
就活を経験した人なら、誰しも一度は悩むのが「私の強みとは?」ではないでしょうか。
今の私は、就職支援という仕事をしているので、このようなことを相談に来た若者と、色んな話をしながら一緒に考えていますが、私自身は実は苦労した経験がありません。
以前にも書きましたが、私は何度となく転職を経験しているので、多くの企業に応募しては自分の強みを書いたり、言ったりして来ました。
しかし、学生の時も含めて、今まで一度も自分の強みについて悩んだことがありません。
それは、二つの理由があります。
一つは、根っからの自信家だからです。
根拠ない自信だけはあったので、何を聞かれても、どんなに突っ込まれても「何とかなる」と思っていました。
そして二つ目は、「強みとは普段の自分そのものだ」という確信をもっていたからです。これも、特に根拠はありませんが・・・
直観的に、「強みとは、いつでもどこでも発揮している能力や特性だ」と考えていたし、今でもそうだと思っています。
何年かに1回か2回しか登場しない強みなど、自分の能力ではありません。単なる偶然の方が近いでしょう。
本当の強みとは、常に生活の中で至る所で登場しているものです。癖と言ってもいい位です。だから毎日の仕事の役に立つのです。
私の場合、強みはいくらでも出てきます。
例えば、人見知りをしない。馴れ馴れしい。直ぐにため口になる。誰でも信じる。人が好き、自分も好き。人のしない事が好き。好奇心旺盛。話好き、聴くのも好き。アイデアを出すのが得意。仕切りたがり。楽観的、でも繊細。自分の役割を持ちたがる。好きな事しかしない。我慢強い。切り替えが早い。機転が利く。人に優しい。・・・・この10倍はあります。
この様に書いたのは、自慢でもなんでもなく、普段の私そのもを言葉にしただけです。ただそれだけ。飾ることも偽ることも、大きく見せることもありません。
普段の私が周囲に見せる言動を文字に変えて表現しただけで、全てが私の強みの材料になります。
えっつ!馴れ馴れしいとか、ため口になるとかも?と思っているでしょうが、こんな感じになります。
「私はよく馴れ馴れしいと言われますが、それは、誰とでも直ぐに仲良くなって、人の本音を引き出すのが得意だからです。どんな人でも、ため口で話せるくらい、自分をオープンにして接するので、裏表がないとも言われます」
勿論これは極端な例です。(でも事実ですが)
つまり、強みとは飾ったり装うものではないという事を、分かって欲しいのです。
どうせ、職場に入ったら全部バレバレですから・・・
それよりも、普段何度となく発揮している能力や行動パターンの方が、よっぽど仕事に反映され、自分のアピールになります。
ちなみに、長所も同じことです。
では、弱みや短所は?と聞きたくなりますよね。
それは、さらに簡単です。
強みや長所の行き過ぎ、やり過ぎが、弱みや短所と思えばいいのです。
私の場合、先述した強みの数だけ弱みや短所があるということです。
ついでに言っておきますが、短所や弱みは誰にでもある個性の一つです。少ないのが良いなどと思っていたら大変です。
強みの多い人ほど、その裏に弱みがあると思えば良いのです。
面接で、強みや弱みを聞くのは、その内容はさておき、自分をしっかり分析して客観視できているのかを確かめるためです。
職場では、普段の自分が働くのです。数年に1回あるかないかの、超調子の良い自分をアピールしても、自分を苦しめるだけです。
それよりも、つい先程もこんなことで強みを発揮して来ました・・・などと話せる方が、普段から使える強みになります。
ひとりの人間には、実に多くの強みや長所があります。
自分で気づけずにいたら、私に会いに、ハローワークに来てください。
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