『旅立ち』
大変ご無沙汰になってしまい、申し訳ありませんでした。
5月11日、父が天国へと旅立ちました。
今日が月命日、少し落ちついてきましたのでご報告です。
皆様には生前、父が大変お世話になりまして、誠にありがとうございました。
バラを10年、蘭を40年、合計50年花作りをしてきた、花が大好きだった父でした。
15年もの長い期間、病気と闘って来た父ですが、最後はたくさんの花に囲まれて、生まれ育った座間の自宅から、近親のみで最後の見送りをする事が出来ました。
仕事一筋の父で、私は小さい頃から遊んでもらった記憶がありませんでした。
そんな厳しい父でしたが、私が蘭で良い結果を出すと、誰よりも喜んでくれました。
もっと喜ばせたい一心でここまで頑張ってこれたんだと思います。
今の私にとって大切な事は全て父が築いたモノです。
土台となっている施設、支えてくださっている人、花が大好きで花で人を幸せにしたいと願う仕事に対しての信念。
業界の先輩達から私がとても良くしていただいているのは、きっと父の人柄のお陰なんだと思ってます。
68歳の人生でしたが、父本人が一番悔しかったでしょう。
家族も本当に悔しくて、父に言いたい事が沢山ありました。
しかし、いざ最後のお別れとなると、感謝の言葉しかありませんでした。
これからもっと良い花を咲かせる事が、
座間洋らんセンターをもっと良い会社にする事が、
何より私自身が楽しく笑顔でいる事が、
父への一番の供養となると思い、より一層頑張って参ります。
皆様、今後ともご指導よろしくお願いします。