精神科医で衆議院議員を2期務めた水島さんの本です
こういう本を手に取って読む人は、現在進行形や過去に人間関係などいろいろなことで悩んだ人なのかな?と思います
私は少なくともその1人です
自己肯定感は持っていたと思いますが、長い時間をかけてズタズタになって
ネガティブでどう進んでいいのかわからず、以前の自分を取り戻すまでに長い時間がかかっているというか、
まだトラウマになっていて時々その時の感情が湧き出てきて辛くなることもあります
そんなこともあって未だにこのような本を見つけると手に取って読むのですが、
こういう本をたくさん読むことで自分自身と対話することで少しずつ前に進んでいく・・・という感じです
自分のことをありのままに受け入れること、同じように相手のこともありのままに受け入れる・・・
自分のことばかり考えてしまうことも多いのですが、相手には相手の事情があるのでそれも含めて受け入れる・・・
なかなかできることではないですが、そんな風にここ数年思うようになって随分楽になっています
自分が思うように人って変わらないだろうし、それぞれだと思うだけでも日々悩みが減って
その悩んでいた時間を自分の為に楽しくよりよい時間にすることがだんだんとできるようになってきました
とても分かりやすく書いてあって読みやすかったです
私がこんな経験をしたせいなのか、私には同じような悩みを持つ人がよく相談にきます
重い話だし自分も思い出して辛くなることもあるのですが、事情は違っても辛くて苦しい思いをした自分だから寄り添えることも多いので
この本はとても参考になったし、本が好きな人には勧めてみようと思います
私は 人として自分として理想的な生き方をしなければならないとか、こうあるべきとか固く考えてしまう時が時々あるので
周りの目を気にしすぎず、もっと柔軟にすごしていけたらいいなと改めて思いました
こういうのも田舎ならではの考え方なんでしょうが、もっといろいろな価値観があるのだからそれを認められたいし、認めたい・・・
自分にも他人にも寛大な心でいたなと思います