座間洋らんセンター専務の小部屋

座間洋らんセンターの専務が洋らんやお花たちに囲まれて巻き起こる出来事を徒然なるままに書き綴ります。

誰のために花は咲くのか?

2018-04-29 13:50:39 | 日記


「誰のために花は咲くのか?」


世の中はゴールデンウィークですね!

陽気もすっかり暖かくなり、日中は汗ばむほどで、温室内はクーラー全開!!

異常、という表現は極端かもしれませんが、近年で1番暑い4月だったのではないでしょうか??


5月13日は花業界最大のイベント、母の日。

目前に迫ってきた大きな波に向けて、座間洋らんセンターでは、今年大きな挑戦をしています。

それは


「出荷量を少なくする」


という事。


まずは、ご安心ください。

母の日用のミディ胡蝶蘭は、約1000鉢とたっぷり咲いて来ています!

例年通り、全国の沢山のお母さんを笑顔にするために、潤沢に商品はありますので、お客様にとっては心配はいりません。


でもこの数量は、近年では1番少なく、例年3分の1、最高量の時から比べると8分の1の量です。


以前お話を伺った、経営コンサルタントの先生は、花業界最大の経営のポイントは、

売れる時=母の日にとにかく無理して売り上げを作る事!

と仰ってました。


業界皆その考えに賛同して、頑張っている、そして正解と思われています。

なのになぜ、その逆の売れる時に量を専務は減らしたのでしょうか??



「誰のために花は咲くのか?」


座間洋らんセンターは、その問いにこう答えます。


私達が咲かせた蘭の花で、お客様を笑顔する。

そして、全従業員も笑顔になる!


いつも、ジレンマに感じていた専務。

お客様は笑顔に出来ても、家族やスタッフが、母の日前のゴールデンウィークに終わらないくらいの沢山の仕事に追われる矛盾。


なぜ人は仕事をするのか。


座間洋らんセンターの社訓では、

人を幸せにする花を咲かせて届ける事で、

スタッフ自身が物心共に成長し、

全従業員自身が幸せになる事を掲げています。


専務のジレンマに対して、社訓に基づき行動に移したのが、今回の挑戦です。


会社の経営者として、今年度の売上高がどうなってくるのか。

とても心配でなりません。


今年に入って、本当に多くの資材やコストが大幅に値上がりしました。

それに輪をかけての減産。

本当に大きな挑戦です。


後日、売上高と働くスタッフの幸福度を鑑みて、今回の決断の答え合わせをしようと思います。

本当に不器用な生き方をする専務です。


写真の花は、新品種「キャンディーキャンディー」。

とっても可愛い花は、母の日バッチリのオススメ商品です。






オオムラサキ

2018-04-25 09:10:27 | 日記


胡蝶蘭の新品種 オオムラサキ。

エバースプリンクから育種が始まった、ダーク系の胡蝶蘭。

中輪だけでなく小輪、そして大輪まで。

色も濃い黒系からムラサキ系、バランスのとれた美しい模様の整形花まで。

一つの株から、本当に沢山の胡蝶蘭が生まれています。

品種改良の醍醐味です。

湘南桜inヨコハマ

2018-04-24 19:37:54 | 日記


先週末、パシフィコ横浜で行われた、フラワー&ガーデニングショーに、当センターの胡蝶蘭「湘南桜」を飾って頂きました。

神奈川県からの依頼で、県内で品種改良した花を紹介する目的だそうです。




今回で28回目だそうで、沢山のお客様が来られてビックリしました。

現在は神奈川県庁の三階に湘南桜を飾って頂いてあるそうです。