中国当局がチベット族に対する弾圧を激化させているようだ。情報が閉ざされているので細かいことはわからないが。中国は直ちに弾圧を止めチベット族の尊厳と自治を認めるべきである。
それにしても一部の頭の悪いネット右翼は、まるで日本の左翼が中国の味方をしているような180度見当違いの批判をしている。日本左翼の多くは中国スターリン主義を批判してきたし(一部の中国派はともかく)今回の問題も厳しい視点を持って見ている。もちろんだからと言って中国の文化や中国革命についてすべてを串刺し的に捨て去るわけではなく、学ぶべき点は学ぼうとしてきたのだ。
業田良家のマンガに「慈悲と修羅」というチベット問題をテーマにしたと思われる作品がある。ちゃんと読んだわけではないが、軍事力に勝る大国が小国を侵略し非道の限りを尽くすという話のようだ。これがそのまま中国とチベットの史実かどうかは不勉強にして知らないのだが、少なくともその視点は現実の問題に即していると言えるだろう。
そのとき思うことは、中国によるチベット支配の不当性を感じるのはもちろんだが、かつての日本が中国、朝鮮等々の国々を侵略した姿も同じようなものであったろうと言うことだ。
頭の悪い奴には何を言ってもわからないだろうが、まっとうな精神を持った人であるなら、中国を批判すると同時に、自分が生きているこの日本という国が昔おかした犯罪的行為に心を馳せ、反省し二度と加害者にならないようにしようと思うだろう。そうすることによってチベット問題は私たちひとりひとりにとって主体的なテーマとなるのである。
それにしても一部の頭の悪いネット右翼は、まるで日本の左翼が中国の味方をしているような180度見当違いの批判をしている。日本左翼の多くは中国スターリン主義を批判してきたし(一部の中国派はともかく)今回の問題も厳しい視点を持って見ている。もちろんだからと言って中国の文化や中国革命についてすべてを串刺し的に捨て去るわけではなく、学ぶべき点は学ぼうとしてきたのだ。
業田良家のマンガに「慈悲と修羅」というチベット問題をテーマにしたと思われる作品がある。ちゃんと読んだわけではないが、軍事力に勝る大国が小国を侵略し非道の限りを尽くすという話のようだ。これがそのまま中国とチベットの史実かどうかは不勉強にして知らないのだが、少なくともその視点は現実の問題に即していると言えるだろう。
そのとき思うことは、中国によるチベット支配の不当性を感じるのはもちろんだが、かつての日本が中国、朝鮮等々の国々を侵略した姿も同じようなものであったろうと言うことだ。
頭の悪い奴には何を言ってもわからないだろうが、まっとうな精神を持った人であるなら、中国を批判すると同時に、自分が生きているこの日本という国が昔おかした犯罪的行為に心を馳せ、反省し二度と加害者にならないようにしようと思うだろう。そうすることによってチベット問題は私たちひとりひとりにとって主体的なテーマとなるのである。