、破棄される可能性が高いと思います。
*****************
朝日デジタルより引用
道警のヤジ排除訴訟、道が控訴 一審は「表現の自由侵害」原告勝訴
平岡春人2022年4月1日 13時00分
2019年7月の参院選の際、札幌市で街頭演説中の安倍晋三首相(当時)にヤジを飛ばした男女2人を、
北海道警の警察官らが排除したことをめぐる訴訟で、道は1日、
排除によって2人の表現の自由が違法に侵害されたと認めた札幌地裁判決を不服として札幌高裁に控訴した。
3月25日の一審判決は、原告の2人がヤジを飛ばしたとき現場に危険はなく、
警察官による排除は、危険な場合の避難や犯罪予防のための制止を定めた警察官職務執行法の要件を満たさないと判断。
2人のヤジは公共的な表現行為で、警察官らはヤジが安倍氏の演説の場にそぐわないと考え、
「表現行為そのものを制限した」と結論づけ、原告への慰謝料など計88万円の支払いを道に命じた。
道警監察官室は「控訴審で当方の考えを主張する」との談話を出した。
排除は適切な行為だったと認識しているのかどうかについては「係争中なのでコメントできない」とした。(平岡春人)
*****************
アメリカであれば、不審物をもって駆け寄ってきたとたんに、射殺されていると思います。
仮に、ショットガンでなく、カメラであっても、命にかかわるおそれがある以上、
そのような行動をとった者に非がある
と判断されるからです。
30年前のアメリカにおいて、ハロウィーンの衣装で、
誤った家を訪問した高校生が射殺された事件がありました。
悲しい事件でしたが、正当防衛が認められています。
これが、危機意識の違いです。
危険と隣り合わせのアメリカでは、
何かあっては遅い
という意識から、
身を守る権利が強固に認められている
のです。
共産党は、他国が攻めてきても、話合いで解決すればよいと言っています。
そうならないためにも、話合いが重要だと言っています。
自衛隊は違憲であり、解散すべきだと言っています。
ミサイルを撃ち込んできても、二発目を打たせないために、
相手国の基地にミサイルを撃ち込むことは憲法で認められないといっています(敵基地攻撃能力)。
今回のSPや警察の対応を見て、多くの日本国民は、
危機意識を持ったはずです。
日本も、危険とは隣り合わせであるということです。
現に、
大切な子供が、おかしな人に連れ去られて、監禁された上、殺されている。
学校にナイフを持った人がやってきて、無差別に刺している。
自分には関係がない?
同姓同名だったため、身に覚えのないことで、SNSで誤解され、刺されることもありうる。
宗教団体と関連があると勝手に思われ、狙われることもある。
人権保障が行き過ぎると、罪のない人間が犠牲になる。
犠牲になった後では、取り戻せない。
怪しい行動をする人は、射殺されても仕方がない。
ミサイルを撃ち込んでくるような国は反撃されても仕方がない。
日本も現実をしっかり見据えて、
理想主義的な楽観思想では、現実社会を生き抜けない
ということを学び、対策を立てるべきだと思います。
ただ、
国民を目覚めさせるために、犠牲になったと考えたとしても、その代償は大きすぎます。
おそらく、
日本は今後、岸田政権のもと、アメリカと中国に翻弄され、
態度を決めることができず、お金と技術を奪われる
という最悪な方向に向かっていくと思います。
残念ながら、自民党の保守勢力が力を持つことは、かなり難しい状況となりました。
親中派が幅をきかせることになりそうです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220709/k10013710041000.html
安倍元首相銃撃 奈良県警本部長「警備 問題否定できない」
2022年7月9日 18時50分
奈良市で演説をしていた安倍元総理大臣が銃で撃たれて殺害された事件について、
奈良県警察本部は、9日午後6時から鬼塚友章本部長が記者会見を開きました。
記者会見での鬼塚本部長の主な発言です。
「警護 警備に関する問題あったこと否定できない」
「このような重大な結果が出たことを踏まえ、今回の安倍元総理大臣の警護、警備に関する問題があったことは否定できないと考えており、早急にその問題点を把握し、適切な対策を講じて参る」
「痛恨の極み」
「今回の事件は選挙遊説中の元総理大臣の殺害を狙った極めて卑劣で、許しがたい蛮行で、徹底した捜査による事案の全容解明が急務だ。所要の態勢を構築し警護・警備にあたっていたが、安倍元総理大臣が、銃器様のものを発砲されて死亡される結果になったことを極めて、重大かつ深刻に受け止めていて痛恨の極みだ」
「さまざまな問題について早急に検討 見直しを行う」
「このような重大な結果を招いたことは、警護上の問題があったことは否定できず、態勢なのか、配置なのか、緊急時の対応なのか警護員の個々の能力なのか、どうだったのかについてはさまざまな問題について早急に検討、見直しを行う」
「事前の兆候把握していない」
「それぞれの現場において具体的な状況、聴衆の数、その他、あらゆる条件が異なるので、あの時点において、何か事前の兆候があったとは把握していない」
「警護計画書 目を通し承認したのは当日」
「今回の遊説は、前日に入ったこともあり、通常、ある程度早めに入ってくるような警護の計画と策定の時間は異なっていたが、いかなる状況においても、所要の体制を確認してしっかりとした警護警備を行うのが当然だ。今回、話があってから警護を担当する部局で、状況を確認し、体制を確立し、配置を検討し、警護計画書を作ったという流れになっており、私自身が計画書を目を通し承認したのは当日だった」
「選挙に影響与えないよう対応したい」
「選挙への影響についてコメントする立場ではないが、今回の蛮行が民主社会にとって最も重要な選挙に影響を与えることのないよう必要なことがあればしっかりと対応したい」
「警護計画書 原案通り承認した」
「警護計画書については、警備部門において組織的な検討もなされているので、私が報告を受けた時点で特段の違和感や修正すべき点を感じたところはない。原案通り承認をしたというところだ」
「背後からの脅威への対応 今後しっかりと確認すべき」
「警護警備においては、警護対象者に対するあらゆるリスクに備える必要がある。そうした意味では、正面のみならず、背後、あるいは上空を含めてさまざまなリスクに備える必要がある。今回の警護対象者である安倍元総理大臣の背後を見られる位置からの脅威がどのように高まったのか、それに対する警護の対応がどうだったのかについては、今後、しっかりと確認すべき点だ」
「県警本部長として責任を痛感」
「治安責任を有する県警本部長として極めて重大かつ、深刻に受け止めており、その責任も痛感しているところだ。本部長として、現時点では、まずは事案の真相解明に向けて現在行っている捜査をしっかりと指揮するとともに、今回の事件における警護実施上の問題点の洗い出し、必要な措置などに対応していくことが現時点で私の責任と考えている。今後、事案の全容を解明し捜査を尽くすことが亡くなった安倍元総理大臣に対する最大の弔いであり、県民の皆様に対する最大の責任である」と述べました。
「最大の悔恨、痛恨の極み」
「今回の事案が11時30分すぎに第1報が入り、事態が、明らかになるに従い、その状況の深刻さ、私自身も平成7年に警察官を拝命して、27年あまりの警察官人生での最大の悔恨、痛恨の極みだ。責任の重さを痛感している」
**********
安倍晋三さんを死なせたのは誰だ
7/9(土) 18:12配信
FNNプライムオンラインより引用
7月8日昼前に安倍晋三元首相銃撃の一報が入った後、心肺停止の情報、「ドーンドーン」という銃撃音、
安倍氏が倒れている映像などが次々に入ってきて、胸の中に重い塊が入っているような苦しさを感じた。
午後3時前に遊説から急きょ東京に戻り、
「ぶら下がり」取材に応じた岸田文雄首相が涙ぐんでいるように見えたので「やはりダメなのか」とわかった。
テレビの映像や音声がつらくて、何か救いを求めるようにネットを見ていたら、
評論家の八幡和郎さんが「アゴラ」というサイトに「安倍狙撃事件の犯人は反アベ無罪を煽った空気だ」という文章を載せていたので読んでみた。
「安倍をたたき切れ」
八幡さんは「狙撃事件の犯人がいかなる人物かはあまり重要でない」とした上で、
「安倍晋三氏については、特定のマスコミや有識者といわれる人々が、テロ教唆と言われても仕方ないような言動、
報道を繰り返し、暗殺されても仕方ないという空気をつくりだしたことが事件を引き起こした」と解説していた。
八幡氏は「安倍をたたき切れ、といったものもいた」「国会で狂ったように憎悪を煽った議員もいた」「ヒトラーにいわれなく例えた市民運動家と称する人もいた」と具体例を挙げていた。
僕の胸につかえていたのはこれだった。安倍氏をこれまで口汚くののしってきた人たちが「無事を祈ります」と言うのを聞くのが苦しかったのだ。
午後4時ごろだったろうか、安倍氏をよく取材している元TBSの山口敬之さんがFacebookに「安倍さんがお亡くなりになった」と投稿した。
間違いないだろう。そして昭恵夫人が病院に入った直後の5時3分、安倍氏の死亡が確認された。
警備は甘かったのか
今回、警視庁のSPや奈良県警による警備が甘かったという批判があるが、3月に札幌地裁で出た判決を思い出した人は多いはずだ。
安倍氏の札幌での選挙演説中に「安倍辞めろ」とヤジを飛ばし警官に制止された男女が「政治的表現の自由を奪われた」と訴えて勝訴したのだ。
たとえ明らかに演説妨害に見えるヤジであっても「表現の自由」であるならば、街頭演説における警備というのはやりにくくなるだろう。
あの判決以来、現場で警官による職務質問が減っているという話を聞いたことがある。
今回も容疑者がふらふらと近づいてきた時に、なぜ現場の警官が職質しなかったのか不思議だった。
もしそういう「空気」があるとしたらこれは極めて危険なことだ。
安倍氏は首相時代に演説の妨害が続いたため遊説日程を公表しないこともあったが、退任して2年近くがたち、最近は予定を公表していた。
「闘う政治家」だった安倍氏に対しては攻撃もまた激しかったが、中には「許さない」とか「死ね」とか明らかに常軌を逸したものもあった。
そしてそうした言動に対して私たちは「ダメだ」とはっきり言ってこなかったのではないか。
岸田首相は「卑劣な蛮行は許せるものではない」「決して暴力には屈しない」と言ったがそんなことは言われなくてもわかっている。
私たちが苦しんでいるのは、日本という国が、この社会の空気が、安倍さんを殺してしまったのではないかということなのだ。
【執筆:フジテレビ 上席解説委員 平井文夫】
************
安倍元首相の死は、残念でなりません。
首相がコロコロ変わると言われ、世界中から相手にされていなかった日本が、
安倍長期政権によって、G7でセンターに案内されるまでになった。
やられっぱなしだった韓国に対し、
日本の政治家として初めて強い態度で挑んだ。
そのため、韓国国民の安倍氏に対する憎しみは強く、
安倍暗殺の小説まで出版された。
*************
JCAST ニュース 2014年8月25日より引用
https://www.j-cast.com/2014/08/25213985.html?p=all
安倍晋三首相(59)の暗殺を企て、狙撃に成功するという小説が韓国で大人気になっている。
日本の初代内閣総理大臣・伊藤博文を暗殺し、韓国では英雄視されている安重根が現代に蘇り、
当時と同じ10月26日に中国ハルビン駅で安倍首相を狙うというものだ。
韓国の読者はこの本で歴史が明白になったと感激しているそうだ。
特に喝采を浴びているのは、安が法廷で語る安倍首相暗殺を企てた理由で、
従軍慰安婦問題、竹島問題など「日本の嘘」を暴くシーンだ。
「安倍の妄言を潰すのに十分」「安倍は本当にクソ野郎だった」などと、
現代と当時をないまぜにしながら騒いでいる。
************
中国の危険性を予見し、一帯一路への対抗のため、
東南アジア、オーストラリア、インドとの関係性を強化。
民主党政権がボロボロにした対米関係も、
オバマ、トランプと良好な関係を結び、
尖閣が安保の対象
であることの言質をもらうことに成功した。
平和ぼけしたリベラルの反対を押し切って、
安保法制を整備した。
財政出動を重視し、
株価を8000円台から2万9000円まで上昇させた。
リベラル化(共産化、大衆迎合)しつつあった自民党を
保守政党に引き戻した。
その間、リベラル(理想主義的共産思想 朝日新聞など)からの執拗な嫌がらせに、
体調を崩しながらも、選挙で勝ち続けた。
結論として、
政治家は選挙が全てであり、それが、民主主義である。
朝日新聞は、選挙の度に、
国民が分かっていないから、自民党が勝つのだ
と恨み節を言い続けた。
一報を聞いたときには、
日本の保守化に懸念をもつ勢力が裏でいるのか
と考えたものの、
特定宗教に対する恨みという個人的な動機
を供述しているとのこと。
手製のショットガン。
動画から見るに、5から10メートル付近からの発砲。
1発目は外す。2発目が命中。
SP1名。
奈良県警10数名の警護体制。
爆音と白煙が起きたときに、何が起こっているのか分からず、呆然としている様子。
本来は、
可能性の判断
① 爆発物。
② 銃撃。
対処法
① 抱え込み、身を守る姿勢。
② 安全な場所へ誘導。
前提
爆発物など、ゴミ箱など安全確認。立入り禁止エリアの設定。
近くの聴衆に対し、不審物の所持品検査。
怪しげな行動が見られた場合、隔離。間に合わない場合、射撃。
札幌地裁の判決は、気にすることなく、
対象者の生命身体の安全優先で行動することが、
SPや警察官には求められています。
控訴中なので、おそらく札幌高裁の判決は、破棄される可能性が高いと思います。
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朝日デジタルより引用
道警のヤジ排除訴訟、道が控訴 一審は「表現の自由侵害」原告勝訴
平岡春人2022年4月1日 13時00分
2019年7月の参院選の際、札幌市で街頭演説中の安倍晋三首相(当時)にヤジを飛ばした男女2人を、
北海道警の警察官らが排除したことをめぐる訴訟で、道は1日、
排除によって2人の表現の自由が違法に侵害されたと認めた札幌地裁判決を不服として札幌高裁に控訴した。
3月25日の一審判決は、原告の2人がヤジを飛ばしたとき現場に危険はなく、
警察官による排除は、危険な場合の避難や犯罪予防のための制止を定めた警察官職務執行法の要件を満たさないと判断。
2人のヤジは公共的な表現行為で、警察官らはヤジが安倍氏の演説の場にそぐわないと考え、
「表現行為そのものを制限した」と結論づけ、原告への慰謝料など計88万円の支払いを道に命じた。
道警監察官室は「控訴審で当方の考えを主張する」との談話を出した。
排除は適切な行為だったと認識しているのかどうかについては「係争中なのでコメントできない」とした。(平岡春人)
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アメリカであれば、不審物をもって駆け寄ってきたとたんに、射殺されていると思います。
仮に、ショットガンでなく、カメラであっても、命にかかわるおそれがある以上、
そのような行動をとった者に非がある
と判断されるからです。
30年前のアメリカにおいて、ハロウィーンの衣装で、
誤った家を訪問した高校生が射殺された事件がありました。
悲しい事件でしたが、正当防衛が認められています。
これが、危機意識の違いです。
危険と隣り合わせのアメリカでは、
何かあっては遅い
という意識から、
身を守る権利が強固に認められている
のです。
共産党は、他国が攻めてきても、話合いで解決すればよいと言っています。
そうならないためにも、話合いが重要だと言っています。
自衛隊は違憲であり、解散すべきだと言っています。
ミサイルを撃ち込んできても、二発目を打たせないために、
相手国の基地にミサイルを撃ち込むことは憲法で認められないといっています(敵基地攻撃能力)。
今回のSPや警察の対応を見て、多くの日本国民は、
危機意識を持ったはずです。
日本も、危険とは隣り合わせであるということです。
現に、
大切な子供が、おかしな人に連れ去られて、監禁された上、殺されている。
学校にナイフを持った人がやってきて、無差別に刺している。
自分には関係がない?
同姓同名だったため、身に覚えのないことで、SNSで誤解され、刺されることもありうる。
宗教団体と関連があると勝手に思われ、狙われることもある。
人権保障が行き過ぎると、罪のない人間が犠牲になる。
犠牲になった後では、取り戻せない。
怪しい行動をする人は、射殺されても仕方がない。
ミサイルを撃ち込んでくるような国は反撃されても仕方がない。
日本も現実をしっかり見据えて、
理想主義的な楽観思想では、現実社会を生き抜けない
ということを学び、対策を立てるべきだと思います。
ただ、
国民を目覚めさせるために、犠牲になったと考えたとしても、その代償は大きすぎます。
おそらく、
日本は今後、岸田政権のもと、アメリカと中国に翻弄され、
態度を決めることができず、お金と技術を奪われる
という最悪な方向に向かっていくと思います。
残念ながら、自民党の保守勢力が力を持つことは、かなり難しい状況となりました。
親中派が幅をきかせることになりそうです。