CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

18-232「イット・カムズ・アット・ナイト」(アメリカ)

2018年12月03日 00時33分17秒 | アメリカ映画
最後に信じられるのは家族だけだ
 とある森の奥深くでは、ポールと妻のサラ、17歳の息子トラヴィスが未知の感染症に怯えながら暮らしていた。もはや人類は絶滅の寸前と思われ、ポールにとっては、そうした世界の脅威から家族を守ることだけが全てだった。
 やがて、そんな彼らのもとに、もう一組の家族が合流する。最初は警戒するポールだったが、ウィルと名乗る男の頼みを聞き入れ、“夜は入り口の赤いドアを常にロックする”というルールを必ず守ることを条件に、彼とその妻キム、幼子のアンドリューを受け入れる。
 こうして始まった2家族の共同生活は、互いに徐々に打ち解けていき、いつしか軌道に乗り始めたかに思われたが。(「allcinema」より)


 いったい夜に何がやって来るのか。
 タイトルから興味深い作品。

 実際、やって来たのは、一人の男。
 しかし、夜な夜な、17歳のトラヴィスが見る悪夢。
 それがやって来るものの正体に繋がっているのかもしれない。

 てっきりホラーかと思ったが、未知の感染症に脅えながら暮らす家族と、その家族の元にやって来た別の家族。
 そんな彼らの共同生活を描いたサスペンス・スリラー。

 妻のキムと幼い息子、アンドリューを連れてやって来た男、ウィル。

 ポールと妻のサラ、17歳の息子、トラヴィスは彼らを迎え入れ、共同生活を送ることになるが、果たしてウィルたちが信用に足る人物たちなのかが気になり、この先どのような展開になるのか興味深い。

 そして、ある夜の事件をきっかけに事態は急展開を見せる。

 ポールたちが見た本当の〝それ〟とは。
 本当に感染していたのは。

 先に何が起こるのか計り知れず、大きな展開を見せる話ではなかったが、全編緊迫感の伴った作品。

 ちょっとラストは判りづらかったかな。

/5

監督:トレイ・エドワード・シュルツ
出演:ジョエル・エドガートン、クリストファー・アボット、カルメン・イジョゴ
   ケルビン・ハリソン・ジュニア、ライリー・キーオ、グリフィン・ロバート・フォークナー
於:新宿シネマカリテ

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