斜めに

社会を斜めに見ると裏が見える?

都会と地方

2017-11-13 21:22:51 | 社会


橋爪功さん、この前は清水アキラさん、息子の刑事事件を起こした。
懸命に仕事をなし、そして社会的名声を得た親であるが、子息の不祥事には頭も痛かろう。であるなら、私は同情もしよう。
 子ら当人は自身が起こしたことであるから責任をとることは当然であるし、また、一般人ならテレビ報道されることもないほどであったものが、全国報道されたことは、親が有名人である事からこうなるとの認識不足であろう。もし、親の七光りで仕事をしていたのなら、なおさらである。
 ところで、清水さんについて、仕事を自粛するとかについて、ビートたけしさんが「成人した息子のことで親が責任をそこまでとることはないだろう」的なことをテレビで言っていた。たけしさんは、やはり都会育ちである。聞けば清水さんは長野という地方人。ここで、地域による人の育ち方の違いを感じたのだが、どうだろう。
 私も地方のいなか育ちである。地域特に隣人はもとより私が知らない人でも、朝すれ違えば挨拶、黙礼をする。表彰毎なども、地方紙の地域版に載る。家族に不幸があっても、地方紙に「お悔やみ」で知らされる。『繋がって生きている、監視を持っている、共同に生活している』等などの意識がある。これを迷惑といえない事情もある。隣人が減ってきている。自分だけで、家族だけで生きてはいけないのだ。地方はそうして成り立っている。
 ところが、都会は違う。町内会する成り立たなくなるほど、隣人との繋がりはなくなっている。家族いあや家族であったも、我関せずのことも聞く。私の、そして子どもらの事柄にも、刑事事件だろうが何だろうが無頓着である。だから、人の余所の家に人が入って、しかし出てこないことも分からない。座間市が都会かどうかは知らないが、多分都市化しているのであろう。殺人でも強盗でも隣家なら「おお怖ッ」、5軒離れていたら「知らなかった」人もいるのでは。誰か試しに調査してみては?
 そんな気がしましたが、勘ぐり過ぎ?


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