雑誌「世界」岩波俳句

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特選３句は池田先生のコメント付き。そして、地や人、並はなくいきなり佳作

３０句。全部で３３句なので私が出しているいろんなコンクールでは１番少い

入選だと思う。先月（４月１５日締め切り、５月８日発売の「世界」で発表）

ビギナーズラックで佳作３０句に選ばれており、大変喜んだのですが、なんと

２カ月連続で、まさかの佳作をいただきました。池田澄子先生ありがとうござ

います。

佳作、３０句です。人のは許可が取れないのでわざと読めないようにしました。

　

朝ぼらけ社を暈す花の兄　　⑦パパ

この句は、２号線が混むので矢野から熊野、熊野跡、西条を通って通勤してい

た時、熊野辺りで観る梅がなんかハッキリ見えないことに気が付いていた。幹

の黒いのが目立つだけで、梅の花って花自身も、周りの景色も暈す気がして運

転しながら浮かび赤信号でメモした句。ちょうど通販生活「よ句もわる句も」

の兼題が「梅」だったので出したのですが、没だった句です。投句１０句の中

で１番の自信作だったので、兼題なし自由題の岩波俳句に出してみたら、佳作。

良い没供養ができました。夏井先生も「俳句王国」で（※残念ながら紹介され

なかった俳句につきましては「未発表句」としてご活用ください。）と仰って

おられます。俳句部の皆さんも、没句を無駄にせず、他で活用してみてはいか

がですか。選者が変わると思わぬラッキーがあるかもしれませんよ。

自句の解説にもどります、言い忘れてたので。季語ですが、花の兄です。梅は

いろな花にさきがけて１番最初に咲くので花の兄ともいわています。

 

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