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べっぴんさん、べっぴんさん、一つ飛ばさずべっぴんさん!【初回感想】

2016-10-03 12:10:37 | 朝ドラの感想
2016年後期BK朝ドラ『べっぴんさん』の初回ネタバレ感想。


新しい物語がやってきた。

※ネタバレしてます。ご注意ください。



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●昭和20年


物のない時代。神戸の焼け跡で。

 

アバンは昭和20年(1945)、焼野原となった神戸の街を見下ろす高台。
焼け跡で、すみれ(芳根京子)の涙が美しい。



●昭和44年




そこから20年の月日が経ち、昭和44年(1969)。
画面奥には『祝・キアリス創業20周年パーティー』


お母ちゃんと赤ちゃんたちを思い、一針一針縫い続けた4人の女性。

「その心が多くの人たちを幸せに導いたのです」

記憶の中ですみれを呼ぶ声。
それは母が教えてくれたクローバーの4つの葉に込められた思い。


『勇気』『愛情』『信頼』『希望』

すみれの周りの女性たち、それから男性たち。

さあ、この2つのアバンの回収はどのタイミングなのか。




●ミスチルだ!




オープニングは、Mr.children『ヒカリノアトリエ』

華やかな背景に驚きました。




●昭和9年、少女所時代

時代は少し遡り、すみれの少女時代へ。
昭和9年。

すみれは本に読みふけってしまうタイプの女の子。
しっかりものの姉は百合。
父の坂東五十八は、坂東営業部という会社の経営者。


しかしなんとも正しい生瀬パパン。


藤井の叔父さんだ!
(→てるてる家族で、佐世保バーガー作ってたおじさん)
演じているのは曽我廼家文童さん。

父が仕立てた洋服の感想を聞かれ姉の百合はハキハキと答えるのに、口ごもってしまうすみれ。
すみれの答えを待つことが出来ず、つい声を荒げてしまう五十八。
でも周りのフォローがあってすみれはどうにか思いを伝えることができ、五十八も謝るのですが……

「なかなか言葉にするのが苦手でゆっくりしているところがある子ですが、私の娘、坂東すみれは本当は芯の強い子なのです」




すみれが見下ろすこの風景。
冒頭で出てきたところと同じ地点ですね。
美しい街並み、美しい洋館。
それがこれから破壊されていくのかと思うと、ドラマの中とはいえ辛い。



●転び方問題




「坂東営業部」(っていう社名)は手広く布製品を扱っている会社。
それは全て特別な品、別品
その取締役は…


名倉さんじゃないかwww
(BSだと前番組で『ごちそうさん』を放送しているのですが、いやまさか泰造・名倉を朝ドラで連続してみる日が来るとは)



すみれの母・はなは入院中。
その母のお見舞いに行こうと言われて浮足立つすみれなのですが。


巻き込まれた執事さん、いい転びっぷりなwww


すみれもいい衝突っぷりwww


またこけたwww



……こっちの倒れ方はあかんやつだ……





●悔しくて、悲しい。





すみれはお見舞いの品で、刺しゅう付きのハンカチを母に贈るのですが……。
「これはなんだ?」
「初めて作ったんだから仕方ない」
父や姉から言われてしまい、逃げ出してしまうすみれ。


それは母だけがすぐに気が付いたユリとスミレの花でした。


(五十八は反省してんのかしてないのかその顔www)

カーチャン、気づいてたのなら言ってやれよ、とも思ったのですが。
カーチャンもカーチャンで、父や百合たちが気づくのを待っていたのかもしれません。




一生懸命作ったけれど、伝わらなかった。
悔しいね、悲しいね。



「悔しくて悲しい。でもそれ以上にうまくなりたいと思うすみれでした」

お母さんの刺繍箱を開いて、一刺し一刺し。
少し痛いけど我慢をして。
前を向くんだ。

がんばれすみれ。




●がんばれ!


まだまだ初回、子役週なのでどうなるかはわかりませんが。
「がんばれ!」と応援したくなるヒロインは何より魅力的。

半年間の長丁場、すみれも芳根ちゃんもがんばれ~。


ところで。
ロマンチック乙女チックな方向に走るのなら、1周回って「こいつらまた遊んでんなww」ってくらい可笑しいくらいに突っ走ってくれていいんだぞ。








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