ひとりごと

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プラレール「ディズニーシー エレクトリックレールウェイ」の修理

2023-05-14 20:36:43 | プラレール

以前に不動とのことで購入したもののなかに
「ディズニーシー エレクトリックレールウェイ」があったのでトライしてみました。

電池を入れても、やはり動かないので分解します。
電池部分の上蓋は、下(シャーシ裏側)の「Open」と書いてある箇所のネジで取れます。

 

車体上側はシャーシ裏側の4隅のネジを全て取ると外れます。

ギアボックスが今回初めてのタイプです。
(旧動力屋根スイッチのが一番簡単のように思います(修理台数も多く慣れているので…)。)

シャーシのボスとギアBOXのベロの部分がビス止めされていて
このビスを外せば分離できると思ったのですが外れません………
他にビスで止まっていないか見てみますが見当たりません。

ボスとベロの部分は、少しも浮きもしないので接着してあるようです。
塗料用シンナー(Mrカラー 薄め液)を1滴ここに付けて力を加減(割れないように)しながら
引っ張ると外れました。

(これで駄目ならパーツの境界にカッターの刃を入れて外したと思います。
ディスニーのおもちゃなので小さい子供が簡単に分解できないように
接着してあるのでは?と思いました。
ギアBOXも電池交換時に見えないようにして、小さいデフォルメ感を
出したくて、このギアと電池の位置に決まったように感じました。)



減速機の左側カバーは、簡単に外れました。

 

手前側のモーター端子のハンダは問題無く取れますが、奥側のほうは現状のままでは無理です。
右側のカバーと電池を置く部分のパーツを分けないと奥側のモータ端子に
アクセスできないようなのですが、マイナス側の電極とリベット(ハトメ?)で締結されています。

…ということでリベットを外した(破壊)ところモータの奥側の端子部にアクセスすることができました。

左側ギアケース分離。


リベット外径Φ2.7mm(貫通部)

 

モーター単体で通電しても動かないのでモーターのエンドカバーを外します。
コミュテーターとブラシに劣化(黒色)したグリスが沢山ついていました。
(毎度、毎度これがモーターの通電不良の原因だと思います。)

 

グリスを拭き取ったあとに、タミヤの接点グリスを薄く塗って
モーターを復旧させたところ問題なく回るようになりました。

分解ついでにスイッチレバーの接点を少し起こしたのと
接点の清掃、接点グリスを薄く塗布しました。

分解したリベット部は、手持ちの一番小さいビスでM3超低頭ネジだったので
これを電極の穴を0.1~0.2mm程度拡大させて取付ました。
(あまり電極の穴は広げたくないので、M2.6の超低頭を手配しておこうと思います。)

ネジが長すぎるとギアケース左右のボスのインロー部にあたるので注意が必要です。
(写真の長さで私も行けると思ったらダメで、ネジを2mm程削って短くしました。)

写真のON-OFFギアのスプリング位置(ギア手前側)は間違い(ギアの奥側が正)なのでこの後組み直し。


左側ケースを組むのにモータ行きの電極が干渉するのでよく確認したところ
シャーシの下に取付で電極のベロ(電池のマイナスと接触するところ)だけを上に
出すというのがわかったので、この後修正しています。

 

ギアボックスが組めたら、あとはシャーシに連結器を取付。

次ぎにウエイト戻して本体カバーを組付け。

最後に電池カバーを戻して作業完了です。

 

 

以上になります。



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