やりたい放題ＪＫ

高校時代の友達と飲み会！

普段飲まない人達と一緒だったので、なかなか新鮮。
もう思い出話に花が咲きます。

学校自体は共学ですが、クラスがいわゆる女クラ。
まあやりたい放題の女子高生たちでした。

「ねえ、１年の時の数学の試験何点だった？私は３点」
「３点！」
「逆に何でその３点取ったのか気になる」
「そういうあんたは何点だったの？」
「うち？うちは７点！」
「似たようなもんじゃねえか！」

「マジさー。みんな授業中にパンとか食ってたけど、後ろから超見えてたから！」
「お腹空くんだもん仕方ないじゃん！」
「あれ前から見えないもんなの？」
「今塾講バイトしてっけど、教壇から全部丸見え」
「マジか！」

「現社でＴ先生が言ってたやつ、いい物件、いい仕事、いい男は早い者勝ちだってやつ」
「わかる、今しみる」
「生物のＡ先生が言ってたの。トイレしたいときにしてると、どんどん我慢できなくなっちゃうよって」
「こええーー」

「３年の球技大会だったかな。１組相手にみんなマジになって」
「殺気がやばかった」
「顔面狙えって」
「あったあった」

いやーー懐かしい懐かしい！！
時間が過ぎるのを忘れて盛り上がりました。

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あの頃は何でも出来た気がする。
走りたければ走って。
踊りたければ踊って。
泣きたければ泣いて。
笑いたければ笑って。

ああ、楽しい。
毎日が楽しい。

少しくさい教室にはいつも誰かがいた。
私が一番最初でも、教室には必ず誰かがやってきた。
そのうち笑い話が起こる。
誰かがお弁当を食べている。
やがて外に飛び出す。
世界に飛び出す。

そうだね、いろんなことやってきたね。
たくさんのこと考えて、たくさん笑って、たくさん感じて。
たまには揉め事も起こったし、ガチ喧嘩もしたっけ。
でも。
やっぱりここでよかった。
ここがよかった。
たくさんの幸せは今ひとつに凝縮されてる。

卒業してから、みんなバラバラ。
行きたいところ、やりたいこと、生き方。
そうそうに集まれないだろうけど、でもきっとやってるんだろうな。
変わらずやんちゃにやってるんだろうな。

大学に入ったらいつのまにか『範囲』が広がって。
加速し過ぎたり、停まったりを繰り返しながら。
前をひたすら見続けていたけれど。
少し振り返ってみる。思い出してみる。
制服
学校。
ともだち。
思い出。
ぜんぶキラキラ輝いてる。

ああ、よかった。
本当によかったよ。
外語に入学して、みんなと出会って、外語を卒業して。
幸せだよ。

３年間と同じように今も笑いながら。はしゃぎながら。
でもやっぱり違う。
そんなことを考えていたら、少し視界がにじみました。
今更なんだけどね。
改めて気づいたものはあまりにも大きい。
あまりにも輝いている。

高校時代の３年間は本当に宝物だよ。

みんなどんな大人になってるんだろう。
どんな生き方をしてるんだろう。
どんな世界を見てるんだろう。
どんなヤンチャをしてるんだろう。