石井幸孝さんの旭日重光賞の受賞を祝う会が博多川端のホテルオークラで開かれ、
九州内外の政財界や有識者300名近くが集いました。
石井さんはJR九州の草創期の会社運営を軌道に乗せ、一線を退いた後も九州に残られ、
福岡城跡の顕彰をおこなうなど、九州浮揚の活動を続けていらっしゃいます。
1987年に民営化で発足した九州旅客鉄道株式会社(JR九州)初代代表取締役社長に就任。
早速、"部内本位からお客様本位"、"系統本位から会社本位"、"予算本位から収支本位"など「国鉄流10の反省」を提唱。自らも営業能力の高さを発揮し精力的なトップセールスを行い多角化を推進した。デザイン戦略を経営戦略として位置付け、水戸岡鋭治をデザイナーに起用し787系電車『つばめ』、883系電車『ソニック』、885系電車『かもめ』、九州新幹線800系電車『つばめ』など多くの斬新なデザインの特急車両を世に出し、他の交通機関との激しい競争で当初厳しい経営を予想されたJR九州の業績アップの原動力とした。これらの車両はブルーリボン賞、ブルネル賞など国内外の多くの賞を受賞した。
また、九州新幹線の整備、博多 - 釜山間国際航路『ビートル』の開設や熊本駅、鹿児島中央駅、由布院駅などの整備や駅舎改装、博多駅コンコースの大改装、『あそBOY』などの観光列車を次々と走らせるなど、鉄道を通じて九州各地のまちづくりやインフラ整備、および九州観光に大きな業績を残し国鉄行政改革をJR九州で実践した(Wikipediaより)。