2016年4月よりスタート予定の『とと姉ちゃん』。
去る3月20日。
エンタメニュースでちょいちょい流れていた番宣が、ついに解禁となりました。
そのときの感想がこちら。
キャストが豪華すぎて主人公サイドが食われないか心配はあるものの。高畑さんさすがだし、このTLの #MOZU やら #ごちそうさん やら #ゲゲゲの女房 やら #あさが来た やら新旧民放NHKしっちゃなめっちゃかな混ざり具合がちょいちょいウケるので多分観る。#とと姉ちゃん
— ゆずず (@yuzu0905) 2016年3月20日
※以下、独断と偏見で混ざっていきます。ご注意ください。
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◆あらすじ
話は昭和5年。
静岡県からはじまります。
11歳の時に、父・竹蔵を亡くした小橋常子は「とと」として、家族を守っていくことを決意。
やがて一家は東京・深川に移り住み、常子は女学校を卒業します。
昭和20年、終戦を迎えた常子は、女性の幸せな暮らしを願い、一冊の雑誌をつくることに。
そんな彼女たちの前に現れたのが、後の天才編集者となる花山伊佐次でした。
小橋家の三姉妹と花山たちが創る雑誌が『暮しの手帖』でした。
◆モデルはこの人
主人公・常子のモデルは生活情報誌『暮しの手帖』の創業者である大橋鎭子(しずこ)さん。
ゆるっと年譜を追ってみると…
1920(大正9)年3月10日、鎭子は東京・深川で大橋武雄と久子の長女として誕生。
その後お父さんが亡くなりますが、鎭子さん、わずか10歳で喪主を務めることに。
高畑充希さんが、「西島さんとの共演がない」と言っていたのはこれなんですね。
そして女学校は東京府立第六高等女学校。
卒業後、日本興業銀行を経て、日本読書新聞社に勤務。
銀行!銀行!
戦後、1946(昭和21)年。
花森安治の協力を得て「衣裳研究所」を設立。
『暮しの手帖』の前身である『スタイルブック』を創刊。
初代社長として経営にあたりながら、花森編集長のもと編集にも携わります。
このへんは「ごちそうさん」の時代と重なってくるあたりです。
1948(昭和23)年、雑誌『暮しの手帖』を創刊。
のちに社名を「暮しの手帖社」に変更。
1958(昭和33)年には、4カ月間の米国視察旅行。
旅の最中、ペアレンツ・マガジン社より、「ペアレンツ賞」を授与されました。
4カ月間の米国視察旅行!
これ、どうなるんでしょうか。
1969(昭和44)年、「すてきなあなたに」の連載を開始。
1978(昭和53)年に花森が没した後もその意志を継ぎ、経営と編集に尽力。
そして2013(平成25)年3月23日、肺炎のため永眠。
亡くなられたのはかなり最近。
ドラマでどこまで描くのか、気になるあたりです。
参考:
【暮らしの手帖社】
【大橋鎭子 特設サイト】
◆気になるキャスト
主人公・小橋常子を演じるのは、高畑充希さん。
高畑さんと言えば、『ごちそうさん』の希子ちゃん。
希ちゃんと川久保さんのカップル、素敵でした。
そうだなあそういえば源ちゃんフラグあったな。
妹役は、鞠子(相楽樹)、美子(杉咲花)というラインナップ。
猪突猛進の常子と対照的なおとなしめな鞠子。
7歳年下の末っ子可愛いがられっ子、美子。
姉妹の絆がどう描かれるのか楽しみです。
で、その早くに亡くなってしまう父・竹蔵には西島秀俊さんっていう。
ずいぶん豪華なの用意したなあ!!
結核で亡くなるとのことですが
病弱な西島さんって想像つかない。
(怪我をしているのは想像はつく)
『チームバチスタ』のジェネラル・ルージュこと速水先生役。
一応、一応病人だけど……
強そう。
ほんでもってチャオ乱入しそう。
(『MOZU』の話です)
母ちゃんの君子役は木村多江さん。
個人的に木村さんと言えば、『救命病棟24時』の山城さんなのですが。
ともすると「母ちゃん看護しろよおおお、救命ナースだろおおお」と。
叔父さんにあたる小橋鉄郎役は、あの向井理さん。
ゲゲゲの茂さん(違う)の向井さん。
鉄郎は「定職に就かず全国をフラフラしている」とのことですが
イタチみたいな…イタチみたいな……
松下奈緒が召喚されそう。
※ゲゲゲ関連記事はこちら。
『ゲゲゲの女房』2015総集編まとめ、その1/その2/その3/その4
話題になったのがこのキャスト、花山伊佐次役に唐沢寿明さん。
常子とともに雑誌「あなたの暮らし」を創刊し、名実ともに常子の生涯の仕事パートナーとなるとのこと。
待て待て待て待て。
豪華だなおい!!!
唐沢さんは、1988年『純ちゃんの応援歌』以来の朝ドラだそうで。
個人的には『白い巨塔』の財前教授や、『ルーズヴェルトゲーム』の細川社長が記憶に新しいあたりです。
(「総回診」とか「大逆転」って言葉ほしいなあ)
ところでこの花山さんのモデルの花森さんもなかなか強烈な方のようで。
変人的(独創的)な感性を持ち、髪はおかっぱ、ズボンの代わりにスカートを着用するなどしていた、と
お、おう……
(トンチキなら『あさが来た』で散々味わったけど、モデルからこう来るのか)
あと気になるお方が何名か。
常子の母・君子の実家の青柳商店。
そこの筆頭番頭を務めるのが隈井栄太郎。
これを演じるのが片岡鶴太郎さん。
えっネジ工場ですか?
息子さん、もしかして松坂桃李ですか?
(『梅ちゃん先生』の話)
上京した常子らが住み込みで働くのが「森田屋」なのですが。
そこの主人兼板前さん、森田宗吉を演じるのはピエール瀧さん。
梅頭さんですか?
弟子に、福士蒼汰いますか?
(『あまちゃん』の話)
『あまちゃん』からはあんべちゃんこと片桐はいりさんも出演するとのこと。
これは面白そう。
※あまちゃん関係はこちら
→朝ドラ感想記事のまとめ。
出版関係にも気になる人が一人。
常子と伊佐次を引き合わせた編集者・五反田一郎。
演じるのは及川光博さん。
神戸くん!!尊くん!!
あのねあのね、大変だったんだよ!!。
あのね、カイトくんがね、カイト君はね、そんでもってね(やめなさい
だめだ混ざる。
及川さんといえば、2016年正月のスペシャルドラマ『坊っちゃん』で赤シャツ役を演じていたのが印象に残っています。
他にも
出版社の社長・谷誠治役の山口智充さん。
『あさが来た』からのバトンタッチ出演になりますね。
ぐっさん、朝ドラ出演が意外に多くてびっくりぽん。
女学校時代の常子と出会い、恋仲になる帝大生・星野武蔵役に坂口健太郎さん。
「帝大生」ってフレーズで身構えるようになってるの私だけですかね。
『ごちそうさん』の理屈っぽい悠太郎さん、『あさが来た』のトンチキ東柳君。
朝ドラで植えつけられた帝大生のイメージ……
他にも公式HPに出演者いっぱいです。
こんな『とと姉ちゃん』、懸念が一つ。
「周りが豪華すぎて高畑さん霞むんじゃね?」
思えば歴代の朝ドラ、少し不安な作品のほうが多かったです。
『カーネーション』だと「アクが強そう」
『ごちそうさん』だと「食ってばっかりかよ」
『あまちゃん』だと「アイドルの話?!」
『マッサン』だと「朝から酒とか」
『あさが来た』だと「幕末って大河かよ」
……と思っていましたが、どの作品も終わってみれば「ありがとうございます!!」と。
あまり期待し過ぎず、少し不安に思ってるくらいの方がいいのかなあと。
『とと姉ちゃん』も、始まってみればそんな不安は払拭してくれるものと思っております。
あと、あまり混ぜ過ぎないように気を付けます。
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