9月22日は太宰府天満宮の秋大祭である御神幸の「お下り」の日。
消灯された神殿では夜陰のうちに厳かに御霊を遷す儀式が執り行われます。
宮司と権宮司のみが内陣の扉を開け中に・・・
この所作も几帳で覆われて見えないようになされます。
ここで一斉消灯されまったくの闇に。
「ギーィ」という扉がきしむ音が境内に低く響きます。
全員がこの間は平身低頭しています。
神主が「おぉーぉ」と低い声を発し邪を払います。
いよいよ神輿に御霊が遷されます。
依り代は御幣でしょうか?
解かれたお飾りを元の通りに整えます。
ヨチョウ(担ぎ手)が配置されます。
午後8時過ぎにおごそかに神輿が出立します。