6GB版RTX3050の登場がこの時期なのは偶然ではないと思われます。
RYZEN 8000Gシリーズに対する競争原理の働き。
nVIDIAからの第二の選択肢が提示されました。
8000Gシリーズを様子見・見送った人たちがいる一方で、最初から6GB版RTX3050を待っていた人も少なくないのではないでしょうか。
私はファンレスのビデオカードFX5200から始めた口で、FX5700以来の補助電源無しです。当時の補助電源はまだ4pinペリフェラルでしたねw
6GB版RTX3050は悪くない選択肢だとは思っていましたが、やはり長年の感覚でローエンドに3万超という価格に抵抗感もありました。
しかしながら8000Gシリーズの初値を考えると、途端に魅力的なアップグレードになってしまうのが複雑なところです。
今回用意したのはGK-RTX3050-E6GB/WHITE/LP
Galaxy時代から好きなメーカーですが、HOFのデカさとブーストスイッチの邪魔さ加減でケースに収めるのに散々苦戦して以降、嗜好が真逆の小型製品好きになりましたw
8700Gもそうですが、6GB版RTX3050も何れは25k付近に落ち着く時が来ると思われます。それを32kで購入するにはこの製品のような付加価値があるとありがたいです。
白くないものまで白くしてきたネイティブ白好きにはたまらない基板です♡
ネイティブ白好きなら塗っちゃいますよね
こんな感じにメモリも何度かやったりしていました。
握って走り出したくなる様な見事なロープロファイル仕様なので、リンクスさんのコラボケース等にも使えそうですね。
それでは3DMark Fire Strike から見ていきましょう。
2015年のDDR3時代 Core i7-3770T+POSEIDON-GTX980-P-4GD5の組合せでのスコアが10992 グラフィックスコアは14067 でした
約9年後の現在、CPU・グラフィックボード等も進化して5700G+補助電源無しであるGK-RTX3050-E6GB/WHITE/LP にて同等のスコアとなりました。
3DMark実行時の温度推移
GTX1060では90℃を超えるHot Spot温度がRTX3050では65℃付近です。
原神プレイ時はHot Spot温度が時間の経過と共に70℃前後まで上昇し、CPU温度は51℃辺りで落ち着く感じです。
ではGTX1060と8700Gのスコアも見てみましょう
5700G+GTX1060 6GB
5700G+GTX1060 6GB 3DMark実行時の温度推移
RYZEN 7 8700G
RYZEN 7 8700G 3DMark実行時の温度推移
3パターンでのスコアを比較しましたが、実は純粋なグラフィック性能ではどれもGTX980に及んでいません。
しかし、前提となる条件が当時と全く変わっていないのでどれも十分な性能を有しています。
その前提となる条件とは
『リフレッシュレート60HzのフルHD解像度で原神程度の重さのゲームを楽しめる』
今の時代では最低辺レベルですが、これで必要十分なゲームしかしていません。
先ずGTX1060からRTX3050に変えた効果ですが、3DMark実行時はHot Spot温度が90℃超から60℃台前半に落ち着きました。CPU温度は変わらないので今のところグラボ排熱の影響は小さく冷却力不足でもないようです。
実際に原神プレイ中の温度推移をモニタリングすると、時間の経過とともに上昇したHot Spot温度が72℃まで跳ねたりしながら70℃付近で横ばいとなります。CPU温度も50℃付近で横ばいでした。
8700Gは負荷に応じてCPU温度40℃台から大きく上下しているので、しっかり冷却出来ています。
後は現在23℃辺りの室温が夏場は30℃近くまで上昇するので、その時期になってみないとですね。今度こそは大丈夫だと思いますが。
iGPUとdGPU。どちらが吉と出るか楽しみですね。
この先ライトゲーマー向けにFX5200のような扱いやすいファンレス前提のカードになるか、ごっついヒートシンクの付いたM.2SSDのような製品になるといいなぁ・・・などと夢見ています。
nVIDIAやAMDはまずやらないだろうけど、IBMかSONY辺りが本気出してくんないかと期待していマス
エヌビディア好決算 だそうですよ 誰か鉄槌を下さないとw
それでは本日も最後までご覧いただきありがとうございました。(^o^)/
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