私に何ができる？
ここ数日気になっていた
動物愛護ふれあいセンターの迷い犬に掲載されているポメラニアンの子が心配で
今朝の８時半、センターの業務時間が始まってすぐに電話をしました。
「譲って下さい。」と。
ダメもとで連絡をしました。
考えなしでもバカでも何でもいいです。
助けたかった・・・
期限が今日というのが、どうしても耐えられなかったんです。
しつこく食い下がってしまいました。
ホント、迷惑な問い合わせ者ですね。
そこでわかった事をここに記載しておきます。
まず、やはり迷い犬や迷い猫は
問い合わせをしても譲り受けることはできないようです。
それならば
「私が飼い主です」と名乗り出てしまおうかと思ったので
どのように飼い主だと確認するか聞いてみました。
飼い主の確認は、今迄の届けを
期限が切れた時にリストで照らし合わせるとの事でした。
いなくなった時の状況、時期などを書いたリストだそうです。
ただ、飼い主さんもいなくなった時の状況は思い込みなども多く、
正確にリストと照合させるのは難しいとの事でした。
名乗り出ても
行き違いがあって引き取れない事もあるようでした。
つまり、迷い犬や迷い猫はなかなか飼い主の元へ戻れないという事ですね・・・
一番確実なのは、飼い主さんは
直接センターに行く事ではないかと思いました。
そうしたら、いなくなった時の状況も詳しく説明できるだけでなく
飼い犬、飼い猫なら
飼い主さんが現れた時の表情で、職員の方もわかってくれるのではと思います。
飼い主でもなく、写真を見て「かわいそう」と思っただけの無責任な私では
やはりこの子を引き取ることはできません。
それでは期限が過ぎたらどうなるのか・・・
すぐに処分されてしまうのか？
とても気になり、何度も聞いてしまいました。
ここで一筋の光が見えました。
全ての子がすぐに処分されるというわけではないそうです。
病気もなく、性格もよければ
譲渡される子もいるそうです。
じゃあ、このポメラニアンの子は？？？
それは何とも言えないそうです。
「写真を見ただけで判断されているかもしれませんが
実際はいろいろとあったりするものです。」
・・・確かに、その通りです。
この子の命を繋ぐのはセンターの方たちの判断だけです。
（もちろん獣医さんも病気の有無を診ているとおもいます。）
ポメちゃん、どうか良い子で・・・
でも、恐がりな子なら、吠えて暴れても当たり前ですよね。
それで「無駄吠えの多い子」とレッテルを貼られ
命を落としたらかわいそうです。
このセンターでは年間５０匹の猫と７０～８０頭の犬が譲渡されているそうです。
その子の状態を見て
里子に出しても大丈夫な子だと確認して、譲渡会に参加できるそうです。
このポメラニアンの子はどうなんでしょう・・・
《迷い犬 ポメラニアンの子の情報》
写真はここ
収容日：１０月９日
収容期限：１０月１５日
収容場所：緑区宮本
種類：ポメラニアン
毛色：白
性別：オス
体格：小型
推定年齢：１～２歳
首輪：なし
備考：１０月５日浦和東警察にて保護
☆
動物愛護ふれあいセンター
結局、私は子どものように「かわいそうだ」と騒いだだけのバカな人でした。
何もできませんでした。
自分でわかっていながら、あれこれ動いていました。
一応、飼う覚悟をしていたんです。
本を買って、猫と犬が一緒に暮らすにはどうしたら良いか調べて、
今日、電話で大丈夫そうなら、すぐに道具も揃えるつもりでした。
パパの事もピータンの事も心配です。
でも、今引き出さなければ明日にはいなくなっている命だと思ったんです。
ホント・・・バカな私です。
ピータンは今、キノ子のクローゼットの中で寝ています。
ちょびもおうちに綿をつめて寝ています。
カメ吉子は甲羅干し用のブロックの上で寛いでいます。
迷い犬のポメラニアンの子も
迷い猫に文字だけで記載されていた仔猫たちも
みんなみんな
明日がありますように。
いつか譲渡会に参加できて
やさしい家族に出会って、のんびり寛げる明日が来ますように。
みんなかわいい命です。
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私はボランティアでも特別何かの活動をしているわけでもありません。
でも、いつかセンターを見学に行って、普通のおばさんの目で見て感じたことを
発信できたらと思います。
キノ子は絶対このポメの子を助けられる！と信じてました。
私と一緒に密かに名前を決めていました。
「みるく」です。
みるく、あなたの命が繋がりますように・・・
や猫
