CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-041「スティーヴン・キング エイジ・オブ・パンデミック」(アメリカ)

2024年02月11日 14時28分57秒 | アメリカ映画

これで彼も今夜は満腹ね

 ネブラスカ州ライルストーンの広大なトウモロコシ畑は深刻な不作が続き、大人たちは畑を焼き尽くして町を捨てようとしていた。

 牧師に育てられトウモロコシ畑が自分の居場所である孤児イーデンは、トウモロコシ畑には怪物「歩く者」がいると信じ、神様と崇めていた。

 大人たちの計画を知ったイーデンは他の子どもたちを扇動し、模擬裁判で大人たちを裁こうとするが。(「作品資料」より)

 

 邦題にあるとおり、スティーヴン・キングの小説を映画化したスリラー。

 トウモロコシを生活の糧にしていたライルストーンの住民たち。

 しかし、そのトウモロコシ畑も不作が続き、ついに住民たちはトウモロコシを捨てることを決定する。

 それに反対するのは、18歳のボーリンや孤児のイーデンたち。

 何とかトウモロコシ畑を捨てることをやめさせようとするが、ボーリンとイーデンのやり方は違っていた。

 自らを赤の女王と名乗るイーデンは、子供たちを扇動し、大人たちに対し凶行に出る。

 ついにはイーデンたちは、町を乗っ取り、大人たちを処刑していく。

 大人たちの身勝手さに業を煮やした子供たちが凶行に及ぶ様を描いている。

 イーデンは、トウモロコシ畑の中に潜む〝歩く者〟の存在を示唆する。

 果たして子供たちが狂気に陥るのは、トウモロコシ畑に潜む歩く者による影響なのか、それとも別の理由があるのか。

 ボーリンはこの状況を終わらせようと奮闘する。

 子供たちは手加減も慈悲も知らずという感じで、その凶行の様は恐怖心を煽る。

 歩く者に関しては、何かが潜んでいるのでは、という雰囲気は醸し出すが、その姿は見せない。

 イーデンの妄想かと思われたところで、アッと驚く展開になる。

 子供たちが狂気に走る様を描き、加えてホラー要素もあり、面白い1本であった。

/5

監督:カート・ウィマー

出演:ケイト・モイヤー、エレナ・カンプーリス、カラン・マルヴェイ、ブルース・スペンス

於:ヒューマントラストシネマ渋谷


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