ゆきちゃん通信++tomiの日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日と
母の生活を綴っています。

血液検査

2003年05月26日 | ゆきちゃんの日記
運動会の代休を利用して
諌早の病院へ血液検査をしに行ってきました。

小学校に入る直前に痙攣の発作を起こしてから
ずっと薬を飲み続けているので
年に1度ほど血液検査をして副作用と薬の血中濃度を調べています。


諌早までJRで行くのですが、
諌早に行くには市布経由と長与経由と2つのコースがあります。
大村本線で行くと50分ほど、
市布経由で行けば30分ほどでつきます。

もちろん市布経由の
快速「シーサイドライナー」を使って
行くつもりで家を出たのですが、

駅に続く歩道橋の上でゆきこが鼻血を出してしまいました。

時間は迫ってくるけど鼻血は止まらず・・・

ゆきこは鼻にティッシュを詰めて、
私は両手に血だらけのティッシュを握ってホームに駆け込みました。

そこへ「シーサイドライナー」と車体に書かれた列車が入ってきました。

あわてて飛び乗って発車・・・・

すると車内アナウンスが・・・

『この列車は長与経由、大村行き・・・・』
(・_・?) ハテ?


なんと、この列車は長与経由の列車でした。

2分前に発車する列車に間違って乗ってしまったようです。

でも、『シーサイドライナー』って書いてあったじゃん!
(*'へ'*)


おかげで予定よりも20分近く遅れて諌早に到着でした。


さて。病院について
初めてゆきこに血液を採ることを説明しました。

機嫌が悪くなるかな?・・・と思っていたのに
意外にも平気な顔で「うん!」と返事をしました。

そして、名前を呼ばれたらさっさと診察室へ入っていきました。

ベッドを見つけると『寝る!』と言って
一人で上って横になりました。
よくわかっていらっしゃる~~~~!

(^.^)

でも、ちょっと太り気味のゆきこの血管は
脂肪に埋もれてなかなか見つかりません。

障害児専門の病院の看護婦さんは
一発で決めないと2度目はむずかしいことを知っているので
なかなか針をさすことができません。

その時、ゆきこが言いました。  

「ペシペシして!」

腕を叩いて血管を出せと言っているのです。(笑)


「叩いていいの?」・・・

看護婦さんもびっくりです。

そして、なんとなく血管が触ったところで看護婦さんが

「お母さん、一回刺してみていいですか?」と聞きました。

そしたらゆきこが

「さぁ!いってみよう~~!」と言ったのです。

もう、診察室中大爆笑です。


この一回で無事に採血も終わってあとは結果待ちです。

それにしても、
こんなに病院に慣れてしまっていいものでしょうか?

いかに病院のお世話になっているかということですよねぇ・・・

とても複雑な気分の母でした。


=END=
コメント
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