923型ドクターイエロー他の修理に続き
ジャンク(といってもジャンクで入手したのに混じっていた車体カバー無しの可動品)の
新動力シャーシ(ライト付)が、ライトは点くのに
車輪が動かないと先日の923型ドクターイエローと同じパターンなので修理しました。
電池は新しいの(1.5~1.6Vあるもの)でも動かないので
モーターが怪しいと思いつつ分解します。
モーターを取り外して端子接続で確認しましたが動きませんでした。
モーターを分解するとコミュテータとブラシに黒いグリスが沢山付いていました。
(↑モーター分解直後)
導電性のグリスが使われていてもともと黒い?
いやいや周囲に飛び散っているグリスは黄色っぽいので劣化したグリスだと思います。
グリスを清掃して接点グリスを少し塗って組み込んだあとに
モーター単体運転(いわゆる「エム単」?)で回転したので
シャーシに組み込みました。
(↑コミュテーター清掃、グリス塗布)
試運転したところ
何故?か車輪が逆回転しました。
モーターの復旧時にエンドカバーを180°反対に組んでしまった
のだと、すぐわかりました。
掃除の際、モーター本体に四角い切り欠きのある方を上側として
置いてしまったようです。
これまで間違ったことはなかったので、うっかりという感じです。
モーターを組み直したとの試運転は大丈夫(良好)でした。
元の位置に組めるよう覚えておくか、メモするか、写真を撮るか、”合いマーク”を打つような
ことをしておいた方がが良いと思います。
(↑正しい組み込み位置)
※今回モーターが逆転したことで“ひらめいた”のですが、汽車、機関車系のウォームピニオンの減速機で、
純正のウォームピニオンは左ネジレで、Am※※onとかで一般に流通しているのは右ネジレです。
参照↓
https://blog.goo.ne.jp/zan06446/e/eb985a6f9451216322628ba35347d19e
純正のウォームピニオンが割れとか摩耗でどうしようもないときは
モーターのエンドカバーを180°回した状態でステーターに組んで逆転状態にして
流通のある右ネジレのウォームを使うと対応できるのでは?という発想がひらめきました!
以前右ネジレで逆転であったがウォームホイールとの動作は特に問題なかったので行けるハズ!!!
今度機関車系の動力で、このようなケースに遭遇した場合に試す予定です。
(但し、モーターには逆回転とか書いておいた方が後々のために良さそう)
以上になります。
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