ゆきちゃん通信++tomiの日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日と
母の生活を綴っています。

動作法

2004年09月11日 | ゆきちゃんの日記
今日は以前から興味があった
「動作法」という療育に参加してきました。 
 
この動作法、
もともとは身体に障害のある方への療育訓練の療法なのですが、
最近は自閉症児にも効果があるといわれています。 

参加者のほとんどは身体に障害のある子どもさんでしたが、
自閉症の子どもさんも数人、
そして市内の養護学校の先生方もたくさん参加されていて、
知っているお顔もいっぱいでした。 
 

訓練の初めは、担当してくださった先生と手を合わせて、
2人で同じように腕を動かすことからはじめます。

とてもゆっくり、ゆっくり・・・ 

由紀子は何度も先生の目を見ながら
その動きに合わせていました。 

お互いの気持ちを合わせることが大切なんだと
説明をしていただきましたが、
由紀子が目を合わせている姿を見て、
自閉症の子どもには難しい課題のはずなのに・・・と、
ちょっとびっくりです。 
 
ほかには、筋緊張の弱い由紀子はすぐに姿勢が崩れて、
猫背のようになってしまうのですが、
腰骨の上にきちんと背骨を乗せて姿勢を正し、
背筋を伸ばした感覚を意識させたり、
筋肉の使い方をチェックしたり・・・
いろいろ勉強になりました。 

由紀子も言葉掛けが少なくて
身体を使ってコミュニケーションをとっていく内容が楽なようで、
ずっと静かに訓練を受けていました。 
 
まだ、まだ解らないこともいっぱいなのですが、
しばらく勉強してみようと思います。 


=END=
 
コメント
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