kisetsunokazeni

ときには空を見上げて深呼吸。無駄と思える時間も必要な時がある。

心配しすぎ?

2018-03-09 20:50:14 | 日記
これはずいぶん前の事なんだけど

おとうと犬とのお散歩中に

向こうから軽やかに走る女子高生が近づいてくる

すると

「すみません、道に迷っちゃって・・・

 駅はどっちですか?」

どうやら高校の陸上部のトレーニングで

自分でコースを自由に決めて走っていたけど

迷ったらしい

時刻はもう間もなく日没で

その高校はそこから歩いたら30分はかかる

ま、でも走れば15分もかからないか・・・

そのあたりにはあまり詳しくないようなので

一番わかりやすくさらに人通りが多い道を選んで教えてみたら

「信号を曲がって、その先を・・・

 わかりました、ありがとうございます」と

元気よく挨拶して走っていった

多少心配だったけどこっちは目の見えないおとうと犬と一緒だから

ずっと背中を追っていくわけにはいかない

しばらくおとうと犬のフンフンに付き合って

ふとその子の走っていった方を見ると

あれ?

最初の信号を左折って言ったんだけど

曲がらないでずーっと先のほうを走ってる~

ま、まあこの辺りは

どの道を選んでも最終的に左へ曲がれば

駅やその高校の方には行けるし

夕方のこの時間は人通りもまあまあある

でも

彼女は高校生

もしまた迷ったりして変な人に声かけられたら

どうなる・・・?

一抹の不安はあったけど

おとうと犬連れてるわたしは彼女に追いつけないし

声も届かないところに行っちゃってる

それに

変なおばさんがいきなり高校に電話して

「お宅の生徒さんが今この辺り走っていきましたけど大丈夫でしょうか?」とか言っても

怪しまれるだけ

なので

後は祈るのみ

その後2~3日は

県内ニュースとか市の放送に注意してたけど

特に何もなし

そこでやっと一安心のわたし

はぁ

青春真っただ中の高校生の皆さん

この先の人生も楽しみたいなら

夕暮れ時に知らない道走ったりしないよう

予め地図でコースを確かめてね、って思った

おばさんなのでした~

でもそのお年頃って

何でも大丈夫な気がしちゃうんですよね・・・  私にもそんな頃があったっけ・・・?



遊びに来てくださって、ありがとうございました
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする