朝晩は肌寒くなり、一週間でこんなにも秋が進んでいるのかと、服装に頭を悩ます専務です。
忙しいのが続き、体の疲労もピークを超え、ここからが勝負! と体に鞭打って、今週も出張です。
今回は、共にオランダ、アメリカで蘭を学んだ、アンディ松井フラワースクールの同期生、石田蘭園の隆博君の結婚式へ出席を兼ねて、高知県内をまわります。
先週の長崎では、本当に沢山の事を学び、考えさせられました。
花作りの名人、と言われる方達のハウスを見ながらお話を伺うと、いくつかの共通点があります。
「 究極の花作り= 感性(センス)× 科学的裏付けが出来る知識 」
私、専務も蘭作りに関しては、相当な感性肌をもって日々、植物に接しているつもりです。
そんな専務と各地の名人達との話は、元素記号と「ズバッ」「サッ~~」みたいな、まるで巨人の長嶋監督的な話 & 理論派名将 野村監督的な話を、同時にしています。
外から見ると、全く解らない会話なんでしょうが、私達にはとっても核心を突いた話なんです。
きっと植物を感動するほど、上手く育てるアプローチは、施設園芸ならどんなものでも基本は同じなんじゃないかな~って思います。
だから一つの作柄の名人は、基本何を作っても名人。
高知ではシンビジュームやエビデンドラム、様々な蘭園をまわる予定。蘭以外の鉢花生産者も高知の仲間からの紹介でまわります。 有名な植物園もあるらしい。
式のために全国から集まるらしい?日本中の花業界のツワモノ達との再会や新しい出会いも楽しみです。
百聞は一見に如かず
父から「どんな教科書の勉強よりも、現場を見る事が一番勉強になる」と教わりました。
秋の忙しい時期の出張は、家族や洋らんセンターのスタッフ達にも沢山の負担をかけてしまいます。
どんなに専務の体がツラくとも、不在を守ってくれる家族、スタッフ達に感謝して、絶対に絶対に洋らんセンターの成長に繋がる「何か」を見つけてきます。
人を幸せに出来て、世界や日本中を花の縁で訪れる事が出来るのだから、こんなにも幸せな仕事は専務にとってありません。
人生初の高知県、きっとチャンスが沢山転がっているので、精一杯チャンスを掴んできます!