ゆきちゃん通信++tomiの日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日と
母の生活を綴っています。

性教育1回目

2003年05月20日 | ゆきちゃんの日記
今日は大学病院でM原先生の性教育のプログラムを受ける日です。

学校が終わってからバスで大学病院へ向かいました。


何が始まるのかはよくわからないゆきちゃんですが、
いつものように主治医のA川先生に会いに行くのだと
ニコニコして出かけました。

M原先生は大学の看護学科の先生、
A川先生は精神科の先生です。

初めの15分は私がM原先生と二人で
由紀子の現在の状態とこれから勉強の進め方について話し合をしました。

その間、由紀子はA川先生と別の場所で過ごします。

まずは絵本を使って
自分の身体を知ることからはじめてもらうことになりました。

かわいい絵本に女の人の身体と、男の人の身体。

そして、男の子と女の子の身体の絵がありました。

「おおきくなったら、わたしも・・・。」

そんなイメージの本でした。


次の15分は由紀子とM原先生。
私とA川先生に分かれて別室で話しをしました。

私はこの時間に由紀子の自傷行為(頭を自分でたたく)の対処の仕方を
A川先生に相談をしました。


その後、4人が同じ部屋で話しをします。

さて、由紀子は絵本にどんな反応を示したのでしょうか?

その時に見せていただいた絵本には
いっぱい付箋貼ってありました。

?????・・・・あぁ!そうか!

裸の身体を隠してあるみたいです。

人前で裸にならない!

プライベートゾーンは隠すものなのだというお勉強です。
(⌒^⌒)b なるほど

一月に一回こんな感じで進んでいくようです。

ゆっくり、ゆっくり・・・・です。


※ A川先生と一緒の時間に
由紀子は自画像を書いているようです。

前回の診察のときも描いたらしいのですが、

今回は髪にリボンがついて唇の形が変化したそうです。

こちらの変化も楽しみです。

(*^.^*)


=END=
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