けーちゃんに誘ってもらって、飯の山に散策に行ってきました。
現地近くでみきちゃんちと合流。
散策と言っても時間が時間だったので、登山口で子供たちを放牧してる感じ。
子供たちを遊ばせ始めてすぐ、山の方から降りてきたおじさんが子供たちに声をかけてくれました。
常井 力さんという香川西高校で6年前まで勤務されていた方です。
定年後、1000人の人たちと会うのを目標にしているそうです。
飯の山には野鳥や自然の写真を撮りに来ているそうです。
私たちも鳥(鳥の巣)に興味があってきているのを話すと
カメラの中のかなりの時間をかけて撮れた大鷹の写真や小鳥の写真を再生して見せてくれたり、
初めてスケッチした絵や野鳥や珍しい蝶の写真をファイリングしているノートも見せてくれました。
ファイリングしてあるノートには去年の震災後の現地の写真もあって。
ボランティアで支援されて、見たことや経験したことなど震災のことをいろいろ話してくれました。
中学生が身元確認をしなければならない現実、家族を助けに行く途中で津波にのまれてしまった家族のこと、
家族を亡くしてしまった人たちのことをたくさん話してくれました。
そして、子供たちにお母さん、お父さんを大事に。
私たちに主人を大事に。
とメッセージをくださいました。
この方との出会いがてっぺーの心をかなりうったようで、
現地でおじさんと別れてから、ポケットにしのばせて行っていたメモ用紙に花の絵や蝶をスケッチしてみたり、
うちに帰ってからそのメモ用紙におじさんのことを書き記していました。
今日、いいのやまにのぼってとりのすを見つけました。
いいのやまにずっととまっていたおじちゃんがきて大あしのしゃしんを見せてくれました。
「ふくろうを見つけたよ。」ていいました。「すごい大きいでかさだよ。」とおしえてくれました。
ぼくが見たこともない生きものがいいの山にはいるんだなあとおもいました。
だいしんさいのしゃしんもとっていました。
・・・つづく。
今日の出会いから、こうして家族揃っていつもと変わらない毎日を送ることができていることへの感謝を
忘れてはならないことを心にとめておかなければと思います。