わが家のわがままだけれどかわいい・かわいい元気くんに余命宣告が出ました

年齢的にある程度の覚悟はできていましたが先週(4月7日)フィラリアの検査の際に血液検査もして
数値はすべて枠内に収まっている!とお墨付きをいただき、
安心してワクチンとフィラリアンの薬とネクスガードをこの秋までの分、一括処方してもらい
後は狂犬病の注射が済んだら秋まで病院とは縁がなくなるなぁ~なんてウキウキしていました
それがたった5日後に余命宣告を受けるなんて思いもしなかったことでした
でも、動物を飼う以上別れは必ずあるものだし年齢的にある程度覚悟もしていました
手芸道具もいったん片付け、プールも休みこれからは元気のためだけに残された短い日々を
彼だけのために使おうと、記録だけ残しておきたくてブログを更新しようと思います
手芸ブログですので興味のない方はスルーしてくださいね
11日、朝から元気のお腹がぎゅるぎゅるなりご飯を食べません
こういうことはよくあることで、1日目は様子を見て2日目にも続くならまずは大好物の
ケンタッキーを買ってきて、それにも食いつかなかったら病院へ~というのが普段のケースですが
11日は大好きなこたつの中で寝ることもせず、さかんに二階の私の部屋へ行きたがります
元気の中では雷とか風の強い日など不安でいっぱいの時は私の部屋が避難場所になっているようです
様子がおかしいので二階に上げて私もうとうと1時間ほど寝ただけで元気に付き合って朝を迎えました

(私の部屋で少しおつついた元気)
12日、大好物のケンタッキーを買ってきても見向きもしません
そこでモモが亡くなる前に痛みが耐えられないのか?
一晩中部屋の中をうろうろしていた状況に似ているのも気になり
午後からの診察を受けるために動物物病院へ行きましたら、いきなり検査をしますとのこと
何の検査???と思いましたが断るわけにもいかずお任せしたら又呼ばれて
『今、何とか採血が出来ましたのでこれから血液検査をしてから治療をします』と言われ
待たされること一時間
5日前に血液検査をしたばかりなのになんでまた検査?くらいにしか思わず待っていたのですが
再び呼ばれて入ったら彼はぐったりしていました
待合室にいても元気の騒ぐ声が聞こえ、いつものことなので
あ~~またスタッフさんの手を煩わせているなぁ~と・・・
そうしたら先生の腕にもひっかき傷が・・・
そこで驚く検査結果を聞いたのですが、体中に腫瘍が出来ている
腎臓、肝臓、生殖器、胃、あと一つはもうボーっとしてしまい再度聞いたのですが頭に入りません
どこが原発で転移したのか?今となってはわからないけれどあちこちに転移してしまい
特に肝臓は片方の影も映らないし、胃にはこんな小さな体なのに3センチもの腫瘍があり
それで胃がつぶされ食事がとれないのでしょう…とのことでした
この検査も本来ならレントゲンを撮るのですが暴れて撮れないのでエコー検査をしましたとのこと
この日は点滴と注射3本打ち、このまま食べられなかったら一週間持つかどうか?
そして元気の場合、暴れるので点滴も来院してもらっても治療はできるかどうか?
来る、来ないは家族の意思だけれど看取りを考えてほしいと言われました
私には不思議なことがいっぱいで、こんなに体中がんに侵されているのに痛がらず
散歩が大好きで行きはほとんど走り、帰りはさすがに年齢的に疲れるのかとぼとぼと歩きます
そして毎年血液検査もしているのにどうして?という疑問があり聞いたところ
普段の5,000円の血液検査では詳しいことはわからず、異常があった場合さらに5,000円払い
詳しく成分検査みたいなものをして初めて悪いところがわかるらしい
だったら普段の定期的な血液検査は意味ないじゃない!
言ったところで元気はモモのようにおとなしく治療を受けたことはここ5年程ないし
それは年々悪くなる一方でした
(モモが亡くなってリーダーがいなくなったせいか?たがが外れたようにわがままな困ったちゃんになりました)
確かに二階から元気を下すときも私は手を嚙まれました
家族は仕方ないけれど若い女医さんの美しい手に傷を負わせるのは望みません
元気の終末に一番不安があったのはこのことでした
治療の方法がないと言われたらもうやることは決まっています
もう元気を連れて動物病院へ通うことはないとの覚悟で帰宅しました