yurikago-sa

1939年生まれ
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四国八十八ケ所 第八十四番札所 屋島寺

2015年03月24日 | 日記

 四国八十八ケ所霊場 ご開創1200年記念のバスツアー巡拝 14回目は 

平成27年1月11日 84番から 結願寺88番の5ヶ寺を巡りました

 始めに香川県高松市屋島東町 瀬戸内海国立公園のほぼ中央にある

 第84番 南面山 屋島寺を参詣しました

屋島寺は奈良時代の末749~757年 唐の名僧 鑑真和上(がんじんわじょう)が

屋島に立ち寄り 北峰の霊地に霊光を感じ 普賢菩薩をご本尊と普賢堂を建立され

その後 弟子の恵雲律師が伽藍を創建 屋島寺と号し 初代の住職になり

810年弘法大師が嵯峨天皇の勅命で 南峰の現在の位置に移し

十一面観世音菩薩を刻み ご本尊とし中興開山され霊場に定めたそうです

お詫び 84番~高野山まで 平成13年9月~「お遍路徒然」で一度投稿をしていた写真に

新しく写真をくわえ 手直しして投稿をしますのでよろしく

        

源平合戦ゆかりの景勝地 シーズンには 観光客や お遍路さんを 

お迎えする 静御前と弁慶さんが登場していました

瑠璃宝池

弘法大師が 屋島寺創建の時 宝珠を本堂の前に埋め 

その周りに池を掘った由来から その名があります

また源平合戦の時 源氏軍兵士が 血の刀を洗ったところ 池は真っ赤に染まり

「血の池」ともいわれています

東大門

駐車場に近い東大門から境内に入ります

 

屋島寺 境内図 

東大門から境内に入ると左手に 左から 観音様 阿弥陀様 お地蔵さまが並んでいます  

門の正面で十一面観音さまが お出迎えです

その奥に 五重の石塔 が見えます

右手に 天女像の手洗い

つづいて 千体堂 

千体の観音像をお祀りしています

 

つづいて 三躰堂

阿弥陀如来 釈迦如来と屋島寺の開創の基を築かれた

鑑真和上が祀られています

 

つづいて 一願不動尊 と並んでいます

一つだけ願いを叶えてくれます 多くを願ったら 忿怒の顔で怒ります

大師堂

大師堂左に 七福神が並び 熊野権現堂があります

つづいて左に 蓑山明神(みのやまみょうじん)

弘法大師が道に迷った時 菅笠をかぶった老婆姿で現れ 道案内をしたという

伝説の四国狸の総大将 屋島太三郎狸が祀られています

日本三大有名狸で 家庭円満 縁結び 子宝授かり 水商売の神として信仰を集めていま

狸石像は高さ3mもあり 笠を背にしているのがご主人 子狸抱っこは奥さん狸です

本堂 

ご本尊はに弘法大師が寺を現在地に移した時 刻んだ十一面千手観音菩薩

ご真言 おん ばざらたらま きりく

四方八方にお顔を向けて すべての人々を救って下さいます

本堂に向かって右手前に 納経所があります

本堂に向かって左手前に 宝物館

源平合戦の貴重な遺品や 屋島に伝わる貴重な文化財  

美術品 が保存 展示されています

鐘楼

釣鐘は鎌倉時代の初めのもので形も音も美しい古鐘で

 土地の人は平家供養の鐘と呼んでいるそうです

大師堂前から撮ると左から納経所 隠れて見えませんが手水場 鐘楼があり

正面に宝物館 右に本堂 蓑山明神 が並んでいます

四天門

  

 

  四天門に祀られている青銅の仏の守護神 毘沙門天 持国天 広目天 増長天 

仰之碑(ぎょうしのひ)

1903年大正天皇が皇太子の頃

屋島山に登られた記念の碑だそうです

四天門から仁王門への途中に右に伸びる参道を進むと記念碑や本坊などがあります

獅子の霊岩

大師さんが屋島寺を建立の時 完成しないうちに日が沈みかけ

近くの断崖に突き出ている岩(獅子に似ていた岩)に立って夕日を招いたところ

再び日が高く上り 寺が完成できたという伝説があるそうです

 その左に 月光殿

その左に 本坊

参道を挟んで左に 源平合戦の供養碑

 供養碑を進むとお遍路用品や土産物の商店街がつづいています

 引き返し右に曲がると仁王門に出ます

仁王門

次は  85番札所八栗寺へ行きます

おしまい