聞発表があったので、やっと日記が書けます。
担任のK村先生が転勤になりました。
。・゜゜・(>_<;)・゜゜・。
この数日ショックで・・・母子で落ち込んでいます。
卒業式の次の日、
由紀子が登校の時に
「6年生?!6年生?!K村先生は?!」
と、パニックになりました。
きっと、以前から先生方の指導の中に
卒業式が終ったら由紀子たちの学年が
6年生の代わりにがんばらなくてはいけない、
と言うようなお話があったのでしょう。
それを由紀子は、
卒業式がおわったら6年生になると
思い込んだのかもしれません。
今日からどうなるのか、
先が見えなくなってパニックを起こしてしまったみたいです。
そして、その動揺の仕方を見て私は、
由紀子が6年生になったら
K村先生がいなくなる事を知っていると思いました。
以前から転勤の対象になっている事は
K村先生から伺っていましたから、
お別れの話しは時々出ていました。
それをそばで聞いて解っていたのかもしれません。
『6年生になったらK村先生がいなくなる!』
その不安がパニックを増幅させていました。
まだ、5年生である事と、
いつから6年生になるかをカレンダーを使って教えましたが、
不安は完全に解消できませんでした。
その日は職員室まで一緒に登校して、
K村先生の所まで送って行きました。
先生を見て少し落ち着きましたが、
今度は交流学級の3組へ行く事ができません。
もしかして3組が変わっていたらどうしよう?
その不安がまだ残っていました。
階段の所で不安と戦う由紀子の後姿がありました。
そして、またパニックが起きそうになって
「おかぁさ~~ん!」
(ノ◇≦。)
と、大声で叫びました。
K村先生が慌てて走り寄って、
カバンを3組に置いたらすぐに5組へ降りて来るように言いました。
その言葉でいつもの通りだとわかった由紀子は
やっと落ち着いて階段を登って行きました。
この時はまだ先生の転勤の発表はありませんでしたが、
その日の放課後、先生に内示がありました。
受け持っていただいた時から
もしかしたら1年で転勤になるかもしれないと聞いていましたから、
覚悟はしていました。
でも、あまりに幸せな1年だったから・・・
このままあと1年・・・
そう思わずにはいられませんでした。
これから、どうなるのでしょうか?
誰が次の担任を引き受けてくださるのでしょうか?
その私の不安はそのまま由紀子に反映されています。
あの日から、ずっと元気のない由紀子と私。
3月は嫌いです。
由紀子もきっとそうです。
別ればっかりの3月!
由紀子はこの5年間、
毎年大好きな先生とお別れをしています。
それも、もうなかなか会えないほど離れるお別れを・・・。
だから、由紀子は解っているのです。
K村先生と別れる事を・・・
別れたらどうなるかを・・・・。
でも、4月になればまた出会いの時が来ます。
この5年間、いい出会いも経験しています。
その事も由紀子は知っているはずです。
後10日間ほどとっぷりと淋しさの中に身を置いたら、
また立ち上がって歩き始めたいと思います。
=END=
担任のK村先生が転勤になりました。
。・゜゜・(>_<;)・゜゜・。
この数日ショックで・・・母子で落ち込んでいます。
卒業式の次の日、
由紀子が登校の時に
「6年生?!6年生?!K村先生は?!」
と、パニックになりました。
きっと、以前から先生方の指導の中に
卒業式が終ったら由紀子たちの学年が
6年生の代わりにがんばらなくてはいけない、
と言うようなお話があったのでしょう。
それを由紀子は、
卒業式がおわったら6年生になると
思い込んだのかもしれません。
今日からどうなるのか、
先が見えなくなってパニックを起こしてしまったみたいです。
そして、その動揺の仕方を見て私は、
由紀子が6年生になったら
K村先生がいなくなる事を知っていると思いました。
以前から転勤の対象になっている事は
K村先生から伺っていましたから、
お別れの話しは時々出ていました。
それをそばで聞いて解っていたのかもしれません。
『6年生になったらK村先生がいなくなる!』
その不安がパニックを増幅させていました。
まだ、5年生である事と、
いつから6年生になるかをカレンダーを使って教えましたが、
不安は完全に解消できませんでした。
その日は職員室まで一緒に登校して、
K村先生の所まで送って行きました。
先生を見て少し落ち着きましたが、
今度は交流学級の3組へ行く事ができません。
もしかして3組が変わっていたらどうしよう?
その不安がまだ残っていました。
階段の所で不安と戦う由紀子の後姿がありました。
そして、またパニックが起きそうになって
「おかぁさ~~ん!」
(ノ◇≦。)
と、大声で叫びました。
K村先生が慌てて走り寄って、
カバンを3組に置いたらすぐに5組へ降りて来るように言いました。
その言葉でいつもの通りだとわかった由紀子は
やっと落ち着いて階段を登って行きました。
この時はまだ先生の転勤の発表はありませんでしたが、
その日の放課後、先生に内示がありました。
受け持っていただいた時から
もしかしたら1年で転勤になるかもしれないと聞いていましたから、
覚悟はしていました。
でも、あまりに幸せな1年だったから・・・
このままあと1年・・・
そう思わずにはいられませんでした。
これから、どうなるのでしょうか?
誰が次の担任を引き受けてくださるのでしょうか?
その私の不安はそのまま由紀子に反映されています。
あの日から、ずっと元気のない由紀子と私。
3月は嫌いです。
由紀子もきっとそうです。
別ればっかりの3月!
由紀子はこの5年間、
毎年大好きな先生とお別れをしています。
それも、もうなかなか会えないほど離れるお別れを・・・。
だから、由紀子は解っているのです。
K村先生と別れる事を・・・
別れたらどうなるかを・・・・。
でも、4月になればまた出会いの時が来ます。
この5年間、いい出会いも経験しています。
その事も由紀子は知っているはずです。
後10日間ほどとっぷりと淋しさの中に身を置いたら、
また立ち上がって歩き始めたいと思います。
=END=