CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

17-349「ジグソウ:ソウ・レガシー」(アメリカ)

2017年12月12日 01時18分51秒 | アメリカ映画
自由の鍵はこの中にある
 街中の公園で死体が見つかり、その状況から伝説の連続猟奇殺人犯“ジグソウ”が想起される。しかしジグソウことジョン・クレイマーは10年前に死んだはず。
 模倣犯か彼の後継者の仕業と睨み捜査を開始する刑事のハロランとキースだったが。(「allcinema」より)


 「SAW ソウ ザ・ファイナル 3D」でいったん終わったシリーズを再開させた作品。

 拉致された男女が、ジグソウの仕掛けたゲームに命がけで挑む姿が描かれたサスペンス・スリラー。

 
 再びジグソウの手によるゲームが仕掛けられるが、ジグソウは10年前に死んだことになっている。

 そんなゲームで犠牲者が出るが、その死体が公園などに捨てられ、刑事のハロランやキースが捜査、更に検視官のローガンとエレノアもその遺体を調べ、本当にジグソウの仕業なのか調査する。

 物語は、5人の男女が命がけのゲームに挑戦する様子と、ハロランやローガンたちが犯人を突き止め、生き残っているゲームの参加者を救い出そうと奮闘する様が並行して描かれる。

 果たしてジグソウは生きているのか、それとも後継者か模倣犯なのか。

 同時に捜査する刑事や検視官も怪しいところが多々出てきて、もしかすると彼らの中に真犯人がいるかもしれないと思わせる展開。

 ゲームの行方も気になる展開であったが、そのゲームを仕掛けた真犯人を突き止める展開も気になるところ。

 正直ゲームの仕掛けなどはアッサリした感じもあって、それ程衝撃感はなかったかな。

 真犯人が仕掛けたものも、ちょっと無理あるような感じもしたが、その凝った設定はなかなか面白かった。

 しっかりトビン・ベル演じるジグソウも登場し、そこは驚かされるが、そのからくりは驚くというよりも、ああそうなのかという納得するぐらいのものだったかな。

 「SAW」シリーズとしてはやや疑問を感じなくもないが、不条理な設定に巻き込まれた者たちを描いたシチュエーション・スリラー、そしてその謎を明かしていくものとしては、まずまず面白かったかな。

/5

監督:マイケル・スピエリッグ、ピーター・スピエリッグ
出演:マット・バスモア、カラム・キース・レニー、クレ・ベネット、ハンナ・エミリー・アンダーソン
    ローラ・ヴァンダーヴォート、マンデラ・ヴァン・ピーブルズ
    ポール・ブラウンシュタイン、ブリタニー・アレン、ジョサイア・ブラック、トビン・ベル
於:池袋シネマ・ロサ

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