『あさが来た』15週「大阪の大恩人」の長文ネタバレ感想まとめ、その1。
五代さんフラグや雁助さんフラグが乱立する週だけど、
今なんでだす娘の千代ちゃん、可愛い。
後半はこちら
→『あさが来た』15週、その2.開拓使官有物払い下げ事件、ひとつのかたち
関連リンク
・『あさが来た』14週、ふゆに降る雪、亀助さんのど根性、日本一短いプロポーズ
・『あさが来た』、ロスってる暇はなかった年末年始まとめ
・【腹筋が】『あさが来た』前半まとめ4.草生えたあのシーンこのシーン【崩れる】
・【化粧が】『あさが来た』前半まとめ3.感動のあのシーンこのシーン26選【崩れる】
『あさが来た』1週~13週他、朝ドラ関係の記事はこちら。
・朝ドラ感想記事のまとめ。
他民放ドラマ、NHKスペシャルはこちら。
・少々真面目で結構ゲスいテレビっ子の備忘録まとめ。
■千代も大きくなりました
【悲報】あさちゃん、もう若くない。
若奥様っていうか若大将っていうか。
「今からなあうち炭坑行かなあかんねん」
千代ちゃんのあさちゃんごっこに、月曜の朝から笑った。
「何でだす?何でお母ちゃんは普通のお母ちゃんと違てるの?」
今何でどす娘から元何でだす娘にクリーンヒット。
■風紀が乱れる
「何でだす?何で男とおなごが一緒にいるぐらいで、風紀が乱れますのや!アホらし」
元何でどす娘が三坂に八つ当たり(違う
ラブの話をしようとか言い出したりいきなりシェイクハンドしたり。
風紀を盛大に乱した張本人は、校長の五代くんという件というわけだが。
■トモちゃんシンちゃん
新次郎と五代さんは仲良しこよし。
「日本酒もウイスキーもまっこてうまいが、これにかなう酒はありもはん!」
「薩摩言葉や!」
ここまでは「五代さん、大久保さんにかわる友達出来てよかったね」でだったのですが。
盛大にコーヒー吹きました。
「シ…シンちゃんトモちゃん?」
五代くんのポジティブ攻撃にシンちゃんタジタジ。
今耳にした言葉を受け止めきれないシンちゃんである。
見ている方も1度目では受け止めきれなかった。
■雁助さんとあさと榮三郎
銀行開設をめぐりもめるあさと雁助さん。
仁王様たちのにらめっこ大会。
雁助さんは頑として銀行には反対。
あさは銀行を進めたい。
榮三郎は、というとわりと柔軟に「店を危険にさらすわけにはいかない」と。
さてどうなる。
■若紫(おいこら
千代ちゃん逃げてええ!!!
五代くんの脳内親子。
イケメン好きの千代ちゃん。
しかしなんだこれ。
あれだ。
源氏物語の光源氏(五代)と藤壺(あさ)と若紫(千代)だ。
あ、うん…なんか五代さんごめん。
それにしてもなんで千代ちゃんは五代くんにそんなに懐いてるの?
あさだってなかなか会えないって、あさ自身も忙しいのに。
まさか……五代くん、通いつめて……((((;゜Д゜)))))))
よのさんまですっかり五代様に落ちてる件。
「千代にまで気に入られるやて、ほんまにもうトモちゃんめ!」
あさも千代も美和さんも、みんな大好き五代くん。
…ん?
これ「トモちゃんはわての友達やさかい!」なの?
それとも「みんなして五代くんのことばっかり!」なの?
それ大事よ(何が)
■フラグ乱立
かねてから揉めている銀行案件について五代さんにアドバイスをもらうあさたち。
「大番頭さんの言ってることが正しい」と五代さん。
盛大なインフレが発生しているため、今はまだ控えたほうがいいとのアドバイス。
でも諦めてはならないとも続ける。
「北海道の開発も手伝うてもらいたい」
「北海道は宝の山です!」
あさたちに北海道開拓の提案をする五代さん。
しかしこの北海道というキーワードが出てくると、つまり『開拓使官有物払い下げ事件』が出てくるわけで……
「次は仕事やのうて遊びに来るからな」
「きっとな!」
「次は」とか「きっと」とか、もうフラグにしか聞こえない。
五代くん……
そうか、五代様死す(佐野Pより発表あり)ってことはこの愛すべきトンチキをいじれなくなるってことなのか……
それはともかくとして、この五代様、つーかディーンさんの満面の笑みが素敵です。
千代ちゃんのことを本当の娘さんのように思ってるみたい。
ディーンさん、お仕事でなかなか会えないんだろうし、お仕事とはいえ嬉しかったんだろうな。
しかしその五代氏に迫る不穏な影。
『実家の父ちゃんと弟を囲い込む→旦那様とお友達になる→娘を手懐ける』
とまあ着実に攻めていく五代くんの強さでも、史実には勝てないのだなとなんかもう涙目。
だからBKさん、副音声を五代くんでお願いしますよ。
なんだったら木曜時代劇か大河でもいいですよ。
■十人十色
「10人10通りのお母ちゃんがいてますのや」
「まずいのはひょっとしたらわての方やあれへんのかなあって…」
序盤から梨江さん、よのさん、菊さん、櫛田様、
カズさん、はつ、あさ、うめ、ふゆ……
ざっと挙げただけでもこれだけの女性が描かれてきたから、「それぞれのお母ちゃん」という言葉にも説得性を感じる。
「10人の人がいたら10個の生き方/人生がある」、なんだかうれしいエールだなあって思います。
そんな暖かい言葉を選んだ新次郎だけども、「でも問題なのは父親の自分なのかもしれない」と重ねてくる。
いろんな女性がいるように、いろんな旦那様、男衆もいる。
忠興さん、正吉さん、栄達さん、惣兵衛、新次郎、親分、サトシ、榮三郎、雁助、亀助……
誰か新次郎に「お父ちゃんも10人いたら10通り」って言ってあげてくれ。
なんてことのないシーンに描かれる、物語の本軸。
『普通のお父ちゃん、普通のお母ちゃん』ではないこと。
改めて突きつけららる『普通』の難しさ。
あさや新次郎の生き方が、この時代の中で『レア』だったことを
ままごと遊びと新次郎の表情で表すんだからBK怖い(褒めてる
■雁助さんとうめさんの行方が読めない、その1
「止まっとくことのでけへんお方やさかい」
あさを評する雁助さん。
梨江さんから大股で進んでいくあさに声をかけてと託されたのはうめだった。
でもそれを知っているような(知るはずがないけど)雁助さんの言葉。
今井家と正吉さんが不在となって存在感を増す大番頭さん。
うめから正吉の訃報が届いたとき、本当は加野屋を辞めようと思っていた雁助さん。
訃報を受け取ったときの手拭いを見つめていた雁助さんの描写を思えば、
雁助さんの手拭いには大旦那様への思慕や恩義が詰まってたとか改めて涙目。
このときのふたりの手元がなあ……
雁助さんは茶碗をしっかり持って、うめさんは何かを握るようにギュッとしてて。
それを照らすような陽がなあ…
またなんだか象徴的な美しさや切なさがあってなあ……
雁助さんはいずれ加野屋を出る。
でもうめは……
ふゆの嫁入りを見送ったあとのうめがプロ女中としてあさについていくのか、それとも雁助と、なのか。
流れは前者な気がするけど、それに逆らおうとするうめの視線の強さと迷いがまた…
ああもうじれったいわ!!
■揺るがない思い
雁助さんとあさの対立は続きます。
今度は炭坑の話。
そいえば新発表の広岡浅子関連史料で 「(大阪商人は)確実に儲けにならないことには金を貸さない」ってなことあったなあって、雁助さんの言葉でそれを思い出した。
買い足しても爆発させても構わない。
ただし自分は炭坑には関わらない。
炭坑事故の片付けとサトシの追及をしたのが雁助さんで、黒糖饅頭を知らない雁助さんだからこそなんだろうかな。
サトシパートが雁助さんパートに生きるとは。
雁助が臣従しているのは大旦那様。
多分榮三郎が炭坑に行けと命じても応じないんだろうな。
でも雁助さんもまた亀助さんの嫁入りを憎まれ口叩きながら見送ってるから、もううめさんの側にいたいっていう思いもあるのかな。
雁助さんは炭坑でどう過ごしてきたんだろう。気になる。
亀助とふゆの『新婚炭坑日記』も観たいけど、雁助さんの『プロフェッショナル』も観たい。
親分と雁助さんが絡んでるのを見てみたい。
■はつさん再登場
はつさんからお手紙とうめ届いた。
新次郎は香りを味わいながら、惣兵衛やはつ、藍之助たちと過ごした日々を思い出してるかな。
嬉しそう、でも少し寂しそう。
あさはまた九州へ行く。
寂しいのは千代やあさだけじゃない。
「暮らしぶりは楽やあれへんのやけど、楽しゅう暮らしております」
はつさん自身も久しぶりだし、緑字幕に「おお、はつさんだ」と実感したんだけど。
ていうか菊さん元気でよかった。
まさか菊さんにこんなこと思うとは3週には予想すらしてなかったわ。
(´-`).。oO(栄達さんは元気なんだろうか)
楽(らく)ではないけど楽(たの)しい。
はつの家族にとって身に足りた暮らし。
それにしても『楽』の漢字で遊ぶ台詞がいいな。
日本語の面白さに気づかせてくれる。
■大阪経済のファーストペンギン
「手に負えないものほどつい追い求めとうなる。それが男というもの。」
三坂くんが「えっなになに?いきなり何の話してんの( ゜д゜)」という顔をしてるのは置いておくとして。
「それが男というもの」の男部分に二面性を含ませたんだなあ。
あさちゃんを見初めた男としての五代くんか、それとも白岡あさの心の友として男女の区別なく接する五代友厚か。
どっちも含ませたわけか……うまい。
プロマイド写真や名前を出すのではなく、あえて「あささんはファーストペンギンだ」と喩えたペンギンさん。
そのあかんとこを触るのが、プロのポジティブイケメンハイスペックとんちきストーカー。
……っていじれるのも残り少ないんだよなあ(涙)
あさが加野屋のファーストペンギンなように、五代友厚は近代大阪のファーストペンギン。
あさが胸張ってる話を聞いて、自分も胸を張ろうと思ったんかな。
偉人の心情を知る由なんてないけど、考えるきっかけをくれるの有難い。
(このへんが大河朝ドラと言われるゆえんなのかなとか)
■スキャンダル発覚
明治14年7月、開拓史官有物払い下げ事件のすっぱ抜き。
この事件を知ったのはドラマきっかけで五代友厚関連本を読んだときだけど、
前後関係の説明とかややこしいし、結局よくわかってないけど。
ヒストリア案件のようなテーマを朝ドラでここまでやってくれるとは思わなかった。
つか誰だよ、ディーン五代さんの似顔絵やるべって提案したスタッフwww
シリアスシーンなのにwwww
……ああ、これが『絶対に笑わせる』っていうBKの志か。
こんにゃろう、ほんとどうしようもないな(しつこいですが褒めてます
亀助からの手紙、あさの業務書類、はつの手紙、七夕飾り、
五代君の開拓使事業の資料、ファーストペンギン、スキャンダルを報じる新聞、その内容に驚く新次郎…
とまあ誰がどんな思いで書いた『文字』で繋がってた秀逸な15分だなと。
おまけ、マッサンが混ざる。
後半はこちら
→『あさが来た』15週、その2.開拓使官有物払い下げ事件、ひとつのかたち
五代さんフラグや雁助さんフラグが乱立する週だけど、
今なんでだす娘の千代ちゃん、可愛い。
後半はこちら
→『あさが来た』15週、その2.開拓使官有物払い下げ事件、ひとつのかたち
関連リンク
・『あさが来た』14週、ふゆに降る雪、亀助さんのど根性、日本一短いプロポーズ
・『あさが来た』、ロスってる暇はなかった年末年始まとめ
・【腹筋が】『あさが来た』前半まとめ4.草生えたあのシーンこのシーン【崩れる】
・【化粧が】『あさが来た』前半まとめ3.感動のあのシーンこのシーン26選【崩れる】
『あさが来た』1週~13週他、朝ドラ関係の記事はこちら。
・朝ドラ感想記事のまとめ。
他民放ドラマ、NHKスペシャルはこちら。
・少々真面目で結構ゲスいテレビっ子の備忘録まとめ。
■千代も大きくなりました
【悲報】あさちゃん、もう若くない。
若奥様っていうか若大将っていうか。
「今からなあうち炭坑行かなあかんねん」
千代ちゃんのあさちゃんごっこに、月曜の朝から笑った。
「何でだす?何でお母ちゃんは普通のお母ちゃんと違てるの?」
今何でどす娘から元何でだす娘にクリーンヒット。
■風紀が乱れる
「何でだす?何で男とおなごが一緒にいるぐらいで、風紀が乱れますのや!アホらし」
元何でどす娘が三坂に八つ当たり(違う
ラブの話をしようとか言い出したりいきなりシェイクハンドしたり。
風紀を盛大に乱した張本人は、校長の五代くんという件というわけだが。
■トモちゃんシンちゃん
新次郎と五代さんは仲良しこよし。
「日本酒もウイスキーもまっこてうまいが、これにかなう酒はありもはん!」
「薩摩言葉や!」
ここまでは「五代さん、大久保さんにかわる友達出来てよかったね」でだったのですが。
盛大にコーヒー吹きました。
「シ…シンちゃんトモちゃん?」
五代くんのポジティブ攻撃にシンちゃんタジタジ。
今耳にした言葉を受け止めきれないシンちゃんである。
見ている方も1度目では受け止めきれなかった。
■雁助さんとあさと榮三郎
銀行開設をめぐりもめるあさと雁助さん。
仁王様たちのにらめっこ大会。
雁助さんは頑として銀行には反対。
あさは銀行を進めたい。
榮三郎は、というとわりと柔軟に「店を危険にさらすわけにはいかない」と。
さてどうなる。
■若紫(おいこら
千代ちゃん逃げてええ!!!
五代くんの脳内親子。
イケメン好きの千代ちゃん。
しかしなんだこれ。
あれだ。
源氏物語の光源氏(五代)と藤壺(あさ)と若紫(千代)だ。
あ、うん…なんか五代さんごめん。
それにしてもなんで千代ちゃんは五代くんにそんなに懐いてるの?
あさだってなかなか会えないって、あさ自身も忙しいのに。
まさか……五代くん、通いつめて……((((;゜Д゜)))))))
よのさんまですっかり五代様に落ちてる件。
「千代にまで気に入られるやて、ほんまにもうトモちゃんめ!」
あさも千代も美和さんも、みんな大好き五代くん。
…ん?
これ「トモちゃんはわての友達やさかい!」なの?
それとも「みんなして五代くんのことばっかり!」なの?
それ大事よ(何が)
■フラグ乱立
かねてから揉めている銀行案件について五代さんにアドバイスをもらうあさたち。
「大番頭さんの言ってることが正しい」と五代さん。
盛大なインフレが発生しているため、今はまだ控えたほうがいいとのアドバイス。
でも諦めてはならないとも続ける。
「北海道の開発も手伝うてもらいたい」
「北海道は宝の山です!」
あさたちに北海道開拓の提案をする五代さん。
しかしこの北海道というキーワードが出てくると、つまり『開拓使官有物払い下げ事件』が出てくるわけで……
「次は仕事やのうて遊びに来るからな」
「きっとな!」
「次は」とか「きっと」とか、もうフラグにしか聞こえない。
五代くん……
そうか、五代様死す(佐野Pより発表あり)ってことはこの愛すべきトンチキをいじれなくなるってことなのか……
それはともかくとして、この五代様、つーかディーンさんの満面の笑みが素敵です。
千代ちゃんのことを本当の娘さんのように思ってるみたい。
ディーンさん、お仕事でなかなか会えないんだろうし、お仕事とはいえ嬉しかったんだろうな。
しかしその五代氏に迫る不穏な影。
『実家の父ちゃんと弟を囲い込む→旦那様とお友達になる→娘を手懐ける』
とまあ着実に攻めていく五代くんの強さでも、史実には勝てないのだなとなんかもう涙目。
だからBKさん、副音声を五代くんでお願いしますよ。
なんだったら木曜時代劇か大河でもいいですよ。
■十人十色
「10人10通りのお母ちゃんがいてますのや」
「まずいのはひょっとしたらわての方やあれへんのかなあって…」
序盤から梨江さん、よのさん、菊さん、櫛田様、
カズさん、はつ、あさ、うめ、ふゆ……
ざっと挙げただけでもこれだけの女性が描かれてきたから、「それぞれのお母ちゃん」という言葉にも説得性を感じる。
「10人の人がいたら10個の生き方/人生がある」、なんだかうれしいエールだなあって思います。
そんな暖かい言葉を選んだ新次郎だけども、「でも問題なのは父親の自分なのかもしれない」と重ねてくる。
いろんな女性がいるように、いろんな旦那様、男衆もいる。
忠興さん、正吉さん、栄達さん、惣兵衛、新次郎、親分、サトシ、榮三郎、雁助、亀助……
誰か新次郎に「お父ちゃんも10人いたら10通り」って言ってあげてくれ。
なんてことのないシーンに描かれる、物語の本軸。
『普通のお父ちゃん、普通のお母ちゃん』ではないこと。
改めて突きつけららる『普通』の難しさ。
あさや新次郎の生き方が、この時代の中で『レア』だったことを
ままごと遊びと新次郎の表情で表すんだからBK怖い(褒めてる
■雁助さんとうめさんの行方が読めない、その1
「止まっとくことのでけへんお方やさかい」
あさを評する雁助さん。
梨江さんから大股で進んでいくあさに声をかけてと託されたのはうめだった。
でもそれを知っているような(知るはずがないけど)雁助さんの言葉。
今井家と正吉さんが不在となって存在感を増す大番頭さん。
うめから正吉の訃報が届いたとき、本当は加野屋を辞めようと思っていた雁助さん。
訃報を受け取ったときの手拭いを見つめていた雁助さんの描写を思えば、
雁助さんの手拭いには大旦那様への思慕や恩義が詰まってたとか改めて涙目。
このときのふたりの手元がなあ……
雁助さんは茶碗をしっかり持って、うめさんは何かを握るようにギュッとしてて。
それを照らすような陽がなあ…
またなんだか象徴的な美しさや切なさがあってなあ……
雁助さんはいずれ加野屋を出る。
でもうめは……
ふゆの嫁入りを見送ったあとのうめがプロ女中としてあさについていくのか、それとも雁助と、なのか。
流れは前者な気がするけど、それに逆らおうとするうめの視線の強さと迷いがまた…
ああもうじれったいわ!!
■揺るがない思い
雁助さんとあさの対立は続きます。
今度は炭坑の話。
そいえば新発表の広岡浅子関連史料で 「(大阪商人は)確実に儲けにならないことには金を貸さない」ってなことあったなあって、雁助さんの言葉でそれを思い出した。
買い足しても爆発させても構わない。
ただし自分は炭坑には関わらない。
炭坑事故の片付けとサトシの追及をしたのが雁助さんで、黒糖饅頭を知らない雁助さんだからこそなんだろうかな。
サトシパートが雁助さんパートに生きるとは。
雁助が臣従しているのは大旦那様。
多分榮三郎が炭坑に行けと命じても応じないんだろうな。
でも雁助さんもまた亀助さんの嫁入りを憎まれ口叩きながら見送ってるから、もううめさんの側にいたいっていう思いもあるのかな。
雁助さんは炭坑でどう過ごしてきたんだろう。気になる。
亀助とふゆの『新婚炭坑日記』も観たいけど、雁助さんの『プロフェッショナル』も観たい。
親分と雁助さんが絡んでるのを見てみたい。
■はつさん再登場
はつさんからお手紙とうめ届いた。
新次郎は香りを味わいながら、惣兵衛やはつ、藍之助たちと過ごした日々を思い出してるかな。
嬉しそう、でも少し寂しそう。
あさはまた九州へ行く。
寂しいのは千代やあさだけじゃない。
「暮らしぶりは楽やあれへんのやけど、楽しゅう暮らしております」
はつさん自身も久しぶりだし、緑字幕に「おお、はつさんだ」と実感したんだけど。
ていうか菊さん元気でよかった。
まさか菊さんにこんなこと思うとは3週には予想すらしてなかったわ。
(´-`).。oO(栄達さんは元気なんだろうか)
楽(らく)ではないけど楽(たの)しい。
はつの家族にとって身に足りた暮らし。
それにしても『楽』の漢字で遊ぶ台詞がいいな。
日本語の面白さに気づかせてくれる。
■大阪経済のファーストペンギン
「手に負えないものほどつい追い求めとうなる。それが男というもの。」
三坂くんが「えっなになに?いきなり何の話してんの( ゜д゜)」という顔をしてるのは置いておくとして。
「それが男というもの」の男部分に二面性を含ませたんだなあ。
あさちゃんを見初めた男としての五代くんか、それとも白岡あさの心の友として男女の区別なく接する五代友厚か。
どっちも含ませたわけか……うまい。
プロマイド写真や名前を出すのではなく、あえて「あささんはファーストペンギンだ」と喩えたペンギンさん。
そのあかんとこを触るのが、プロのポジティブイケメンハイスペックとんちきストーカー。
……っていじれるのも残り少ないんだよなあ(涙)
あさが加野屋のファーストペンギンなように、五代友厚は近代大阪のファーストペンギン。
あさが胸張ってる話を聞いて、自分も胸を張ろうと思ったんかな。
偉人の心情を知る由なんてないけど、考えるきっかけをくれるの有難い。
(このへんが大河朝ドラと言われるゆえんなのかなとか)
■スキャンダル発覚
明治14年7月、開拓史官有物払い下げ事件のすっぱ抜き。
この事件を知ったのはドラマきっかけで五代友厚関連本を読んだときだけど、
前後関係の説明とかややこしいし、結局よくわかってないけど。
ヒストリア案件のようなテーマを朝ドラでここまでやってくれるとは思わなかった。
つか誰だよ、ディーン五代さんの似顔絵やるべって提案したスタッフwww
シリアスシーンなのにwwww
……ああ、これが『絶対に笑わせる』っていうBKの志か。
こんにゃろう、ほんとどうしようもないな(しつこいですが褒めてます
亀助からの手紙、あさの業務書類、はつの手紙、七夕飾り、
五代君の開拓使事業の資料、ファーストペンギン、スキャンダルを報じる新聞、その内容に驚く新次郎…
とまあ誰がどんな思いで書いた『文字』で繋がってた秀逸な15分だなと。
おまけ、マッサンが混ざる。
五代「北海道の開発も手伝うてもらいたい」
まさはる「ならわしも!」
五代「亀山さんはまだです」
#あさが来た #マッサン pic.twitter.com/frXjAsLySJ
— ゆずず (@yuzu0905) 2016, 1月 11
五代くん「北海道は宝の山です!船舶、牧場、農業、漁業やそれを加工した缶詰。いろんな業種がーー」
まさはる「大麦!ピート!大麦!ピート!」
五代くん「君はいいからとりあえずパンでも作ってなさい」
#あさが来た #マッサン pic.twitter.com/2p75v2fko1
— ゆずず (@yuzu0905) 2016, 1月 11
五代くん「北海道かてそう。簡単には手に負えそうにない。新しい商いばかりーー」
まさはる「ほんならわしが北海道で日本のウイスキーを!新しい商いじゃ!」
五代くん「パン焼いてろって」
だめだ混ざるwww
#あさが来た #マッサン pic.twitter.com/0CPpiCH1wu
— ゆずず (@yuzu0905) 2016, 1月 13
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