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『あさが来た』3週の感想まとめ、その1。忘れてた、投げ入れた、もうデレた、待たせてた、やっと会えた。

2015-10-17 13:08:50 | 朝ドラの感想

『あさが来た』3週、「新選組参上!」の、前半の感想まとめ。


NHK大阪放送局と山本耕史の溢れかえるサービス精神。その1。




後半はこちら。→『あさが来た』3週の感想まとめ、その2。歳も初夜も池井戸展開も来たけど、「びっくらぽん」。





関連リンク

『あさが来た』2週、走っていく花びら、流れていく花びら。

『あさが来た』1週、あさ!そっから何が見えるん?

あさが来た!!あさが来たよ!(初回のネタ雑感)

『まれ』、『あまちゃん』他、朝ドラ関係の記事はこちら。
朝ドラ感想記事のまとめ。




■祝言すっぽかした



雨男だから楽しみなことはちょっと忘れといたほうがいい、ってなかなか画期的な言い訳だなww


「角隠しを取ったら角が見えてしまいます」
「角も生えるわ!」


角隠しをうまく使って、あさの怒りを表現して……だめだ笑えるwww

 

慌てて御帰宅の新次郎さん。
亀助が「怒ってないからとりあえず謝ってきて」というもんだから、謝りにいくも。
あさ、プンスコ

新次郎「怒ってるがな」
亀助&視聴者「そらそうだすわ」


小声で亀助呼ぶ新次郎さんが可愛かったです。

 

でとりあえず新次郎さん、ぬかりなくフォロー。
父ちゃん「(……あかん、この高等遊民)」



で、まあ無事に落ち着きましたが。
「もう二度と祝言の日には遅れたりはせえへん」

そういう問題じゃないwww



■働いたら負けかなって



「いやいや、働いたら負けかなって思ってるんで」
(言ってない)

働かないといけないのに働かない旦那と、働かなくて良いのに働く嫁。
新次郎はこんなこと言ってますが、あさは「何か仕事をさせてくれ」と女中さんや番頭さんに聞いてます。
でもなんのかんので一応新次郎が働いてるシーンあるんですよね。


「わてお面だけはよろしおますやろ」

自分のイケメンを自覚しているイケメンは厄介……!!





■土佐堀川に……



「立会いなんて気恥ずかし事ようせんさかいな。あんじょうやりなはれ」

新次郎のおかん、さすが高等遊民の母、寛容。

さて、あんじょうやろうとした新次郎(手が早い!)

 
あああああ、土佐堀川に……

 
投げ入れたっ!!

視聴者が「#土佐堀川に投げ入れろ」「#淀川に投げ入れろ」タグを使うまでもなく、自分で投げ入れたあさ。
最強ヒロインの座に登ろうとしている(ちなみに今のところ「マッサン」のエリーが一番)

あなたが投げた~小指が痛い~♪

ちなみにここまで月曜の15分です。
厳密にいうと、残り1分ではつの様子が描かれるんですが。

ちきしょう、放送開始後の初の祝日月曜の朝、祝言・初夜など胸キュンイベント満載のターンにこの展開持ってきた制作陣www



■白蛇さん、デレた。


前述した月曜15分の残り1分。
山王寺屋のはつがひきに描かれました。
とある部屋に通されて、ふすまを開けた瞬間驚いたはつ。
はつが観たものは……

 

部屋一面のお着物。
この中から好きなものを選んでくれ、と。

拷問器具だとか三角木馬だとか壁一面はつのプロマイドとかあれこれ言ってごめんね、白蛇はん。

 

露芝の1枚を手に取ったはつ。
「せやけどええやないか。派手さはあらへんけど美しい柄や」

もうデレた……!!

繊細過ぎる白蛇はんこと惣兵衛さんのデレ顔。口角と目尻が緩んどりますがな。
惣兵衛さん、はつが障子を開ける瞬間にはつの表情をガン見してました。
どんな反応するか気になって仕方なかったんだろうなあ。

柄本さんの演技にこっちがデレた。
(中の人も宮崎あおいちゃんの大ファンだそうなので、案外演技でもなかったりして)

 

白蛇はんの細い目ぇの笑顔を見て、はつも笑顔だね。
山王寺屋に来てからずっと気張ってたのかな。
着物より何より、惣兵衛が少しでも笑ってくれたことが嬉しいんだろうな。

【暇つぶしに書いた「デレた白蛇」】




■湿布をキレイに貼ったのは誰だ。



湿 布 を 貼 っ た の は 誰 だ 。
有働さんもつっこんでた。


美和「おいでやす」

群馬にいるはずじゃ……(そういうこと言わない)



■番頭さんたち



招き猫とおそろいのポーズをしてる亀助さん。


外に出たいというあさについてきたはいいけれど、置いてけぼりくらった亀助さん。

今週入ってから、ダークホース・亀助さんのツボにはまってる



???「猫ちゃんじゃあらへん。わんちゃんどす。継ぎは、おまけどす。雁助さんも乗り換えたらどうだすか」
ヒント:あさの子役は鈴木梨央ちゃん。

じゃなくて、これもきちんとした時代考証の小道具でした。


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「かいらしい」って言ってる雁助さんがかいらしい(異論は認めない)



■待たせたな


そして迎えた14日の火曜日、あの人が帰ってきました。


「待たせたな」


NHKがんばった!よくやった!
「待たせたな」って誰にいってんだよ、そうか視聴者か!
溢れかえるサービス精神!!


でもナレーションが一刀両断。
「が、あさにはそんなこと関係ありません」

ひっでえwwwww



■なんだこのリア充め。


土方祭りなんて関係ない。
1か月も新次郎に放置されていたあさ。
加野屋をこっそり抜け出して、はつに会いにいっていました。
(加野屋から山王寺屋は歩いて15分くらい)

 
「うちは何ひとつ不自由なく暮らしてます。ありがたいことやわ」

あれだけ嫁入りに不安を抱いていたお姉ちゃんの幸せそうな顔をみて複雑なあさ。
あの能面の白蛇さん、
「ほな先行くわ」
と惣兵衛は言ったものの、あさとはつの会話が終わる約1分、ゆっくりゆっくり歩いて待っていました。
はつの歩幅に合わせて歩いてくれる優しい人なんですね。
で、はつもそれをきちんとわかっている。

着物プレゼントからこのシーンまで惣兵衛とはつの描写はなかったのだけれど。
それでもきっと、分かりづらい惣兵衛の優しさをはつがきちんと受け止めたんだな。
そうやって2人は信頼していくんだなというのがよくわかります。


ところで。

大阪の地理はあまりピンときてないのですが……

例えば、あさのところに鴨居商店起こしたばかりの鴨居の大将が相談に来たりとか。

惣兵衛とはつが晩年に縁側でお月見でもしながら
「これ、外国の酒やて」
「へえ、『太陽わいん』…わいん?」
「滋養に効くて。飲んでみ」
「ほな、旦那様も一緒に」
「うむ」

とかありですか?ありですか??(時代的には合ってるはず)





■あさと仕事



「うちは今井の父に一生帰ってくるなと、そう厳しく言われてきたんです。
 一度敷居をまたいだからには、一生京都へは帰らへん決心でございます」


かっけー、あさ。父ちゃん母ちゃんの強さをきちんと引き継いでるね。


「両替商というのは信用が第一。
 その信用を守るためには、古うから言われているこのしきたりというもんを粛々と守っていかなあかん」


伝統を守る、信用を引き継ぐってこういうことか。




■どうしてこうなった




バカ殿が何かかとww


 
だ か ら ど う し て こ う な っ た 。



■インターナショナルなストーカー


 
「やっとこさ会えたな」

五代が帰ってきた。


  
「ほーう、ビューティフルレディーになったと思たどん。中身はまんまんごたい」
「達者で生きったもんせ。世の中はこいから大きく変わっで」


ハイブリッド薩隅方言が時代の変わり目を表してるんですね。
坂本龍馬やジョン万次郎、幕末期に国外の文化や言語に触れた人たちは、こうやって異文化を受け入れたんでしょう。
五代さんがあさに異国の文化を伝える文を書いたように、「世界は広いよ」って街中の人たちに教えて。
それが原動力となって明治を迎えたのかなあと思います。

ところで「あさが来た」における五代才助(五代友厚)ですが。

・11歳の少女を路地裏に連れ込み、腹を触る
・14歳少女の個人情報を調べ、手紙を送りつける
・15歳人妻を、「ごぶさた!」とナンパ。


ひでえwww



■いびりフラグがたちました。


そのころ山王寺屋では。
あさとはつの母ちゃん・梨江さんがやってきました。
梨江さん、何気なく山王寺屋の商売の様子を聞きます。

……が、これがスイッチを入れました。

 

フルスロットル嫁いびりに、はつピンチ。
しかしそんな菊(惣兵衛のおかん)に、「もうええがな」と助け舟出す惣兵衛。

かこいい。がんばれ白蛇。
(変態扱いしてごめん)

しかしはつのことを思い遣ると、表情が柔らかくなる惣兵衛。
台詞少なに惣兵衛を演じる柄本さんの表現力すごい。




■新しい風




意気消沈の梨江ママ。あさには合わず、手紙とお菓子だけ託して京都へ帰ります。
その若鮎のお菓子に入っていた文がこれ。

「風変わり 父は新たな風に乗り」

今井家はご公儀を見限ったのか。
(当時の今井家は日本でも屈指の商家)

確か土方さんが「待たせたな」やってたのって今井家の近くでした。
ダッシュする土方さんを母ちゃんが見ているカットがあります。

日本でも指折りの商家として「激動」を肌で感じ続けて、どうすべきか悩んで決めたんだろうな。




で、「文字数多いぞこら」って怒られたので2部編成です。

後半はこちら。
『あさが来た』3週の感想まとめ、その2。歳も初夜も池井戸展開も来たけど、「びっくらぽん」。

■金貸して
■初夜が来た
■白岡あさが黙っていない
■びっくらぽん

の4点でお届けいたします。







■言ってない



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