転校してからずっと練習をしてきた登下校の自立。
ついに由紀子が一人で玄関まで帰ってきました。
私はもう少し時間がかかるかと思っていたのですが、
いつも下校の時に連絡をくれるK村先生がチャンスを作ってくれました。
「今日はゆきちゃんと一人で玄関まで帰ると約束をしましたから、
お母さんは玄関の中で待っていてください。」
なかなか最後の一歩を踏み出せなかった私に変わって
先生が由紀子の背中を押してくれたのです。
ドキドキしながら窓のところで背伸びをしながら待ちました。
すると由紀子がランドセルの肩ひもに手をかけて
緊張した面持ちで帰ってきました。
とても長い時間だったような気がします。
「ただいま~!」p(*^-^*)q
そして、戸を開けた後
満面の笑みで一言
「いた!いた!」・・・(笑)
いるさ!ドキドキしながらずっと待っていたさ!
(*^-^*)
私は由紀子を抱きしめていました。
小学校に入ってからずっと願っていた瞬間でした。
たった7分間の道のりです。
普通の子どもだったら小学校に入る前から歩ける距離です。
でも、私は由紀子が自閉症とわかったときから
一人歩きは無理と決め付けてしまったのかもしれません。
何歳になっても道を一人で歩かせることができませんでした。
「一人で歩くことよりも命の方が大事!」
小学校に入る直前に小児科の先生に言われた言葉を盾にして
ずっとその自立から逃げていました。
口では自立をさせたい!
そういいながら、
結局最後の1歩が踏み出せなかった。
でも、いつのまにか由紀子の方がその一歩を踏み出していました。
新しい環境の中で由紀子はまた一つ大きな自信をつけました。
K村先生の協力にも本当に感謝します。
ありがとうございました。
そして、もう一つうれしい事がありました。
由紀子が帰宅した後、
私は一人で近所のスーパーへ買い物に出かけたのですが、
その間にまーまーが学校から帰ってきました。
そして、一人で居た由紀子に「お母さんは?」と聞くと
「ジョイ○サン(スーパーの名前です。)に行ったの!」
と答えたというのです。
今までこんなシーンは何度もありました。
でも、いつも「お母さんは?」とオオム返しをするか
「いないの!」としか答えなかったのに
今日はちゃんと答えを返すことができたのです。
まーまーはその自然さにびっくりしたといいました。
きっと、一人で帰ってきたことの自信が
由紀子の中で何かを変えようとしているのかもしれません。
久しぶりに由紀子の成長に感激した1日でした。

写真は登下校の練習を始めた頃のものです。
撮影は忍者です。
ついに由紀子が一人で玄関まで帰ってきました。
私はもう少し時間がかかるかと思っていたのですが、
いつも下校の時に連絡をくれるK村先生がチャンスを作ってくれました。
「今日はゆきちゃんと一人で玄関まで帰ると約束をしましたから、
お母さんは玄関の中で待っていてください。」
なかなか最後の一歩を踏み出せなかった私に変わって
先生が由紀子の背中を押してくれたのです。
ドキドキしながら窓のところで背伸びをしながら待ちました。
すると由紀子がランドセルの肩ひもに手をかけて
緊張した面持ちで帰ってきました。
とても長い時間だったような気がします。
「ただいま~!」p(*^-^*)q
そして、戸を開けた後
満面の笑みで一言
「いた!いた!」・・・(笑)
いるさ!ドキドキしながらずっと待っていたさ!
(*^-^*)
私は由紀子を抱きしめていました。
小学校に入ってからずっと願っていた瞬間でした。
たった7分間の道のりです。
普通の子どもだったら小学校に入る前から歩ける距離です。
でも、私は由紀子が自閉症とわかったときから
一人歩きは無理と決め付けてしまったのかもしれません。
何歳になっても道を一人で歩かせることができませんでした。
「一人で歩くことよりも命の方が大事!」
小学校に入る直前に小児科の先生に言われた言葉を盾にして
ずっとその自立から逃げていました。
口では自立をさせたい!
そういいながら、
結局最後の1歩が踏み出せなかった。
でも、いつのまにか由紀子の方がその一歩を踏み出していました。
新しい環境の中で由紀子はまた一つ大きな自信をつけました。
K村先生の協力にも本当に感謝します。
ありがとうございました。
そして、もう一つうれしい事がありました。
由紀子が帰宅した後、
私は一人で近所のスーパーへ買い物に出かけたのですが、
その間にまーまーが学校から帰ってきました。
そして、一人で居た由紀子に「お母さんは?」と聞くと
「ジョイ○サン(スーパーの名前です。)に行ったの!」
と答えたというのです。
今までこんなシーンは何度もありました。
でも、いつも「お母さんは?」とオオム返しをするか
「いないの!」としか答えなかったのに
今日はちゃんと答えを返すことができたのです。
まーまーはその自然さにびっくりしたといいました。
きっと、一人で帰ってきたことの自信が
由紀子の中で何かを変えようとしているのかもしれません。
久しぶりに由紀子の成長に感激した1日でした。

写真は登下校の練習を始めた頃のものです。
撮影は忍者です。