毎度おなじみ流浪のブログ、妄想ジャンキ―です。
ブログ開始より10年弱、最近ツイッタランドでの『朝ドラ実況』と『相撲実況』が本格化し、方向性を見失ってきました。
アカウントわけも考えましたがめんどくさいのでやめときます。
今回、4回目のcomicoベストチャレンジ作品のご紹介です。
ベストチャレンジ、公式作品より楽しみだったり、公式作品より何度も読み返してたりってのがいくつかあります。
ただいかんせん量が多いので、時間のあるときに検索して、「おっ」と見つけるしかないんですよね。
公式作品だとTwitterや2chなんかでオススメレビューされている作品から読んでみることもできますが、
ベストチャレンジだとそういうわけにもいかず、自分で開拓していくしかないんですよね。
まあそこが楽しみでもあるんですけどね。
だからこそ当たりをひいたときの喜びもひとしおと言いますか。
前節長くなりましたがここから本題。
過去のベストチャレンジ紹介記事はこちら。
□comicoのベストチャレンジ、シュールで笑える作品7つ。
□おすすめのベストチャレンジ作品。胸糞どんでん返し系&擬人化系
□オススメしたいcomicoのベストチャレンジ、『ちょっぴりおしゃべりで、ちょっぴり個性的な動物さんたち』
1.社会派φ(・ω・ )
■こんな可愛い内閣総理大臣、見たことない
泉仁優一さん『ヒナノミクス』
世界を動かす首相官邸の舞台裏に切り込むポリティカルコメディ(予想
第96.5代日本国内閣総理大臣・泉美陽菜と愉快な官僚たち(?!)のポリティカルコメディです。
政治ってこんなに面白かったのか、と驚かされます。
政界の忍者と形容される剛腕秘書官・宮本貴彦と共に政界の片隅に登場したかと思うと、手始めに公職選挙法の第2章あたりを粉々に粉砕。
1年目には地方議員、5年目には国会議員、6年目には党総裁に立候補。
破竹の勢いで政界の階段を駆け上る、そんな新しい日本のリーダーは……
※首相就任演説です。
いやいやいやいや……
「あいうえお!!」じゃねえよ!!(゜Д゜)
と笑いを堪えながら読み進めると、陽菜ちゃんがなぜ首相の座にまで上り詰めたかが明らかになります。
かの田中角栄もかつてそうだったと言われる人身掌握術を心得ていたからでした。
それにしても可愛い。
首相も可愛いんだけど、海自の幕僚長も可愛く見えてくる。
もちろん政治がテーマなので、社会派な話題も取り扱ってます。
ドローン事件を思い出しますね。
陽菜ちゃんのますますの活躍に期待。
■『優しいジャイアン』
葉介さん『正しいイジメ入門』
従来の「イジメ入門」マンガが自分の性に合わなかったので、自分が「食べやすい(正しい)」入門マンガにしました。
どんな胸糞不謹慎かと思ったら、想像の斜め上をジワジワきました。
このシンドウ君の『いじめかた』がなかなか秀逸です。
けなして褒めて、惚れさせて。
他の『いじめられっ子』には、超人気の和菓子をプレゼントしていたり。
『いじめ』ってこんなに爽やかなものだったっけ……?!( ゜д゜)
口の悪いお人好しなのか、優しいジャイアンなのか、ただのツンデレなのかもうよくわかりませんが、読んでいてスカッとする話です。
シンドウのリストとか、シンドラーのリストみたいに言うなwww
■いるいる、こんな同僚/後輩いるいる!!!
オノヒロミ@シルク似顔絵さん『いきなり辞めた!~こんな困ったスタッフは嫌だ!!』
なにかと問題が多い雇用問題。この四コマは会社向けの人事・就業規則セミナー研修資料用に描かれたものでした。
企画自体がキャンセルになった( ;∀;)ため、こちらに載せることになりました。(専門家の解説文がごっそりぬけているので、説明不足&誤解をまねくような表現もあります<m(__)m>)
4月の頭にTwitterで話題になりました、「4月に入った新入社員がもう辞めた」って。
そんな「モンスター社員あるある」がわかりやすく、面白おかしく描かれてます。
働きに出てる人なら頷けるはず。
「いるいる……いるわー!!」と笑えないんだけど笑えました。
初日に辞めたり。
(おまえ何しにきた)
会社の備品は盗んだら犯罪です。
(実際にいた)
なんであんただけそんなに仕事遅いの?
違う時間軸にいるの?
(ちったぁ急げ)
他にも「あるある!」と頷ける4コマがたくさんです。
こういう管理者向け研修あったらいいのになー。
……部長の心労、思いやられる。
2.泣ける。゜・('A`)・゜。
■作者コメントまでサイレント貫いてるサイレント作品。
舎真寸木さん『普通のうさぎとかめ』
普通のうさぎとかめのサイレント4コマ漫画です。
ウサギとカメといえばイソップ物語のアレを想像するもんですが、こちらに登場されるうさぎとかめは競争してません。
共存してます。
なんだこの新境地のうさぎとかめは。
サイレントなのですが、うさぎとかめの信頼関係が、絶妙な描写から伝わってきます。
笑って和んで癒される、そんな作品。
読者だけでなく、大黒様も癒されてます。
大黒様、お気持ち察する。
■大人になるということ。
遠藤平介さん『コーヒーには少しだけ飽きた』
父と娘とコーヒーの少し切ない短編
遠藤さん独特の世界観、空気感が切なく描かれてるなあって思います。
多分読者さんそれぞれ違った感想を持ってるでしょうし、読み返すたびにまた違った感想を持つんだと思います。
1話完結ながらそんな深みのある、あるいは苦味のある作品。
コーヒーの苦味に慣れるということ。
社会を生き抜く辛さを知ること。
人との別れを飲み込むこと。
人生の新たな味を求めること。
大人になるということ。
親子のワンシーンを切り取った作品の中に、様々なテーマが凝縮されています。
遠藤平介さんの他の作品
『鹿谷氏のお仕事』
『三つ編み娘とヒゲ男』
■『大きなのっぽの古時計』
わくわくわさん『ママの洗濯機』
巣立つ娘が、両親から貰い受けた洗濯機。
何十年、何を語るでもなくひたすら洗濯しつづける洗濯機。
季節が何度変わっても、ずっとそこにいる洗濯機。
そんな洗濯機が刻んできたのは家族の絆でした。
最近の家電の買い替えのペースは早く、型落ちしたものはすぐに値下げされ、早いものではリサイクルショップに並んでいます。
もちろんそれは便利なのですが、「物を大切にする」ということを少し見失ってるかなと思うときもあります。
長い間、家族同様に大切にしてきた物にこそ家族に近い思いを抱いたりするのでしょうし、もしかしたら物のほうも何か思いを抱いているのかもしれません。
そんなジンワリしたことを考える作品です。
他のわくわくわさんの作品
『衣食住モンスター』
3.笑える( ´,_ゝ`)
■たまに切なくなるから要注意。
orzさん『脱力劇場』
WEBにUPしている過去作品を、スクロール専用にデジタルリマスターしてみました。 1話完結方式のショートギャグ作品集です。 ※お下劣なシモネタが多く含まれますので、その手の作品がお嫌いな方は閲覧注意><
社会派系、泣ける系と一転変わってギャグ漫画。
無駄に説明するより、いくつか紹介します。
この次のコマで盛大に吹いた。
他にも昔話シリーズもジワジワくるんですが、個人的に好きなのは第6幕(#14)の『孫』。
緩い老夫婦がオレオレ詐欺を撃退するかと思ったら、斜め上の切なさきた。
オチるの?
オチるの?
オチ……ないけど、ウワァァァン!!(つД`)ノ
……というフェイントがいくつかあるので要注意です。
■犬、キモカワイイ。
ステシマさん『ミステリーサークル』
一言、ミステリーサークルの謎が解けます。
これ逆からいってもジワジワくるのねwww
ステシマさんの他の作品もなかなか魅力的で、ミサワのようなシュールな笑いがくせになります。
他のステシマさんの作品
『フェロモン』
『ポジション』
『1年3組劇我先生』
以上、8作品でした(^ω^)
またベストチャレンジセレクションたまったら、第5回やります。
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