ゆきちゃん通信++tomiの日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日と
母の生活を綴っています。

宿題・・・そして

2003年04月15日 | ゆきちゃんの日記
学校から帰ったら漢字の宿題をして、
おやつを食べる。

れが前の学校からの由紀子の日課です。

これをやらないと落ち着かないので、
こちらに来ても先生にお願いして
漢字の宿題を出してもらっています。


ところが、昨日の由紀子・・・漢

字を書きながらかなりイライラ!

「書かないの!」

「宿題しないの!」

(T▽T;)ビェェェェ

私の「そんなにしたくないのならやめなさい!!」の言葉に
「しめた!」というような顔をしたので

「でも、先生には自分で宿題はしませんでした!っていうんだよ!」と、
ちょっと意地悪をしました。(笑)

すると、また・・・・

(T▽T;)ビェェェェ(笑)

葛藤の末、結局、宿題はおサボりする事になりました。


日課にこだわる由紀子がサボるのもいい経験かも・・・
と母はそう思っていました。

ところが、夜になって蒲団に入ってから
急に宿題が気になりだしたのか、
なかなか寝付けなかった由紀子が
10時になってとうとう起き出してきました。

「宿題するの!」

眠い目をこすりながら全部書いて安心して寝ました。


先生にサボった事を言うのが嫌でやったのか?

日課を消化していない事へのこだわりでやったのか?

これには大きな差があるのだけど
説明してくれるわけもなく・・・

(― ―;)


さて、一夜明けて目を覚ました由紀子はめっちゃ不機嫌でした。

睡眠不足のせいでしょうが、
朝ご飯を食べてからもゴロゴロしていかにも眠そうです。

「学校行かない!」

「洋服着ない!」

「トイレに行かない!」

全て拒否です。


でも、今日休んだら明日の遠足には行かせないと言ったら、
不機嫌そうにトイレに行きました。

そして戻ってくる時ドアに八つ当たりです。

思いっきり閉めたかと思った瞬間

「ガシャ~ン!」

すごい音とともにガラスが割れました。


幸いガラスのほとんどはドアの反対側に落ちたようですが、
それでも小さな破片で右手を何箇所か切っていました。


傷は浅く大した事はありませんでしたが、
手首の近くだったので
一つ間違えると大変な事になっていたかもしれません。

私の対応にも問題があったかなぁ~と反省をしながら
傷の手当てをして学校に送っていきました。


途中、何度も

「壊しちゃった!ごめんなさい!」

と繰り返す由紀子。

『ゆきちゃん!ガラスは割れるとけがをするのよ。
これでわかったでしょう?
痛かったけどいいお勉強になったね!』

私は一生懸命冷静に振舞いましたが、
もう心臓はバクバクでした。


=END=
コメント
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