鵜沼宿脇本陣で 「フルートとハープによるデュオコンサート
~春の訪れを待ちわびて~」 が開かれました。
日本家屋の、襖をとりはずした広間に座布団とストーブ、という会場でした。
観客100人ほどのミニコンサートです。
受付で、プログラムと貼り付けタイプのカイロが渡されました!
脇本陣は昔の建物を復元させたものですから、エアコンはありません。
受け取った時は、えっカイロ!と思いましたが、心憎い気配りで、これが役立ちましたよ~
フルートは朝倉ゆきさん、ハープは田中敦子さんで、大学在学中にデュオを結成されたそうです。
東海地方を中心にクラッシックに留まらない幅広い活動をされているお二人です。
まずは宮城道雄の 春の海 から始まりました。
次は アヴェ・マリア です。だんだん、二つの楽器の音色に寒さも気にならなくなってきました。
モンティの チャールダッシュ の演奏のときは手拍子を入れて、観客も参加した気分です。
短い休憩のときに楽器のことを話していただきました。
今日のハープはグランドハープと呼ばれる物で、47弦には何色かの色がついているとか・・・
ペダルで半音の操作をするのだそうです。
ハープを弾く手のしなやかな動きが、とても優美に感じます。
フルートのほうは、吹くときにはがっぷりと口をつけるのではなく、半分くらい空けて吹くことで音が出るのだそうです。
オクターブの変化は息だけでやる・・・なんて、むずかしそうですね。
持ち運ぶ時は3つに分解するのだそうです。
後半は松任谷由美の 春よ来い・ 朧月夜 ・日本古謡の さくらさくら など、なじみの曲でした。
みんな春の曲です。最後は 早春賦 でした。
洋楽にも日本の曲にも、あう二つの楽器の演奏を聴きながら、いつのまにか寒さを忘れていました~
一時間余のミニコンサートでしたが、充分に楽しませてもらいました。
この日は脇本陣のそばの町屋館で、花展が催されていました。そちらにも回ってきましたので、お花は明日にアップいたします。