Youth worker Support【未来を創る若者たちへ】

「はたらいて幸せになろう!」仕事は自分を成長させ、人を幸せにします。そんな仕事を楽しむための情報をお届けします。

大切なこと、一緒に考えますよ。

2017-01-30 | 仕事

世界は今、トランプ大統領の発言に振り回されていますが、そんな事より未だ就職先が決まっていない学生にとっては、求人情報の方がよほど大切なはずですよね。

今回は、自分にとって大切なことの話です。

28年度の就活もそろそろ終焉を迎える時期に入りました。

この時期に未だ内定を取っていない学生は、何としても卒業までに決めようとする流れと、来年度に向けて出直そうと考える流れに大きく分かれて来ます。中には、進学や留年を選ぶという人もいますが、就職には様々な道があると思います。

しかし、どの道を進むかのかも自分で決断しなければなりません。

就活は、焦りが増すほど「もうどこでもいいから雇ってくれ!」という気分になりますが、そういう状況になっている人に「では求人検索の一番上から受かるまで毎日5社づつ応募しましょう」と言っても誰も応じません。当然ですが、本当にどこでもいいとは思っていないのです。

この時期になると、就職浪人になるのが怖くてそういう気持ちになる人も出て来ますが、実は就職浪人は思っているほど大したことではありません。

と、多くの学生に言ってきましたが、ほとんどが「ええっ?本当ですか!」という驚きと疑いの反応です。

確かにそういう事で人間を評価したがる人はいますが、意外に少ないよ(笑)と私は言いたいのです。

だからと言って、就活をのんびりしろと言っている訳ではありませんが、私は「自分にとって大切なこと」のために就職を目指して欲しいと思っているし、それが未だ掴めていないなら、就職する時期にこだわることもないと思っています。

そもそも卒業式を迎えた学生は必ず就職すべしという日本の風潮は、世界的には稀な方でもあるのです。

もう何度も言って来ましたが、就職するというのはほんの一瞬の出来事に過ぎません。つまりスタートであって、ゴールではないのです。

 

私自身の経験と、何人もの早期離職者や転職希望者に会って来て感じることは、就職の時期に関わらず、人は大切なことのために仕事をしたいと願っているんだな~という事です。

貴方にとって大切なことは何ですか?

趣味、家族、友人、仲間、ペット、お金、貯金、旅行、資格、出世、名誉、使命、見栄、体裁、世間体、所有、権力、食欲、しがらみ、血筋、土地、家柄、家訓、宗教、教え、思い出、経験、命、民、自分自身、価値観、信念、教育、楽しみ、夢、挑戦、変化、生活、未来、平和、世界、環境・・・

どんなに焦っても、投げやりになっても、求人検索を開けば無意識に選んでいる以上、貴方には大切な何かがあるはずです。(しかも沢山)

人がどう思うかではなく、自分が大切だと思える何かを決めることの方が、就職の時期に悩むよりももっと重要だと私は思います。

もしも、自分では決められない、分からない、考えたくない、さらには犯罪や他者を傷つける事が大切だと感じてしまう人は、どうか私と会ってみて下さい。一緒に話しましょう。


経験がもたらす恩恵

2017-01-20 | 仕事

今回は、私のある癖に関するカミングアウトと共に経験は心を豊かにするという話です。

私は、ビルなどの高い建物が真っすぐ立っているのを確かめるのが好きで、街中では他のビルとの隙間が平行になっているかを見比べてみたり、部屋から外を眺めながら窓わくや柱と外のビルが、真っすぐに重なり合うかを見たりするのが密かな楽しみです。

しかも縦方向だけでなく、横や斜めもそうで、特に角なんかは大好物です。

五重の塔を下から見上げ、屋根の角の先端が真っすぐ揃ってるのを見ると涙が出るほど感動したり、長い一本道の脇に立つ電柱が等間隔で並んでいるのを眺めるのもワクワクしたり、神社などの長い階段を見上げてその段差が上になるほど狭くなるのを見てにやけたりしています。

つまり私は「水平垂直フェチ」なんです。

私がこの感覚を持ったのは、もう20数年も前に経験したある建設現場での仕事です。

それは養鶏場の建設現場で、当時の私の仕事は鶏を飼うためのケージという“鳥かご”を作ることでした。

鳥かごと言っても、一つの鶏舎(鶏を飼育する建物)の中に、高さ約3m、幅約1.5m、長さ約90mの巨大な鳥かごを2列作り、それを24鶏舎分作り上げるという大きな仕事でした。

建設現場自体初めての経験でしたが、さらに鶏舎建設という特殊な仕事を任され、当時は相当ハイテンションだったことを今でも懐かしく思います。

その仕事を通して、建設関係の基礎知識だけでなく、電機や空調関係の知識も学び、さらに溶接、配管、左官、内装加工などの施工技術も身に付けることが出来ました。

その中で最も気を使ったのが、水平と垂直の正確さでした。

人の住む家と同じで、鶏の入るケージも水平垂直が正確でなければすぐにガタが来るものです。なので、高価な測定機を使い90mもある長い長い鳥かごを、奇麗な一直線状の建設物に仕上げて行く必要がありました。

最初は一本ケージの水平垂直を出すのに丸1日を要し、体力的にもキツイ仕事だと思っていましたが、次第に要領を得ていくうちに、美しいラインを出す事に魅力を感じはじめ、最後の方では建物全体の水平垂直が気になる様になっていました。

その時の感覚が今でも残っていて、建設中の建物を目にするとつい水平垂直が出ているか?などと思ったりします。

おそらく、あの時の経験が無ければ、建物を見ても何も感じることなどなかったと思います。またそれでも何も困ることも無かったとも思います。

しかし、何気なく目に映る建物でも楽しんだり感動できる感性は、経験がもたらしてくれた恩恵だとも思うのです。

自分の中だけでワクワク感を味わえる小さな感性かもしれませんが、私はいつでもどこでも、しかも無料でワクワク感を楽しむことができるのです。


仕事に限らず、何事も経験を積むということは心を豊かにすることに繋がると私は思います。たとえそれが辛い経験であっても、いつかは人を癒したり励ますことも出来るし、それが悲しい経験であっても、いつかは人を思いやることに繋がると思うからです。

そして同時に思うことは、自分では経験できない事でも、友人や家族の経験を通じてもたらす恩恵もあるということです。

親しい友人の経験談を聴いて感動したり共に悲しんだり、一喜一憂するのも心を豊かにすることに繋がると思います。

そう思えば、これからもまだまだ続く様々な経験が楽しみでなりません。

楽しくとも辛くとも、やがて自分の心を豊かにする経験を積みたいものです。


予期せぬ出会いこそ宝になる

2017-01-16 | 仕事

今回は、特に大学1年生に向けて書きます。

未だ先だと思っている就活でしょうが、今のうちに是非取り組んでほしい事があります。

それは「予期せぬ出会い」を楽しんで欲しいということです。

就活に入ると、学内だけでなく合同説明会なのイベントやOB・OG訪問、さらに会社見学などにも参加するようになり、行動範囲が広がると同時に初めて出会う大人が急激に増え始めます。

当然、その人たちと挨拶を交わしてお話をすることになりますが、実はこの行為はとてもとても大切な経験になります。

特に、学生の時に多くの見知らぬ大人に出会うのは人生の宝物になると、私は思っています。

それはまず、何より挨拶や言葉使いの実践練習になるからです。さすがに初対面の大人に対してタメ口は使わないし、挨拶もきちんとするはずですよね。

次に、自分のことを紹介したり、会話の中で質問や話題を考えたり、頭をフル回転させているはずです。

これらの行為はそのまま面接練習になるだけでなく、入社後に職場に馴染むまでの時間を短縮させるスキルになります。

事実、学生時代に多くの大人と接点を持つ人は、面接にあまり苦労しません。(本人の意識の問題ですが)

それに、面接担当者も、大人と接してきた学生とそうでない学生は少し話せば直ぐに分かります。(だから良いという訳ではありませんが)

なので、面接官も話しやすく感じるので、ついつい深い質問をしたりすることもあるようです。

そして他にも、多くの大人との出会いが重要だという理由があります。

それは、自分の未来のイメージが湧きやすくなるという点です。

なぜなら、多くの大人は学生に親切に接してくれます。そして色んなことを話してくれて、色んな事を教えてくれたりします。

時には行き過ぎて苦言ばかり言ってみたり、ついつい自分の武勇伝ばかり話すお方もいらっしゃいますが、様々な生き方をして来た大人との時間を沢山経験することが、近未来の自分の在り方などをイメージしやすくなると私は思っています。

なので、就活の前であっても、積極的に大人との接点を持つよう心がけるのも良いのではないでしょうか?

社会人経験の長い人も、まだ始まったばかりの人も、地位や収入、会社の規模に関係なく、出来るだけ多くの予期せぬ出会いを楽しむのも、就活を楽しくする方法ではないかと思います。


初心に帰ろう

2017-01-10 | 仕事

先日、ある知人が主催するキャリアコンサルタントの勉強会に参加しました。

この業界は、資格取得後も引き続き継続学習を要求されるので、いくら現場で経験を積んでも一定の知識や技術を磨く勉強会に参加しなくてはなりません。

私がキャリアコンサルタント技能士2級の資格を取得したのは平成26年3月なので、もうすぐ3年が経過します。

思い返せば、25年の6月に同僚からの勧めで資格取得を決意し、半年後の12月に学科試験、翌年1月には実技試験も受けて一発合格するという目標を掲げ、以来通勤途中や休憩時間など、空いた時間は常にテキストを読んだり過去問題をしたり、休日にはロールプレイ練習をするための勉強会に参加したりと、その半年間はとにかく資格試験に集中していました。

仕事で必要な知識はある程度学んでいましたが、改めて理論についての理解を深めたり、労働市場の遍歴などを調べたり、さらには労働法制をより深く理解したりと、独学で挑戦したので思っていたより大変でしたが、すればするほど仕事に反映できたのと、今までの疑問がスッキリしたということもあり、生まれて初めて勉強が面白いという感覚を持つことができました。

先日参加した勉強会はロールプレイ練習でしたが、久しぶりにカウンセラー役をすることができ、当時のいっぱいいっぱいだった自分のことを思い出し新鮮な気持ちになると同時に、もっと相談者の役に立ちたいという思いから資格取得を目指した自分を再確認していました。

久しぶりに初心に帰ることの大切さを味わうことができた勉強会でした。

そういえば、社会人になりたての自分は「初心に帰る=反省すること」などと思っていたし、出来そうなことだけを目標にして日々を過ごしていたように思います。(それはそれで楽しかったですが)

ですが私の周りには「初心は大切だ、忘れてはいかん!!」と助言してくれる大人たちも大勢いたのを覚えています。

この年になってようやくあの頃の先輩たちの思いが少し分かったような気がしますが、今の若い世代に、私がそういう先輩のように映っているのかと考えると、まだまだ足りないとも思います。

「初心に帰る」とは、一度自分をリセットして「心のゼロ化」を図ることだと思えるようになりました。

 

 


営業職の楽しさ

2017-01-06 | 仕事

職業紹介の現場にいて何時も思う事は、営業職を嫌う学生が多いという深刻さです。

営業は常に結果を求められてキツイ。人に合わせてぺこぺこ頭を下げるのは嫌。人に関わるのが苦手だから。会社の駒になるのは嫌。ノルマを達成出来ないと思うから。自分は押しが弱いから無理。

その理由付けは様々のようです。

自分も学生の頃はそんな感じだったな〜と懐かしく思い、確かに一理あるとも言いたくなりますが、私自身の経験で言うと、営業職ほど魅力的な職種はないと思います。

私は色々な職種を経験しましたが、営業として走り回る日々が一番充実していたと今でも思っています。

その理由は、営業は顧客との仕組み作りに関われるからです。

新規顧客の獲得などは正にそうですが、商売のやり取りに関する約束事を提案、協議、交渉するのは営業の仕事の一つです。

また、相手だけでなくメーカー、物流、広報、資材といった関係他企業との交渉にも関わるのが営業です。


一口に営業と言っても、扱う物やサービスによってそのスタイルは様々ですが、今回は食材を飲食店に販売している卸売業の場合で考えてみましょう。

商材を仕入れて販売する営業の場合、顧客との間で大きく二つの流れについて協議、交渉します。

商品の物理的な流れである「物流」についての決め事。

・発注の方法はどの様にして誰が担当するのか。・発注してどのくらいの時間がかかり、誰がいつ運びどこに置くのか。・納品伝票はどんな様式で誰のサインが必要なのか。・不足や追加、変更などが生じた時にはどんな手順で誰が対応するのか。などなど、他にも細かな決め事はあると思いますが、こんな感じです。

お金の流れである「商流」についての決め事。

・商品の値段はいくらにするのか。数によって割引などがあるのか。・代金はいつ支払うのか。(締め日と支払いサイトの事)・代金はどの様に支払うのか(集金、振り込み、小切手など)・支払いの遅れや金額の違いが生じた時はどんな手順で誰が対応するのか。などなど、他にも細かな決め事はあると思いますが、こんな感じです。

③そしてさらに続き、今度は関係業者との協議、交渉です。

・物流を他社に委託している場合は、顧客と同意した通りに商品を運んでもらう様交渉し、その配送代金もきちんと儲けが出る様交渉しなけれなりません。

・製造メーカーに対しては、顧客の求める品質を追求してもらうのは当然ですが、数量や時間も考慮し確実に商品が供給できて、その代金もきちんと儲けが出る様に交渉しなければなりません。(ここではメーカーの営業と物流と商流の交渉をします)

④さらに続き、今度は社内関係者への諸連絡や協力要請です。

・事務方(営業事務など)に対しては、顧客と同意した通りに発注から納品、代金回収まで滞りなく進み継続するには、事務方の協力なくしてありえません。なので、決め事の詳細を分かりやすく説明し理解を求める必要があります。

・上司や同僚に対しては、顧客との決め事は都度詳細に伝える事は当然ですが、自分が忙しい時や休みの時の対応、さらにはクレームが生じた時の対応策も考えておく必要があります。 

⑤未だ終わりません。次は不測の事態が生じた時の対策です。

交渉するの段階では想定しなかった問題は必ず起きるものですが、そんな時も営業の活躍の場です。問題が生じたら即座に何が問題でどうすれ解決すれば良いのかを然るべき人と協議、交渉してゆきます。

そこで作られた新たな決め事は、また関係者に通達してスムーズに流れる様整えるのも営業の仕事となります。

⑥未だ未だ終わりません。次は顧客との関係強化です。

どんな業界でもそうですが、顧客とはできるだけ長く取引きしたり、他者を紹介してもらいたいものです。その為には頻繁に訪問し情報交換をしたり、顧客が忙しい時には応援をしたりして、顧客との信頼関係を強化するのは営業の大切な仕事です。(この部分で接待という仕事もあります)

⑦最後は、新規顧客の開拓です。

市場調査や顧客からの紹介などを頼りに、顧客のニーズやウォンツを探り粘り強く商談を続けます。そして新規の顧客が決まれば、また①から順に行って行くことになります。

おそらく、⑥と⑦の部分だけが営業とう仕事のイメージになっているように思いますが、実はその他にも顧客や協力企業との間で様々な交渉事を担い、人や、物やサービス、さらにお金の流れを整えるのが営業です。

そういった意味では、営業は仕組みを作る仕事という事ができます。

しかも、一旦決めた仕組みはその顧客との関係が続く限り継続し、他の顧客との仕組み作りのヒントになったりするので、様々な顧客との仕組み作りを経験する程スムーズに構築できるようになり、信用度も高まって行きます。

私は、そういうところが営業という仕事の醍醐味だと思うのです。

今、世の中で流通している無数の商品やサービスの陰には、必ずその仕組みを考え実現して来た営業の仕事があります。

私はよく学生に「営業は商売のインフラを創る仕事だ」と言ったりしますが、それこそが営業職の魅力だと思っています。

前回も書きましたが、仕事は仕事です。つまり営業は営業、それ以上でも以下でもありません。それをする人次第で楽しくも苦しくもなるのです。

この世に無い物を創り人を感動させたいと思うクリエーターやアーティストと同じように、人を喜ばせる仕組みを創れるのが営業だと思うと、少しは楽しい仕事だと認識してもらえると信じて、これからも営業職の素晴らしさを発信して行きたいと思います。

そして、今現在営業として頑張っている若者に、どうか誇りをもって継続して欲しいとエールを送ると共に、後進に向けてその楽しさや感動する瞬間を伝える側になって欲しいと切に願っています。