座間洋らんセンター専務の小部屋

座間洋らんセンターの専務が洋らんやお花たちに囲まれて巻き起こる出来事を徒然なるままに書き綴ります。

C. (Lc.)C.G.Roebling 'Blue Indigo'

2015-09-29 14:54:39 | 日記


シージーロブリング ブルーインディゴ


原種ガスケリアナと原種パープラタとのF1。

青いカトレアは、やっぱり夢の花です。

出来れば、大きく丸くふくよか。

では、交配でどうやって生み出そうか。

数少ないカトレアの育種家とお話すると、よくこのC.G.の名前が出てきます。

相手をどうするか。

そんな事をイメージするのは、とっても楽しいですが、実際に行うのは勇気が必要ですね。

青い魅力の虜にされる専務でした!

激動の土佐路!その3 最終回

2015-09-28 22:16:01 | 日記




桂浜。


実は専務、大の坂本龍馬 好き。

こっそり、今回の出張、7件の農家、2件の植物園、結婚式から四次会まで出席、出会った 花関係者50人以上、と大仕事をこなして来た専務が、こっそりと、そして、とっても楽しみに、どうしてもねじ込んでスケジュールに入れたかった場所。


17時30分まで最寄りの蘭園で視察をこなし、一応もうアフター5、プライベート時間でO.K.でしょ!(専務は以外とスッゴい真面目)

って感じで、到着18時間。

道中、武市半平太の家の横を通って専務のテンションは最高に!!

駐車場が18時からは無料です!って言われて、

雨だった天気が、奇跡的に止み、運命感じる専務。

駐車場から、滑る石階段を足早に海岸へ向かう。


時折吹きつける潮風に目を細め、聞こえるのは爆発するような波の音だけ。

少し荒い砂が革靴に入るのも気にせず進む専務の顔に、生温い、波飛沫が顔に吹き付けてくる。

誰もいない砂浜。


夕と夜の狭間で、怒り狂うような高い波を目の前に、生まれて初めて海を怖いと感じた。

足元のすぐ間際まで、全てを引き込むような引き潮。


ほんの少し前の時代に、坂本龍馬もこの海を見ていたのだと思うと、

きっと荒ぶる波に時代を重ねて、日本の未来を思い描いていたんだろうと思うと、

胸が熱くなった。






再び降り始めた雨を背に、坂本龍馬像が何か語ってくるような気がするくらい、疲れていた専務。


高知での全ての事に感謝して、

専務にいたずらで、220人の前でサプライズで挨拶をさせる!ってドッキリを仕込んでいたICOGOの洋らん生産者二代目の仲間達までにも、感謝で一杯です。

沢山の元気と希望とアイデアをお土産にもらいました!

明日からバリバリ!パワーアップ専務で通常営業に戻る専務でした!




激動の土佐路! その2

2015-09-28 21:46:07 | 日記



日本が世界に誇る植物分類学者、牧野富太郎 博士

博士が分類、命名した植物の数、

2500

とんでもない功績に驚愕する、農学学士である専務。

専務の発表した新品種はまだその100分の1位です。(笑)






博士が必要性を唱え出来た、高知県が世界に誇る植物園、「牧野植物園」。

実は花業界のそうそうたるメンバーがこの3日間に、皆ニアミスで ここに訪れていた事が後で笑い話で発覚!

この植物園を酒のつまみにディスカッション! (笑)

とっても素敵な場所でした!






土佐寒蘭センターもありました!

高知県は寒蘭の有名な自生地。





次は一日ゆっくり過ごしたい!

高知市内の五台山という場所にあるのですが、麓には蘭園もあり、もちろん、しっかりチェックしてきました。(笑)

高知は自然豊か、そして、自然や植物ととっても付き合う事が上手な県。

専務、本当に大好きな県になりました。


続く


激動の土佐路! その1

2015-09-28 20:44:28 | 日記


遠かった。

頑張った。

熱かった!

3日間に及ぶ 激動の土佐路から帰路につきます。


沢山の植物に会いに行き、

沢山の蘭園を訪れ、

素晴らしい仲間達に再会し、

とてもパワーアップした専務です。


あまりの充実した内容だったため、少しずつ紹介します。


写真は、「モネの庭」

フランスの画家モネが愛した睡蓮の池を再現した、本家フランスが公認をしている庭園です。

植栽はもちろん、光まで美しいと思わせる空間を感じてきました。

植物の見せ方、植物のある空間の素晴らしさは、実際に行かないと分かりませんでした。


実はここから出会いが繋がって行きます。

モネの睡蓮の花 →

(綺麗だな)

後で訪れる牧野植物園で出会ったファラオの墓から見つかった青い睡蓮 →

(スッゴい綺麗だな!)

結婚式でお話出来た、遺伝子組み換えで青い胡蝶蘭を生み出した千葉大 名誉教授 三位先生との話 →

(うわー、偉大な憧れの先生に、専務の青い胡蝶蘭への熱い思い語ってしまった!)

→やっぱり、自然交配で青い胡蝶蘭を目指そう!


花の神様の描いた台本は、本当に仕組まれた物語ように、専務を進めていきました。


まだまだ、高知の旅は続きます。



秋の出張祭り! 第2段 ~高知~

2015-09-26 06:23:54 | 日記



朝晩は肌寒くなり、一週間でこんなにも秋が進んでいるのかと、服装に頭を悩ます専務です。

忙しいのが続き、体の疲労もピークを超え、ここからが勝負! と体に鞭打って、今週も出張です。

今回は、共にオランダ、アメリカで蘭を学んだ、アンディ松井フラワースクールの同期生、石田蘭園の隆博君の結婚式へ出席を兼ねて、高知県内をまわります。


先週の長崎では、本当に沢山の事を学び、考えさせられました。

花作りの名人、と言われる方達のハウスを見ながらお話を伺うと、いくつかの共通点があります。

「 究極の花作り= 感性(センス)× 科学的裏付けが出来る知識 」

私、専務も蘭作りに関しては、相当な感性肌をもって日々、植物に接しているつもりです。

そんな専務と各地の名人達との話は、元素記号と「ズバッ」「サッ~~」みたいな、まるで巨人の長嶋監督的な話 & 理論派名将 野村監督的な話を、同時にしています。

外から見ると、全く解らない会話なんでしょうが、私達にはとっても核心を突いた話なんです。

きっと植物を感動するほど、上手く育てるアプローチは、施設園芸ならどんなものでも基本は同じなんじゃないかな~って思います。

だから一つの作柄の名人は、基本何を作っても名人。


高知ではシンビジュームやエビデンドラム、様々な蘭園をまわる予定。蘭以外の鉢花生産者も高知の仲間からの紹介でまわります。 有名な植物園もあるらしい。

式のために全国から集まるらしい?日本中の花業界のツワモノ達との再会や新しい出会いも楽しみです。


百聞は一見に如かず


父から「どんな教科書の勉強よりも、現場を見る事が一番勉強になる」と教わりました。

秋の忙しい時期の出張は、家族や洋らんセンターのスタッフ達にも沢山の負担をかけてしまいます。

どんなに専務の体がツラくとも、不在を守ってくれる家族、スタッフ達に感謝して、絶対に絶対に洋らんセンターの成長に繋がる「何か」を見つけてきます。

人を幸せに出来て、世界や日本中を花の縁で訪れる事が出来るのだから、こんなにも幸せな仕事は専務にとってありません。

人生初の高知県、きっとチャンスが沢山転がっているので、精一杯チャンスを掴んできます!