ゆきちゃん通信++tomiの日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日と
母の生活を綴っています。

PMS終了

2008年01月24日 | ゆきちゃんの日記
今日は美容院の日。 

由紀子はH崎さんと一緒に行くので私は掃除をしてました。 

毎日手抜き掃除のつけがだんだん溜まって・・・
ちょっとやそっとでは終わりそうに無いので、
今日もほどほどに!(笑) 
 

最近の由紀子の担当の美容師さんは若い男の人だそうで・・・ 

由紀子はちょっぴり照れながら
髪を切ってもらっているのだそうです。
( 〃▽〃) 

由紀子の好みのタイプなのでしょうか? 

私も見てみたい!!(笑) 
 

今月のPMSも無事に終了。 

時々イライラしていたけれど、
大体は平和な日々でした。 
 

 =END=
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貫く事の大切さ・・・

2008年01月23日 | ゆきちゃんの日記
PMSも大詰めで
イライラする場面も多くなってきました。 

頭を叩く自傷もちょくちょくありますが、
私は気にしないようにしています。 

頭を叩いた直後でも、
何も無かったかのように話しかけて
場面の切り替えをしてやります。 
 

今は湧き上がってくる苛立ちを
自傷の形でしか発散できないのであれば、
それも仕方がないのかも・・・。 
 

叩いた後は痛そうにしている由紀子。 

痛かったら叩かなきゃいいのに・・・(失笑) 

我慢できないぐらい痛かったら止めるよね・・・そう信じよう! 
 
 

今日の連絡帳に書いてあった
担任先生の言葉に胸が熱くなりました。
 
※内容を無断でここに書きます。先生ゴメンね! 
 
体育の授業について
 
「たくさんのランニング種目があり、
途中でイラッとして泣いたりしていましたが、
全部の種目をクリアーしました。

泣いても頭を叩いても誰も助けず
声も掛けてくれないことで、
(頭を叩いても)状況は変わらないことを
少しずつ学習しているように思います。 

「したくない」「やりたくない」では
すまさない私のスタンスを
由紀子さんはちゃーんと2年間で
心得てくれているようです。
 
よく考えたらこの2年間で
「やらなかったことは一つもない」といえます。
 
どんなに遅れても、必ず実行!
 
迷いながらもそれだけは大事にしてきたつもりです。
 
「大人になること」大変ですが、
やっぱり嬉しい事ですよね。 

まだまだ由紀子さんの可能性を信じて闘うつもり(!?)です。 

あと一ヵ月半!!よろしくお願いします。」 




 
魔法使いの言葉です。(笑)
 
きっと私へのエールだと思います。
ありがとうございます。 
あと一ヵ月半で魔法使いのもとから卒業です。 

心細い・・・。。。
(ノ_・。) 
 
 

A川先生との話ですが・・・。 

一応は合格だったと、思う・・・?!(笑)
 
もともと先生はその辺の事をはっきり言わない人ですから。 

 
ただ、私がクラシックの世界にこもった後、
由紀子との関係に気づいた事を 

「人がなにか変わる時は一度自分の中に閉じこもってから、
外に出てくるのかもしれない」 

と、言われました。 

やはり、あの時間は私にとって
大事な時間だったのかもしれませんね。 

 

A川先生とは長い付き合いで、
私自身のこともいろいろ話していたのに、 

中学・高校時代に音楽をやっていた事は
一度も話していなかったらしく、 

初耳だと驚いていました。 

れだけ私は自分の楽しみや趣味については
押し殺していたという事のようです。 
 

私が変わることで由紀子が荒れるだろうと言う話では 

「それは由紀子さんが大人になる為に必要な事だから!」
 
と心強い後押しをしてもらいました。 
 

だた・・・ 

先生と話をしているうちに、私の中に 

考え方は解かったけれど、
はたして私はきちんと行動に移せるのだろうか? 

という不安が湧き上がってきました。 

これが一番大事なことなんですよね!! 
 

そんなことをつぶやいたら、
先生から「またまた!!」と喝を入れられました。(笑) 

がんばらねば!! 
 

性教育が終わって診察室に戻ってきた由紀子にA川先生が 

「お母さんが由紀子さんへの新しい接し方を考えてくれました。 
由紀子さんもがんばりましょうね!」 

といわれました。 

由紀子は何も解からず「はい!」と答えていましたが、 

私以上に大変なのは・・・ 


ゆきちゃん!あなたですからね!!(笑) 


=END=
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バザー

2008年01月22日 | ゆきちゃんの日記


今日は由紀子たちの校外バザーがありました。 
市内の大きなスーパーで自分たちが作業学習で製作した作品を売ります。 

 

今年はすごくいい笑顔で売り子さんとしてがんばっていました。 
 
1・2年生の時は織物班でさおりを織っていましたが、
今年は紙すき班でたくさん和紙をすきました。 

去年までは「由紀子が織った布」と
はっきり作品が解かっていましたが、
和紙はどの紙を由紀子がすいたかどうか解からない。(笑)
 
ちょっと寂しい気がしていたのですが、
売り場に行ってみたらちゃんと作品がありました。 


 
o(〃^▽^〃)oあははっ♪ 


お風呂屋さんの「のれん」のようです。(笑) 

でも、なかなか味のある字だと思いませんか?←親ばか! 

 
他にも「しあわせ」とか「らっきー」という文字を書いて
額に入れて作品として売ってありました。 
 

今日はバザーの後に性教育に行くので、
先生方へのお土産にしました。 
 

そして、その性教育に行って
私はA川先生と昨日の日記のことについて話をしてきました。
 
その内容については、
まだ私の中でまとめきれていないので次の日記ということで・・・。 


=END=
 
 

 



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宿題の答え

2008年01月21日 | ゆきちゃんの日記
昨日の続きです。 
 
母子分離をするように言われ始めてから、
ずいぶんになります。 

その間、私なりに努力はしてきたのですが、
なかなか結果が出ませんでした。 
 

行動面では自分の事は自分でするようにとか、 

私以外の人と一緒に過ごせるようにするとか、 

いろんな取り組みをしてそれなりに成果は出ているのですが、 
「心」がなかなか離れないんです。 
 


いまだに何か問題が起きると泣きながら
「おか~さ~ん!」と叫ぶ由紀子。 

それに、誰かに自分の気持ちを伝えなければならないときに
私の顔をすぐに見るし・・・

「代わりに言って!」と目が訴えているんですよね。 

もうすぐ15歳になろうとしているのに、これは大問題です。 
 
 

年末に主治医のA川先生と由紀子の
自傷や他傷行動について話をしたときに、
由紀子の感情が内から外へと向かいつつあるといわれました。 

そして大きな宿題を出されました。 
 

あの時、私は今の由紀子との関係を
本気で考えようと決心したんです。 
 

そして、日記を読み返したりしながら
考えて行く内に気がついたのですが、 

私が由紀子から離れようとして、
由紀子の自傷を無視したり距離をとるようになってから、
由紀子が人へ手を出す場面が増えたような気がするんです。 
 

先日の動作法の時もそうでした。 

私が気持ちを代弁してくれないから、
由紀子は自傷をしトレーナーに噛み付いた。 
 

もしかしたら、由紀子は今まで
自分で自分の気持ちを伝えてこなかったから、 

切羽詰った状況で気持ちをどう伝えたらいいのか解からなくて
パニックになるのかも・・・。 

湧き上がってくる感情をどう表せばいいのか、
解からなくて混乱しているとしたら、
あの行動は由紀子の意思表現の一つなのかもしれない。 

 
もしもその通りなら、
あの時A川先生が言われた通り、 

行動面では問題があるけど決して悪い方向に向いているわけではない! 
 

やっと、宿題の第一問が解けました。(笑) 
 

そして、あることをきっかけにもう一つ解かった事がありました。 
 

私は今まで母子分離を考えた時に、 

由紀子にどんな事をさせればいいかとか、
どう接すればいいかという方向からばかり見ていました。 

自傷を無視したり、
手出しする事を我慢して突き放したり・・・ 
 

でも、そうすればそうする程に
由紀子の事が頭から離れなくなって、
別の所で密着してしまうんです。 
 

ならばどうすればいいのかですが・・・。 
 
 

実は私・・・。 

お正月に見た「のだめカンタービレ」というドラマをきっかけに 

すっかり音楽にはまってしまいました。 

中学・高校時代にブラスバンドやオーケストラを部活でやっていたせいか 

あの音楽の響きにすっかりはまってしまったんです。 
 


しばらく音楽三昧の日々が続きました。 

暇ができるとヘッドフォンをつけて音楽を聴いていました。 

正直、その時間は由紀子のことも忘れていました。 
 

そしたら、とても心が満たされた気がして、
気がつくと由紀子の自傷やイライラした姿を見ても
以前ほど心が揺れなくなっていたんです。 
 

その結果が昨日のパソコン事件です。(笑) 
 

今まで、心が密着している時は
由紀子の一喜一憂に私も同期されてしまって 

一緒に波打っていた事にあらためて気がつきました。 
 

そして、解かったんですよね。
 
これからは私自身が由紀子以外のことに目を向けて
気持ちを離していかなければいけないんだって!
 

由紀子に離れる事を求めてばかりいたけど、
本当は私が離れなければいけなかったんです。 
 
 

私がほかの事に目を向ければ、
由紀子はきっと今以上に荒れるでしょうが、 

それは由紀子が大人になる為に乗り越えなければならないことだから・・・。 
 
 
そのサポートはしっかりして行こうと思っています。 
 

これがA川先生から出された宿題への答えです。 
 

実は明日、性教育でA川先生にお会いするんです。 

それで、自分の気持ちを整理したくて
日記を利用してまとめて見ました。 
 
さて、この答えで合格点はもらえるでしょうか?(笑)


=END=
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ゆきちゃん!唖然・・・

2008年01月20日 | ゆきちゃんの日記
PMSの最中の由紀子。 

全体的には落着いていますが、
時々衝動的にイライラがおこるようです。 

今日もお昼過ぎに突然、
パソコンを置いているテーブルをガンガン叩き始めました。 
 

以前、同じようにテーブルを叩いてパソコンが跳ねて、
画面にブルーのエラーメッセージが出た事がありました。
 
ブルーのエラーメッセージは危険です。(笑) 


英語で警告文みたいなのが書いてありますが、
私には解読不能。 

パソコンをやっていて、
私が一番恐怖を感じる瞬間です。 
(◎◎;) 


その時は電源を落として、
パソコンの怒りが収まるのをじっと待つわけですが・・・(笑) 

いつも機嫌が直ってくれるとは限らないので、
由紀子には絶対にテーブルを叩いてはいけないと言ってあります。 

なのに、毎月PMSの時期になると
同じ事を繰り返すのです。
(-"-;) ウッ 
 

いつもは 

「叩いちゃだめだっていってるでしょう~~~~!!」 

o(*≧◇≦)o″ダメ!! 

と、叫んで叱るのですが、
今日の私は自分でも驚く行動をしました。 
 

由紀子が机を叩いた瞬間、
パソコンをバタンと閉じて
サッサと片付けてしまったのです。 

無言で・・・。(笑) 
 

由紀子は一瞬、
何が起こったのか解からないようでしたが、

次の瞬間 

・゜゜・(/□\*)・゜゜・わ~ん 

と、泣き出しました。 
 


この時、私は意外に冷静だったんですよ。 

けっして、怒りに任せてとった行動ではありませんでした。 
 

「机を叩いちゃいけないんだよ!ごめんなさい!!」 


。・゜゜・(≧д≦)・゜゜・。エーン!! 
 

やっぱり解かってやっていたんだな!!
ヽ。(ー_ーメ) しゃきーん 
 


由紀子は泣いて謝っていましたが、
私はここで折れてはいけないような気がして・・・ 

どうしてパソコンを取り上げられたのかを話した後、
夕飯が終わるまでパソコンを禁止にしました。 
 

しばらくは泣いたり頭を叩いたりしていましたが無視です。 
 

今日の母はなぜがとても強かった! 
 
 

私・・・このところずっと
私と由紀子の密着した関係をどうするかを
考えているのですが、

ここに来て少し答えが見えたような気がしています。 
 

この行動が本当によかったのかどうかは解かりませんが、
少なくとも今の問題を打開する為には
私が強くなる必要があると思っています。 
 

今まで由紀子にいろんな事を躾けてきましたが、
いつもどこか甘くて・・・。 


自閉症という障がいを背負って生まれてしまった由紀子が不憫で、
叱りながらも最後は由紀子の気持ちを損なわないように
気を使っている自分がいたんです。 

私はいつも由紀子を中心に物事を考えてきました。 

何のかんのと言っても主導権はいつも由紀子が握っていたんですよね。 
 

この話、長くなりそうです。 

明日に続く・・・(笑)
 
=END=
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