ジャンク(不動)で以前に入手した
「みずほ、さくら」につき修理に着手しました。
分解してギアケースを見て唖然…
後ろ側の部分が1mm以上(大きい所で2mmくらい)隙間があります。
(日本の職人魂はどこに行ったのでしょうか・・・)
…なので上のロック(爪)が効いていない。
それを時々付いている上部のカバー(写真は取外後)で一部接着
して無理やり固定している感じでした。
モータ横のウエイトはケースに無理矢理圧入されている感じで外れず。
ドライバーで少しずつ動かして外そうとすると割れてしまいました…
モータ下側のウエイトも幅がケース内幅より大きいです。
割れたモータ横のウエイトは、エポキシ接着剤で直してから、モーターがしっくり
装着されるところまで削って調整しました。
最後のほうはどの辺を削ればいいかわからずベアリングレッド(光明丹みたいなの)を
塗って当たりのあるところを削りました。
モーター下側のウエイトの幅とギアケースとの干渉部を削り、
モーター横のウエイトと干渉する箇所はこのウエイトのほうも削りました。
ギアケース後部の隙間が完全に塞がったところまでは行きませんでしたが、
動作に問題なさそうなところまでは仕上げたのでこれで良しとしました。
モーターが不動なので手入れして動くようにしました。
8Tのモーターピニオンがユルユルなので交換。
試運転でのギアの音も、まずまず良好です。
無理矢理組まれていたと思われるストレスでギアBOXにクラックがあったので
割れの先端(進行していくと思われる個所)にストップホール(Φ1mm)を入れておきました。
(無理なく組んだのでもうクラックは進行しないと思いますが)
ギアケースの上側の爪はギアケースの開きグセの影響かと思いますが
爪がひっかからずに外れるので、インシュロックで固定しました。
↑この後リード線とモータ端子をハンダで接合。
ちなみにこの型番(9R304P01E)のギアケースでした。
以上になります。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます