CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

22-011「ニューヨーク1997」(アメリカ)

2022年01月16日 22時59分38秒 | アメリカ映画
スネークと呼べ
 近未来、アメリカ政府はニューヨークのマンハッタン島を巨大な刑務所に改造し、そこは300万人もの囚人が暮らす無法地帯と化していた。
 ある日、大統領専用機がテロリストにハイジャックされ、ニューヨークに墜落。大統領は脱出ポッドに入り生き延びたものの、凶悪なギャングに人質として捕らえられてしまう。政府は、強盗罪で収監予定だった元特殊部隊員スネーク・プリスキンに大統領の救出を命じる。
 体内に時限爆弾を埋め込まれたスネークは、単身ニューヨークへと降り立ち大統領の行方を追う。(「作品資料」より)


 「ザ・フォッグ」のジョン・カーペンター監督が1981年に製作した作品。

 1997年のニューヨークを舞台とした近未来SFアクションとなっているが、今となっては昔。

 1988年には犯罪率が400%とという想像つかない数字となったアメリカでは、マンハッタン島を巨大刑務所にして囚人たちを閉じ込めていた。

 そこに大統領専用機が墜落。大統領は脱出ポッドで生き延びるが、そこに住まうギャングに捕らえられてしまう。

 政府は、収監予定であった元特殊部隊員のスネーク・プリスキンに目を付け、彼に恩赦と引き換えに、24時間以内に大統領を連れて戻るよう命じる。

 監獄と化し、荒廃したマンハッタンでスネークは一人、大統領を見つけ出し、連れ戻すために奮闘する。

 政府に無謀な命を受けたならず者が、戦いに身を投じるという話は王道的だったかな。

 体に24時間後に爆破する爆弾を仕込まれたスネークは、否も応もなく従わざるを得ない状況とはなる。

 そうなると時間内にスネークは大統領を見つけ出し、連れ戻すことが出来るのかが興味深いところ。

 かつてスネークを知る者が現れ、手助けしたりするが、大統領を捕らえてるギャングに捕まっってしまい、これまた無謀な見世物としての闘いを強いられたりする。

 途中、スネークが隠れた店にいた女性が、これから行動を共にするのかと思ったら、やけにあっけなく退場してしまったな。

 王道的な展開のアクションであったが、最後に一捻り効いており、そこは面白かった。

 ちなみに、続編となる「エスケイプ・フロム・L.A.」という作品が製作、公開されており、そちらも鑑賞したと思うのだが、内容は記憶に残っていないな。

/5

監督:ジョン・カーペンター
出演:カート・ラッセル、リー・ヴァン・クリーフアイザック・ヘイズ
   アーネスト・ボーグナイン、ドナルド・プレザンス、トム・アトキンス
   エイドリアン・バーボー、ハリー・ディーン・スタントン
於:新宿武蔵野館

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