昔のことわざに「流水は腐らず」がある。
似たことわざに「転がる石には苔は生えぬ」もある。
水溜りの水や流れがなくよどんでいる水は腐りやすい。
一方、流れている水は、常に新しい水が入ってくるので腐ることがない。
言い換えれば、絶えず動いているものは、状態が悪くなることはない。
このことわざに似たことが日常の出来事にも見かける。
1.家内が、時々元気なく萎れている鉢植えに底から流れ落ちるまで水をやって
いる。そうすると鉢植えの草木が生き生きと蘇っている。
2.熱帯魚のグッピーを飼っているが、我が家では朝夕に水槽の水を1/3ほど
新しい水に入れ替えている。そのお蔭かグッピーが増える一方で水槽が3つ
になっている。
3.人間の体も同じと思う。軽い運動をして体内の血行を良くし、新鮮な酸素を
体内に取り入れることが健康の源ではないかと。