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CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

20-036「サイバー・ゴースト・セキュリティ」(オーストラリア)

2020年01月26日 22時34分05秒 | オーストラリア映画
くたばれ、ママ
 はるか昔から壮絶な戦いを続けてきたネクロマンサーと悪魔。ネクロマンサーは悪魔をインターネット上に封印するが、悪魔はインターネットを介して世界中の人々を操ろうとする。
 ひょんなことから幽霊の姿が見えるようになった人間のハワードは、謎のゾンビに襲われたところをネクロマンサーの生き残りたちに助けられる。
 自分の両親がネクロマンサーだったと知ったハワードは、生き残りたちと手を組んで悪魔に立ち向かう。(「作品資料」より)


 太古から繰り返される悪魔とネクロマンサー(魔術師)の戦い。
 そして現代、悪魔はネットを通じて人間の魂を吸い取り、乗り移る。

 そんな悪魔を退治するのが生き残ったネクロマンサーたち。

 ある日、ふとしたことで幽霊が見えるようになった男、ハワードは悪魔に襲われたところをネクロマンサーに助けられる。

 更に、ハワードの両親もネクロマンサーであったが、母親がダークサイドに落ち、今や悪魔のボスとなって、世界を崩壊させようとしていることを知る。

 ダークサイドに誘われるハワードであったが、それを振り切り、ネクロマンサーのモリーたちと共に母親である悪魔を討伐するため動き出す。


 悪魔と悪魔ハンターの戦いであるが、ネットを通じて悪魔が襲い来るといういかにも現代的なSFアクション。

 ネクロマンサーは皆体に埋め込んでいるものがあり、それによって自分の魂をネットに入り込ませることが出来る。

 しかし、それは命の危険を及ぼすもの。

 新たにネクロマンサーとして戦いに参加することになったハワード。

 仲間を失っていく中、ハワードは母親でもある悪魔を倒すため、戦いに挑む。

 
 人間であるネクロマンサーや、肉体を失ったものの、3Dプリンターで生み出された肉体を駆使する者や、死んだもののハワードによって悪霊とされ、ハワードにとり憑く友人など、ちょっと変わった面々がチームとして活躍するSFアクション。

 スマホを通じて、人々を乗っ取ろうと考える悪魔であるが、ほとんどの人がスマホを持っているため、簡単に人間は悪魔にとり憑かれてしまう。
 更に、架空の幽霊を捕まえることが出来るというスマホゲームがあり、ちょっとあるゲームを思い出させるものがあったな。

 コミカルな要素を時折見せているが、頭が潰れたり、腕がもがれたりと、スプラッタな映像もあり、基本的にはシリアスなバトル・アクションとなっている。

 
 ハワードの母親で悪魔のドンを演じていたのが、〝イタリアの宝石〟と呼ばれた「007 スペクター」等のモニカ・ベルッチ。
 最初登場した時、もしかしたらと思いつつ、オーストラリア作品だからなと思っていたが、エンドロールを見ると、やっぱり彼女だった。
 何となく、驚きの出演だったな。

/5

監督:キア・ローチ=ターナー
出演:ベン・オトゥール、デヴィッド・ウェンハム
   モニカ・ベルッチ、キャロライン・フォード、テス・ハウブリック
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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