YUKOMISOの両生類生活

へなちょこ裏山ボードとおさんぽ&つまみ食い日記

(ガキ岳は)雪~!

2009年10月10日 | Weblog
体育の日の3連休はできるだけ混雑を避けて紅葉を見に行こうと北アルプスの餓鬼岳に行く事にしました。
金曜の夜、出発。YUKOはずっと寝てるだけ。MISOも途中、力尽きて内津峠で寝ることに。土曜の朝、6時ごろ出発してあづみの公園の奥にある餓鬼岳の登山口へ。ばたばたと支度をして朝9時半出発。
登り始めのところには栗の実がいっぱい落ちていたけど、拾っている場合ではないのでそれは帰りに置いておいて先を急ぎます。紅葉の滝、魚止めの滝と滝の連続。水しぶきで濡れた木の梯子は滑りそうでスリル満点。




しばらく歩いているとだんだんと雲行きが悪くなり、とうとうぱらぱらと降り出します。よく見ると小さな雹!!なんとなく帰りたくなってきますが濡れた梯子を降りるのも怖そうなので先のことを考えず登り続けます。小屋近くまでは雨と雹が入り混じった悪天候。
かなりたくさんの登山者を追い抜いてどんどん登って2時半ごろ到着。小屋まで来るといつの間にか晴れ間が見えていました。小屋で受付を済ませてテント場に行ってみるとなんと小さい場所。私たちがちょうど3番目。平面のいい場所、でも後から来る人のためにできるだけ隣のテントに近づけて張ります。その後、小屋から5分の餓鬼岳山頂へ。





3時過ぎにはその小さなテント場は満杯。1~2人用のテントが8張りぐらいです。まだまだやってきそうなのに。風も強くなり雪も降り出して、寒くなりそう。後から来た人たちは仕方なくテント禁止の稜線沿いの吹きっさらしの場所に張っていました。




景色は良さそうだけど今回は風の弱そうなところの方が身のためです。

この時期に雪が降るとは!山をなめてはいけませんね。持ってきたものすべてを着て寒さ対策。お陰で寒さは防げたようです。よかった!

4時ごろから夕食の準備。寒いのでテントの中で調理。コッフェルに入れた豚汁をひっくり返して最悪の状況になりましたが気を取り直して長ネギの味噌汁を作ります。と言ってもフリーズドライでお湯を入れるだけですが。

今回は隣と密接しているので隣の会話がよく聞こえます。隣はおしゃべりな親子。話が筒抜けです。仲の良い親子だなあ。連休ともあって小屋も混んでそうです。でも寝る頃にはまったく静か。さすが山のエチケットをわきまえた人たちばかりです。外は雪と風で荒れているようでなかなか寝付けず長い夜を過ごしましたが明け方にはいつの間にか寝ていました。



2日目は下山するだけなので朝はゆっくり。燕岳を目指す登山者の「明けた~!」という声で目を覚まします。外に出てみるときれいな朝日!




雲海の上に美しい富士山。今日は晴れそうです。




テントを片付け、下山準備を整えてからもう一度餓鬼岳山頂へ。
遠くの山が白い!







おちゃめな登山者が残した「ありがとう」。思いがけない美しい雪景色に感謝!
後は下山するだけですが滑らないように気をつけて!

下りの方が気を使います。濡れていて梯子なんかが滑りやすい!
なんとか下山。行きに気になっていた栗を拾って車へ。

下山後は地域に愛用されている上原の湯とCOUNTRY KITCHEN。ランチでは自転車で遊びに来た黒チンと偶然出会ってびっくり。パスタおいしかった!!



一日休みを残してゆっくり帰るとしますか!











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