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朝の散歩とラジオ体操をして、一通りの家事を済ませたあとに、朝ごはんを食べながらNHKのニュースを見る。
朝のニュースで、ダイヤモンド富士の特集をしていた。
77歳の男性が身延山からのダイヤモンド富士を求めて、「見られる日」に10年以上上り続けているという。
山頂の天候は不安定で、3日間という少ない日数も曇り空に終わってしまうことも多い。
1日目には「期待しましょう」と。
2日目には「明日がある」と。
最終日には「来年がある」と。
最後に男性は付け加えた。
「もう一度見たいんです。あの感動的な光景を」
ダイヤモンド富士のことは前から知っていた。
2年前、夕日マニアの大学の友達と高尾山に行ったときだ。
高尾山の予定日とは少しずれていたから、厳密に言えばダイヤモンド富士ではないけれど。
くっきり見える富士山の脇に沈んでゆく夕日が美しかった。
男性の言葉に、そのときのことをふと思い出したのだ。
「もう一度、見たいんです。あの感動的な光景を」
もう一度見たい景色がある。
朝のニュースで、ダイヤモンド富士の特集をしていた。
77歳の男性が身延山からのダイヤモンド富士を求めて、「見られる日」に10年以上上り続けているという。
山頂の天候は不安定で、3日間という少ない日数も曇り空に終わってしまうことも多い。
1日目には「期待しましょう」と。
2日目には「明日がある」と。
最終日には「来年がある」と。
最後に男性は付け加えた。
「もう一度見たいんです。あの感動的な光景を」
ダイヤモンド富士のことは前から知っていた。
2年前、夕日マニアの大学の友達と高尾山に行ったときだ。
高尾山の予定日とは少しずれていたから、厳密に言えばダイヤモンド富士ではないけれど。
くっきり見える富士山の脇に沈んでゆく夕日が美しかった。
男性の言葉に、そのときのことをふと思い出したのだ。
「もう一度、見たいんです。あの感動的な光景を」
もう一度見たい景色がある。
もう一度立ちたい場所がある。
もう一度会いたい人がいる。
期待してもだめかもしれない。
でも明日がある。
明日もだめかもしれない。
明後日もだめかもしれない。
でも、来年がある。
いつか、そんな風に思えるようになりたい。
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