座間洋らんセンター専務の小部屋

座間洋らんセンターの専務が洋らんやお花たちに囲まれて巻き起こる出来事を徒然なるままに書き綴ります。

私達の仕事

2015-10-28 20:55:50 | 日記
九州から帰って一週間、専務の中で色々と思うところがありました。


全国、そしてアジアから胡蝶蘭の生産農家が集まった研修会。

蘭漬けの二日間、集中して勉強した、そして充実した時間でした。

とっても、とっても、勉強になった研修会でしたが、その中で、専務は大きな違和感を感じていました。


『何のために蘭を作るのか』


参加者のほとんどの話の前提条件が

「お客さん=花屋さん」

蘭を作るゴールは、花屋さんに買ってもらうために作る。

花屋さんに胡蝶蘭を仕入れてもらったら、それでおしまい。

それを踏まえて、研修会の全ての話が進んでました。

確かに、座間洋らんセンターも花屋さんは大切なお客様なのには変わりません。

一杯、花屋さん達に花を売ってもらってます。

でも、本当にそこがゴールなのか??


専務の中で、違和感が渦巻いていました。



座間洋らんセンターの仕事

「蘭の数だけ笑顔がある。

蘭の数だけ幸せがある。

そんな蘭を咲かせて、届けるのが

私達の仕事です。」


座間洋らんセンターの温室内、スタッフルームに掲げてある、「私達の仕事」です。


座間洋らんセンターのお客様とは、

直接販売した蘭でも、

お花屋さんを通して販売した蘭でも、

最終的に蘭を飾って頂いたお客様が、私達のお客様だと思います。


御祝で嬉しい時はもっと嬉しくなるように。

辛い時は少しでも心が和むように。

全ての蘭で、飾られた場所が幸せになるように。

そのために、一生懸命蘭 作りをしています。

とことんこだわって、突き詰めて蘭作りをしています。

外の農家さんと違ってもかまわない。

座間洋らんセンターは、ぶれないで、とことん究極の蘭を追い求めていこうと思います。




秋の出張祭り!第3段 ~宮崎~

2015-10-27 10:46:46 | 日記



宮崎市内の神社境内の大きな樹です。


専務、宮崎に来ました。

人生初の宮崎! もちろん蘭を見に!

全国胡蝶蘭部門の研修会参加が目的です。

空港から市内まで350円、一時間に1本しか無いワンマン電車に運良く飛び乗れました。

徒歩で会場であるホテルまで向かいます。

日の当たる道を歩くと、汗ばむ気温ですが、今いる境内の日陰は上着を羽織らないと肌寒いくらい。

マンゴーがなるくらいの南国をイメージしていたのですが、神奈川とそんなに違いは無いですね!


二日間、精一杯 勉強してきます!!


こんなカトレアも咲きました、その2

2015-10-26 00:31:49 | 日記


昨年は10月10日、今年は10月2日に咲いた、

(IrenFenny 'Engled' × Glorietta 'Surperber')の選抜個体

写真では伝わりませんが、まんまイングリッドみたいな花です。

専門的な話でしたが、

通常3月~4月に咲く花を、自然開花で10月に咲かす事の出来る品種の開発に成功!

というとカッコ良すぎでしょうか?