今週、台湾から大切なお客様が来園してくださりました。
専務にとって蘭の先生であり、大切な親友の娘さん。
春節を前に台湾へ帰国されるので、お父さんの用事で千葉から来てくれました。
植物的な用事を済ませると、大切な話が。
スケジュールのメモを渡され、、、
「加藤さん、審査員をお願いします♪」
実はこのスケジュール、1日ずれており
3/5 TIOS台湾国際蘭展(台南開催)
3/8 WOC世界蘭会議 (台中開催)
二泊分のホテルと食事(たぶん)がプレゼントされます、って内容のメモ。
娘さんのお父さんは、台湾蘭業界のとっても偉い人で、国際蘭展の審査委員長!
今年、台湾では毎年開催されている蘭展と、3年に一度世界のどこかで行われる蘭のオリンピック的なWOC世界蘭会議を、別々の場所でちょっとだけ日程をずらしてダブル開催する台湾の歴史上、もっとも洋蘭に熱くなる特別な2020年なんです。
そんなダブル開催の蘭展のダブル審査員。
ヤバイ。
WOCの審査員、専務の夢の一つです。
審査員と言うより、WOCに直接関われる事が夢でした。
日本で開催されたのは、1989年。
向ヶ丘遊園での開催の時、幼かった専務は父に連れられ何時間も並んでPaph.ミクランサムの花を見た事を良く覚えています。
それが、、、
いきなり審査員。
意外と専務、台湾では有名で、JGP2015チャンピオン、日本胡蝶蘭の農林大臣賞最多受賞者との肩書があります。
そのメッキですが、泊があり、WOCはPhal.の審査員だそうです。
「夢を叶えたい」
誰だってそう思います、手を伸ばせば夢が叶うなら。
しかし、今の座間洋らんセンター、猫の手も借りたいくらい、とっても忙しい。
前回の訪台の計画を一泊二日で組んでいたくらい、忙しい。
専務行く→スタッフみんなに迷惑をかける
どうしよう、、、
母に深刻な顔をして相談すると、
「行ってきな行ってきな、大丈夫だから♪」
と。
かないません、母には。
大丈夫な訳ないのに、
私が行きたいのを充分わかっている上で、心配させないために、軽く言う。
今の専務があるのは、そんな偉大な母あってなんだな、と再確認しました。
で、朝礼でスタッフみんなにお願いをして、
専務、夢を掴もうとしています。
あと1ヶ月半、出来る限りの事をしていきます!