次の塗装仕上げはあの苦労した「幾何学模様四角本盆」です。
木彫り作業では均一な模様に彫れず、欠けも出て大変でした。写真をよく見るとその様がよく
わかると思います。
塗装作業でもこの掘り込み部分が濃い塗装とムラが発生して思うようにはなりません。
多分、下塗りのとの粉の影響と思います。平面部も色の濃さにムラが出て見苦しい色合いだっ
たのでふき取り修正しました。つやが無くなりましたがこれも良しとして完成です。
今週の月曜日に「ハナミズキの手鏡」の木彫りを完了し、講師よりOKの判定をいただきました。
これで「木立のスパイス立て」「幾何学模様四角盆」「ハナミズキの手鏡」の３点の木彫り作業が
終了したので塗装に取り掛かります。塗装仕上げは作品の順序を逆にして「ハナミズキの手鏡」
から取り掛かりました。
桜の撮影を終了したので、当面は家にこもって作品３点の塗装作業です。下塗りのとの粉塗りを
３回、上塗りのうるし塗りを３回行います。
先の連続TV番組「おひさま」ファンだった者です。会社を退職する前は若い人の教育に携わっていたので
その頃のことを思い出しながら「梅ちゃん先生」を楽しく観ています。
梅子は医者になりたいと父に告白するのですが相手にされず、母や姉にも無理だと反対される。そんな時、
家を出た兄に相談してどうにか味方になってもらう。そして学校の先生にも味方になってもらって、やらねば
の心境になってきたところです。
題名から医専に合格するのはわかっているのですが、梅子の不安な顔を観ていると何か応援したくなる。
人間、何か夢・目標を持ち、実現に向けて努力することが後になって充実した時だったと思うのではないで
しょうか。
梅子に、上杉鷹山の「為せば成る ・・・・・・・・・ 成らぬは人の為さぬなりけり」を贈りたい。