先月埼玉県の秩父を訪れてやたらアニメ関連のお土産やマップなどがあってなんでだろう??と思ってたんです
アニメの聖地巡礼の場所だったということは帰ってから知りました
たまたま職場の図書館に行ったら見覚えのあるアニメが描かれてる本が・・・そう秩父で見かけたアニメです
司書さんに聞いたら新着本なので読まれたらどうですか?と言われたので借りてみた
家に帰ってこの本をリビングの机の上に置いていたら娘に自分も読みたいと言われた
なぜ??と聞くと、この人を知らないのか??と逆に不思議がられた^^;ドラマにもなってるよ~というではありませんか!?
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。の脚本家だし秩父が舞台だという・・・へぇ~そうだったのか・・・
読んでみると岡田さんの自伝っていうか子どもの頃から今までの家族や自分自身のこと、いじめやひきこもりなど結構重い内容で
ここまで赤裸々につづられているとは思わなかったので一気に読みました・・ひきこもり歴が長くて正直驚きですが
小学生の頃から不登校で何度も苦しみもがいてなんとか自分の居場所っていうかそういうものを見つけて今があるのだろうと思う
私は表紙のアニメも気になりましたがこの本を手に取った理由はやはりタイトルです
どんな理由が隠れてるのだろう??と思いながら読み始めて、壊れたことのある自分としては共感する部分もありました
何が一番共感できたかというと、私はきっとあまり子供らしくない子供だったんだろうと自分で思うし
閉鎖的な地域で、人と違うことをすればたたかれるので誰もと一緒なことをしないといけない中での生活はとても窮屈。
人にはいろいろな考え方や生き方があるはずなのに、それを認めようとしない環境に疑問を持っていたので
きっと私は周りから変人だと思われてるだろうし、自由人だとも言われるし、
そして子供たちも変人っていうかそういうのを引き継いでいます(笑)そういうところが共感できました
先日、娘が、今までは全力で何かをすれば叩かれるので、自分ができることを100%出し切ることはなかったけど
大学に入っていろいろな活動をし始めてやっと100%っていうか、そういうことができるようになったことが嬉しいと言っていましたが
この作者もきっと秩父を出て、東京のゲーム学校でいろいろな出会いや経験があってこそアニメが誕生したんでしょうね
私が先月登った武甲山のことは 小学生時代の作文に
武甲山がなくなってしまえば、盆地を形成する山がが減って風通しが少し良くなる
この閉鎖的な秩父の町も変わるかもしれないし 山を見上げて憂鬱な気分になることもなくなる 速やかに消滅することを望む
武甲山は地元のシンボルだと書いてほしいという大人の思惑とは全く違う意見なのが笑えました
娘が言うにはこのアニメは登場人物がみんな闇があるけどとってもいい話だと言ってましたので
今更ですが作者の脚本のアニメ見てみようと思います
この本やアニメを見てから秩父に行ってたらもっと楽しかったかも♪ちょっともったいないことしたなぁ・・・