花市場では洋蘭の年度末戦線 真っ只中!!
そんな最中に出荷作業の手を止めて、今年もこっそりと夢とロマンを追いかけて、、、
東京ドームプリズムホールで開催中の世界らん展2022で、座間洋らんセンター出品の
Pectabenaria Wow's White Fairies
‘The Premium White'
が、優良賞(全体第三位)をいただきました。
歴代の座間洋らんセンターの作品からすると小ぶりに見えますが、約10年間栽培をした超大作です。
審査の講評で、初めて見た との高い評価をもらい、人々を驚かすような蘭を咲かせたい!という私の人生目標を一歩叶える事が出来たかな?
世界らん展に挑戦できるのは、沢山の方に支えていただいての事で、本当に感謝でいっぱいです。
本来この花は大型蘭展が開催されない夏〜秋に咲く花で、開花調整技術を応用して、真逆の3月に咲きました。
東京農台車の恩師 樋口先生・雨木先生の研究チームが名古屋蘭展の学術コンペで優勝した事から東京農大花き研、そして今の花き懇話会のシンボルマークとなったサギソウ。
それ同じ属の交配種である事から、先人達が解明したサギソウの開花調整技術のノウハウを応用して世界らん展への開花に挑戦!
結果、たまたま?なのか 上手くいった?のか、後半は追っかけましたが、無事タイミングを合わせられられました。
今までの地生蘭のボロボロの失敗経験が、ちょっと報われました。
洋蘭への挑戦には終わりがありませんが、これからもより一層努力しないと思う世界らん展でした。
追伸・いつも大変お世話になってる千葉県柏市の花武・荒木さんの作品が最優秀賞を獲得され、読売新聞の全国面にツーショットで飾れた事は、一生の記念になりました。
荒木さん!おめでとうございます!



