毎度おススメしている、comico、城谷間間先生の『第3艦橋より』。

<関連リンク> ネタバレ注意!
□『第3艦橋より』の読み応えポイント5つ
□「第3艦橋より」のあらすじ
□「第3艦橋より」のストーリーが肉厚すぎて、考え始めたら眠れそうにない問題
先週の日曜日に、阿佐ヶ谷のcomicoカフェへ、城谷間間先生のサイン会行ってきました。
こういうイベントは初めてだったのですが…
わりとマジで血圧200振り切るかと思った。
この方がこれ描いてるんだー」って知ることに不安があったんですが、
でも今回参加してみて「先生ご本人とお会いして、もっと応援したいぞ」とファン冥利に尽きるというか何というか。
今はSNSで作家とファンの距離が近くなった時代だけれども、やっぱり人間のコミュニケーションは人と人なんだなあと実感。
あと年齢を理由にしてビビってだけれど、思い切ってみてよかったです。
昨日ちょっとやってみて「あっこれ面白い」って思ったのが『○○好きな人にオススメしたいこの作品』。
というわけで、昨日ツイートしたのに一部改編してやってみます。
【そんなあなたにオススメしたい『第3艦橋より』】
1.comico作品でこれ読んでる人たちは、多分一気読みすると思う。




・剣の王国
・葵の朏
・On the way to Living Dead
・SACRIFICE OBLIVION
金曜の剣、土曜のOLD、日曜の葵とサクオブ。
「言われなくても読んでるよ」と返ってきそうですが、わりとこの5作品ってファン層が共通してるんじゃないかなって思います。
共通しているのは『続きが気になる終わり方』『何度も読み返したくなる』『練られたストーリー』ってあたりでしょうか。
webマンガにも読み応えを求める方、第3も間違いないですよ。
2.comicoでこれ読んでる人たちは、多分気づいたらハマってくと思う(特にスマロに)



・ぼく りゅーちゃん! ~インコと500日漫画家~
・明けのトバリ
・ReLIFE
プロではないので素人目線なんですが、この3作品、特に絵が見やすいと思うんです。(デジタルアナログ問わずに)
いい意味で万人受けするといいますか、拒絶反応を示す人は少ないといいますか。
そういう絵が好きな方には第3もおすすめです。
あとは「可愛いキャラクター」ですね。
リライフの日代さん好きだったらスマロもおすすめ(何がだ

↑
スマロ(スマロが何たるかは、こちらの記事にちょろっと書いてます:ネタバレ注意)
3.伊坂幸太郎作品を読み始めたら止まらない人
伊坂幸太郎作品、有名どころだと「重力ピエロ」や「ゴールデンスランバー」「フィッシュストーリー」ってあたりかと。
最近の店頭に並んでいるものだと「アイネ・クライネ・ナハトム・ジーク」や「キャプテンサンダーボルト」でしょうか。
(本屋大賞にノミネートもされてました)
伊坂作品の魅力は数あれど、その一つに『周到に張り巡らされた伏線を終盤で一気に回収していく構成力』だと考えています。
伏線がきれいに回収されて、点だった情報が繋がると、読み手としてはものすごい爽快感。
映画御覧になった人は特にそうだと思います。
で、第3だとこれも味わえますよ。
4.東野圭吾なら「容疑者Xの献身」な人

東野圭吾作品はあれこれ有名ですが、鴨居の大将もとい堤真一が迫真の演技をした作品がこれ。
推理小説、ミステリー小説でもあるので、石神が組み立てた緻密なトリックを崩していくのもまた楽しいのですが、その背景に胸を打つものがあります。
謎解き展開と見せかけての、泣ける要素あり。
侵入コードとかね、侵入コードとかね。
5.浦沢作品なら「20世紀少年」の人

浦沢直樹さんのコミック作品、映画化もされました。
魅力はいくつかあるのですが、「現在と過去の時間軸がうまいタイミングで交差しながら進行する」ストーリー。
一歩間違えたらかえってわかりにくくなってしまう構成ですが、見事に効果を発揮していると思います。
あとこれも「続きが気になる作り」なんですよね。
第3でも過去軸と現在軸が「おっ」というタイミングで入ってきます。
それも見どころのひとつ。
……実は浦沢直樹だと『MASTERキートン』だったりする。
6.「シックスセンス」のラストまで見たらもう一度最初から観てしまう人

伏線の貼り方というより、その回収方法に息をのまれます、「ラストのどんでん返し」が有名な作品。
あまり書くとネタバレになるので避けますが、『二度見』した人、多いんじゃないんでしょうか。
でその二回目にはもう驚きしか出てこないっていう。
オスメント君かわいい。
7.「ひぐらし」のストーリー展開に息をのんだ人

ちょっと前に有名になった『ひぐらしのなく頃に』シリーズ。
私はコミックスのほうを友人から紹介されて読んでみたのですが「萌え絵はちょっと」と敬遠しておりました。
ところがどっこい、読み始めてみたらぐいぐい引き込まれる。
ちりばめられた謎が、「解編」であるいは「祭囃し編」で回収されるを読んでいて、ページをめくる手が止まりませんでした。
良い意味で「漫画は絵で食わず嫌いしちゃいけない」ものだといろいろと考えさせられる作品です。
8.エヴァ面白いって思った人

説明するまでもなく、あの有名なエヴァンゲリオン。
以前ちょっと触れたのですが、魅力がいくつか似てると思います。
エヴァを面白いって思った人だったら、たぶん、というか間違いなく第3も面白いと思いますよ。
哲学的、神話的モチーフ入ってきたり、難しい理系用語が飛び交ったり、激しいバトルあったり、親子の絆あったり、ヒューマンドラマあったり。
9.封神演義の伏線回収に驚いた人

90年代にジャンプで連載されてた作品なんですが、これね、1巻から壮大な伏線が張ってあるんです。
大風呂敷が拡げられてて、それを読者もそれなりに納得がいく形で回収していった週刊連載らしからぬ作品。
後半がだいぶ駆け足になってしまいましたが…
以上、かなり独断と偏見で出来上がった【○○な人にオススメしたい『第3艦橋より』】でした。
・comicoで剣、葵、OLD、サクオブにハマってる人
・見やすい絵が好きな人
・伊坂幸太郎作品を読み始めたら止まらない人
・東野圭吾なら「容疑者Xの献身」の人
・浦沢作品なら「20世紀少年」の人
・「シックスセンス」のラストまで見たらもう一度最初から観てしまう人
・「ひぐらし」のストーリー展開に息をのんだ人
・エヴァ面白いって思った人
・封神演義の伏線回収に驚いた人
そんなあなたに読んでほしい、『第3艦橋より』。
・おっぱい星人
・筋肉フェチの人
・ツインテール好きな人
・男性諸君!
そんなあなたにも読んでほしい、『第3艦橋より』。
このシリーズ、やってみたら案外楽しかったので他作品でもやってみようと思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます