ゆきちゃん通信++tomiの日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日と
母の生活を綴っています。

よくがんばりました。

2004年03月11日 | ゆきちゃんの日記
卒業式の予行練習が終りました。 

結果は? 
だいじょうぶ!!

由紀子は最後まで席に着いて参加することができました。 

先生と作ったプログラムを手に持って、
一つ一つ式次第を確認しながらだまって座っていられたということでした。 

これで、当日も大丈夫だろうと思います。 

でも、この予行練習に参加する事は
由紀子の大きなプレッシャーになっていたようで、

朝から不安定でたびたび頭を叩く自傷が起こっていたようです。 


K村先生は由紀子の気持ちを察してくださって、
午前中は好きなホットビーズの作成をさせて
気持ちの安定を優先させてくれました。 

のおかげで、午後からの予行練習には
落ち着いて予行練習に参加できました。 


学年の終りももうすぐですから、
たぶんやらなければならない事がいっぱい残っていると思うのですが、
由紀子の中の自立の芽生えを見逃さず、
他の事を少し後回しにしてでも
その事への支援をしてもらえることは
とてもありがたいと思っています。 
 

放課後には大学の歯学部へ行きました。 

八重歯が奇形歯といわれる複雑な形の歯だと解ってから、
定期的に検診と歯の清掃をしてもらいに通っています。 

ここに通いだして半年、
歯医者さんにもすっかり慣れました。
 
これからも、少しずつ少しずつ
由紀子の生活の場を広げる努力は続きます。


=END=
コメント
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